タワー
THE TOWER
    
 1992年  米  FNM

 (92分)

 Hi−Fiステレオ  ウルトラステレオ

 ビデオリリース日:1993年4月2日

 監督:リチャード・クレター                        
 出演:ポール・レイザー/スーザン・ノーマン/リチャード・ガント/アナベル・
    ガーウィッチ/他                          
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【物語】
 コンピュータが高層ビル全部を管理しとるインターコープ社に、元ポップス作曲家
のトニー(レイザー)が就職する。                      
 彼はレコードを出した事が有るが、あまり人気も出ず、生活の為、安定した仕事を
得ようと考え、インターコープ社は新しい方向からの斬新なアイデアと求めるため、
元作曲家とゆ〜経歴の彼を雇った。                      
 トニーをこの会社に斡旋した人事課の女性社員リンダ(ノーマン)は、トニーがミ
ュージシャンの自由さに染まった男で、コンピュータで管理され、規則の多いこの会
社でうまくやっていけるかどうか、就職を世話した自分のミスになる可能性が有るん
で心配しとった。                              
 ハイテクビル内は、どこに行くにも身分証明のIDカードが必要で、それにより社
員一人ずつの行動をコンピュータのキャス(C−A−S)が監視しとった。    
 そんな大事なIDカードを、社員は皆大切に取り扱っとったが、重要性の認識が無
いトニーは、IDカードをぞんざいに扱い、傷つけてしまう。          
 更に、トニーは会社の規則を覚えずに出社しとるんで、彼の行動は規則違反だらけ
になり、キャスはトニーを要注意人物としてマークする。            
 入社早々、社長に残業を命じられ、一人会社に残ったトニーは、傷ついたIDカー
ドが読み取りエラーになり、ドアも開けられん事になり、ドアを壊す。      
 これによりキャスはトニーを危険な侵入者として認識し、セキュリティ・システム
を作動させ、侵入者の排除行動を開始する。                  
 ビルのガードマンにIDカードがおかしいと文句を言うと、ガードマンはトニーの
IDカードでエレベータを呼び、正常にエレベーターが来たんで、異常無しと言い、
トニーをフロアに残し、ガードマンは呼んだエレベーターに乗る。        
 キャスはエレベーター内の人間をトニーと誤認し、エレベーターのドアで挟んで殺
す。                                    
 トニーは社長に呼ばれ、社長室のサウナ温度を自分のIDカードで設定する。  
 キャスはサウナ室の人間をトニーと誤認し、社長を加熱して殺してしまう。   
 事態の異常さに気づいたトニーじゃが、自分が狙われとるは気づかず、キャスのシ
ステムエラーによる事故じゃと思い、何とかビルの外に出てホッと一息ついたが、新
入社員のトニー一人を残業でビルに残した事を心配して戻って来たリンダがビル内に
入るのを見て、トニーも慌ててまたビルに入ると、キャスによる侵入者排除の動きは
更に激しくなって、二人を襲う・・・                     
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《独断感想・エトセト欄》
 ハイテクのビルのセキュリティ・システムが、IDカードでしか個人を識別出来ん
とゆ〜点を突いて、面白い映画になっとる。                  
 「ダイハード」(1988年/監督:ジョン・マクティアナン/出演:ブルース・
ウィリス/他)のよ〜に、ビル内でのアクションばっかしで、ビルの地下から屋上ま
でを、上がったり下がったりするんも同じよ〜な感じじゃ。           
 じゃが「ダイハード」と違い、相手は人間じゃの〜て、ビル内の全設備なんで、通
気ダクト内も侵入者排斥システムとなるんで大変じゃ。             
 エレベーターも、窓の外の窓拭き用ゴンドラもコンピュータの管理で、侵入者排除
の為、機械的にシステムとして人間を襲うとゆ〜のは、「ハウス」(1977年/監
督:大林宣彦/出演:池上季実子/他)のよ〜に、ホラー的に家が人を襲うのとは違
い、発想としては中々え〜ところを突いとるで〜。               
 監督や出演者があまり有名で無いんで、かえってストーリーや構成を重点的に観る
よ〜になるが、最後まで一気に観せてくれる出来になっとり、B級の上とゆ〜ところ
か?                                    
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