監督:ルイス・ティーグ
出演:ルトガー・ハウアー/ミミ・ロジャーズ/ジョアン・チェン/ジェームズ・
レマー/スティーブン・トボロウスキー/他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
近未来のアメリカ。
銀行の貸金庫から大量の宝石を盗んだ3人組の窃盗団の一人、フランク(ハウアー
)は仲間で恋人のノエル(チェン)の裏切りで、彼女に銃で撃たれ重傷のまま逮捕さ
れる。
しかし、フランクは撃たれる前に、盗んだ宝石をどこかに隠しとった。
回復したフランクは、凶悪犯ばかりが集められるキャンプホリデーとゆ〜刑務所に
移送される。
ここは監視も、囲いも無い刑務所で、そのかわり爆薬が仕込まれた特殊な首輪を服
役者に嵌めさせる最新ハイテク刑務所じゃった。
首輪からは電波が発信されとり、2つで一組になっとり、無理やり首輪を外そ〜と
したり、セットの首輪が100ヤード以上離れると爆発する仕組みになっとった。
誰の首輪とセットになっとるかが判らんので、二人で脱獄する事も無理じゃ。
このシステムを発明開発した刑務所長は、フランクに宝石の隠し場所を教えたら刑
務所での暮らしを優遇すると持ちかけるが、当然フランクは申し出を拒否する。
囚人の中に所長とグルの暴力団のボスがおり、フランクにいやがらせをする。
所長もフランクに拷問のよ〜な、懲罰を与えたりする。
しかしフランクは、宝石の隠し場所を絶対に喋らんかった。
女囚のトレイシー(ロジャーズ)が、身体を代償に看守から聞き出した自分の首輪
のペアの相手が、フランクと判明したと近づいて来る。
トレイシーは自分を裏切った元恋人の上院議員の息子に会いたい為、フランクに一
緒に脱獄しょ〜と持ちかけ、二人は刑務所から逃走する。
国へこのハイテク首輪のシステムを売り込もうとしとる刑務所長は、宝石も狙っと
るんで、脱獄者の二人の捜索を執拗に行う。
フランクの脱獄を知ったノエル達も、宝石を取り戻そうとフランクを追いかける・
・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
ルイス・ティーグ監督は、アクション物が得意で、アクション・シーンのテンポの
良さはさすがに手慣れたもんで、グイグイ引っ張ってくれる。
主演のルトガー・ハウアーは「ブーレード・ランナー」で不気味なレプリカントを
見事に演じた、お馴染みのアクション俳優じゃ。
今回もドタバタ、ドタバタと動きまわる演技をこなしとる。
ただし、役柄が電子技術のエキスパートとなっとり、腕力はそんなに強くないとゆ
〜設定なんで、今までの強いハウアーを期待して観たら、多少歯痒い思いをするかも
しれんで〜?
共演のジョアン・チェンは、「ラスト・エンペラー」なんかにも出とったが、何と
ゆ〜てもあの「ツイン・ピークス」のパッカード製材所のパッカード未亡人役でお馴
染みじゃね〜?
最初はパッカード製材所の経営者じゃったんが、途中からメイドにされてしまう女
性じゃね〜?
えっ?知らん?
判らん人はビデオで「ツイン・ピークス」を観て〜ね。
それはともかく、この映画では東洋人特有の、あの無表情なキャラクターを生かし
(?)、恋人を平気で裏切る悪女を好演しとる。
脱獄物には手錠をはめられたままの二人が逃げるとゆ〜設定がよ〜有るが、この映
画も、脱獄した二人が100ヤード以上離れられんとゆ〜似たよ〜な制約が有り、不
測の事態で二人の距離が離れそ〜になると、どっちかが慌てて片方を追いかけて距離
を縮めんといけんので、ここらへんはちょっと面白い設定じゃ。
ただ裏切りが頻繁に起こるんで、段々先読みしてしまうよ〜になり、途中からある
程度ストーリーの推測が出来てしまうんで、ここらへんは、裏切りの構図をもうちょ
っと絞った方が、より面白くなったかもしれんの〜?
じゃが、アクション物のお好きな方には、お薦めの映画じゃね〜。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−