監督:ケビン・レイノルズ
出演:ケビン・コスナー/デニス・ホッパー/ジーン・トリプルホーン/ティナ・
マジョリーノ/マイケル・ジェッター/ジェラード・マーフィー/他
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【物語】
2X世紀、地球の温暖化により極冠の氷が溶け、海水位が上昇し、ほとんどの陸地
が海に没した。
それから数百年を経て、わずかに生き残った人間は、海上にガラクタを寄せ集めた
環礁を作り、その上で生活しとった。
またある者は、集団でタンカーに住みつき、海賊行為をしとった。
ヨットで広い海を航海する、一匹狼の流れ者マリナー(コスナー)はミュータント
で、海中でも息が出来るエラを持っとった。
マリナーが海中深くから採取した”土”は、物々交換が原則のどこに行っても、十
分な商品価値が有り、それで何とか生活しとった。
ある環礁都市にマリナーが寄港した時、都市がディーコン(ホッパー)の率いる海
賊の襲撃を受ける。
背中に幻の陸地”ドライランド”への地図を背中に刺青された少女エノーラ(マジ
ョリーノ)と養育母のヘレン(トリプルホーン)と知り合ったマリナーは、海賊の狙
いが環礁都市に住むエノーラの背中の地図と知り、エノーラとヘレンの二人と一緒に
マリナーのヨットで脱出する。
じゃがディーコン一味は”ドライランド”への地図を求めとり、執拗な追跡が・・
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《独断感想・エトセト欄》
SF近未来アクションで面白い。
ケビン・レイノルズ監督は、この荒唐無稽な内容を、飽きささずに興味深く、最後
まで一気に観せてくれる。
アクション・シーンも迫力満点で、これでもか、これでもかと、危機、また危機の
連続をうまく構成しとる。
巨費を投じて制作した、海上都市の大セットも、本物のリアリティを感じさせてく
れ、映画に奥行きをつけとる。
ケビン・コスナーは、一匹狼のミュータントを、淡々とした演技でこなしとり、そ
れがかえって良い雰囲気を出しとる。
デニス・ホッパーは、さすがの存在感で、タンカーを根城にした大勢の人間から、
超能力者のように畏怖され、また付近の海上都市の人間からは、冷徹な非情集団とし
て恐れられる海賊集団のボスを怪演しとる。
悪役、わき役がうまいと映画が面白くなる見本のようなもんじゃ。
ジーン・トリプルホーンは、どっちかとゆ〜とあまり色気を感じささん、中性的な
イメージの地味な部類に入る女優じゃが、この映画の役所にはピッタシで、派手さの
ない演技が好感が持てる。
ティナ・マジョリーノは背中に”ドライランド”への地図を刺青された少女役を、
うまい演技でこなしとり、この辺にハリウッドの子役の層の厚さを感じさせる。
他のわき役陣も、粒が揃っとり、キャスティングも良い。
冒頭、ユニヴァーサルの商標の地球が、回転を停め、地表が水没して行くところな
んかの導入部もうまい。
じゃが、最後の結末は何か物足りん感が残るのはわしだけじゃろ〜か?
もっとも、あ〜せんかったら、まとめようが無いけど・・・
しかしま〜、海の色の綺麗な事!!
カメラのうまさで、青く澄んだ海原が見事に撮られとる。
日本国内での映画興行成績は、どうじゃったんか知らんが、それほど大ヒットした
とは聞いとらんが、内容はA級なんで、アクション映画の好きな方は是非どうぞ。
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