トイ・ストーリー
Toy Story
    
 1995年  米  ウォルト・ディズニー

 (88分) 字幕スーパー版  日本語吹替版  二カ国語版

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド  コピーガード仕様

 ビデオリリース日:1996年11月1日

 監督:ジョン・ラセッター                         
 声 :トム・ハンクス/ティム・アレン/アニー・ポッツ/ドン・リックルズ/ウ
    ォーレス・ショーン/ジム・バーニー/他               
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【物語】
 おもちゃ達は、人間が部屋から居なくなった昼間や、寝静まった夜中に、勝手に動
き出し、自分達だけのコミュニティを作っとった。               
 男の子アンディのお気に入りのおもちゃ、保安官人形のウッディは、アンディの持
っとるおもちゃ達のまとめ役じゃった。                    
 おもちゃ達は、子供の誕生日やクリスマスのプレゼントに贈られた新しいおもちゃ
に子供の気持ちが移り、自分がいつか飽きて捨てられるのを一番恐れとった。   
 アンディの誕生プレゼントに、人形のスペースマン、バズ・ライトイヤーが母親か
ら贈られ、アンディはバズにすっかり夢中。                  
 それまでアンディの一番のお気に入りじゃったウッディは、一番の座を新入りに奪
われ、心中穏やかじゃ〜ない。                        
 しかもバズは自分を、本物の宇宙飛行士で異星に不時着した人間じゃと思おとるよ
うで、おもちゃのコミュニティを壊すんで、まとめ役のウッディは頭が痛い。   
 アンディの二階の部屋の窓から、誤ってバズを家の外に落としてしまったウッディ
は、他のおもちゃ達から、バズの人気を妬んでの故意の犯行じゃと責められ、何とか
バズを連れ戻そう家の外に探しに出るが、隣の家に住む、おもちゃを壊す事が生き甲
斐の悪ガキにつかまり、どんどん状況が悪くなって行く・・・          
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《独断感想・エトセト欄》
 全編がCGで製作されたファンタジー・コメディ・アニメで非常に面白い!!  
 子供向けなんで、物語は単純で判り易い。                  
 しかも、結構ハラハラ、ドキドキさせてくれ、最後まで飽きささずに観せてくれる
のは、オールCG製作とゆ〜新技術の見せびらかしじゃ〜なく、内容がいかにしっか
りしとるかとゆ〜事じゃ。                          
 勿論CG技術も実にシャンとしとる。                    
 夜のガソリンスタンドに出入りする、車のヘッドライトが夜霧でボケる具合なんか
実に素晴らしい。                              
 もっとも、霧にライトが霞んだりするのは、CGの技術として既に有ったものじゃ
が、更に洗練された形で表現されとり、見事な出来じゃ。            
 冒頭の”ウォルト・ディズニー”の商標と共に出るシンデレラ城まで、CGで立体
的に表現されとるのにはニンマリさせられる。                 
 最初のうち、アニメ・キャラクターのCG特有の立体描写に、かえってこれまでの
ディズニーのセル・アニメと比べて抵抗が有ったが、それも映画が進行すると、内容
の面白さから、そんな事は忘れてしまい、おまけにCGの映像に慣れて来て、不自然
さを感じなくなる。                             
 CG映像では、おもちゃ達より、時々現れる本物の人間を描いたCGの方に最後ま
で抵抗感が残るのは、人間のキャラクター・デザインがおもちゃほど力が入っとらん
よ〜に見えるし、CG人間の肌のノッペリ・ツルツル感が生理的な嫌悪感を抱かせる
け〜じゃが、これもアニメとゆ〜観点で見ると、人間だけがリアルでもしょうがない
んで、あえてこの程度にデフォルメして仕上げとるんじゃろ〜ね〜?       
 CGによる緻密な背景描写もすごく、これは大画面で、よりハッキリとそのすごさ
が認識出来るんで、出来るだけ大きなモニタで見ると良いで〜。         
 ところで、主人公ウッディの持ち主のアンディの家も、隣の悪ガキの家も、母親の
姿しか見えず、父親は現れん。                        
 これは現在のアメリカが、シングル・マザーの家庭がいかに多いのかを現しとるの
か、はたまた父親はずっと不在なのか?よ〜判らんが、何にしても「わんわん物語」
や「101匹わんちゃん」のような、夫婦が仲良く暮らしとる子供番組の模範的家庭
とゆ〜表現が無いのは、これも時代の流れか?                 
 試写会で観た時、エンド・クレジットで日本語で主題歌の題名と日本人歌手名がス
クロールし、日本語の歌がBGMで流されたのには驚いたが、ビデオでは日本語吹替
版は日本語のBGMで、字幕スーパー版は英語のBGMじゃった。        
 字幕スーパー版は、英語のセリフにCGの口の動きがピタッとシンクロしとるのが
判り、また声はトム・ハンクスなどの豪華キャストなんでお薦めじゃ。      
 普段はあまりお勧めせん、日本語吹替版じゃが、このビデオは、バズを所ジョージ
が、ウッディを唐沢寿明がやっとり、所はハメを外さず真面目(?)にアフレコしと
り、声だけ聞くと所とは判らんくらいじゃ。                  
 唐沢の方も、キャラクターにピッタシ合っとり、日本語吹替版も結構楽しい。  
 これもCG製作アニメじゃけ〜こその、吹替による抵抗感が少ないのかも?   
 最後の最後に、このCGアニメをディズニーと共同製作した、ピクサー・アニメー
ション・スタジオのロゴと、デスクライトがヒョコヒョコ動くシーンが見れるんで、
是非ここまで見て〜ね。                           
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