トゥームストーン
TOMBSTONE
    
 1993年  米  シネージ

 (130分)

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1994年9月25日

 監督:ジョージ・パン・コスマトス                     
 出演:カート・ラッセルバル・キルマーマイケル・ビーンビル・バクストン
    /サム・エリオットチャールトン・ヘストンビリー・ゼーン/他   
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
 ダッジ・シティの保安官を辞め、親友の元医師ですご腕ガンマンのドク・ホリディ
(キルマー)の住むトゥームストーンで、静かな第二の人生を始めようと、アープ三
兄弟は夫人同伴で移住して来る。                       
 ワイアット(ラッセル)は、すでに名前が知れとり、トゥームストーンの町に来る
や、すぐさま一目置かれる立場になる。                    
 ワイアットはこの町で、今後は実業家としてやって行こうと考えとった。    
 場所は良いのに乱暴者が居座り、客が寄りつかん酒場に目をつけたワイアットは、
早速その酒場に乗り込み、乱暴者を追い出し、用心棒として酒場の賭博場の売上金の
25%を貰う話をつける。                          
 更に、その賭博場の胴元になり、確実に稼ぎを増やしていく。         
 ”カウボーイズ”とゆ〜、赤いスカーフを仲間の目印に巻いた乱暴者集団が居り、
西部の町を荒らして回っとった。                       
 トゥームストーンも、彼らに牛耳られとり、ワイアット達とは事ある毎に揉め、と
うとうトゥームストーンの町はずれの”OK牧場”で、アープ三兄弟と親友のドクの
四人グループ対”カウボーイズ”の決闘が始まる。               
 ”OK牧場”の決闘にワイアット達は快勝するが、”カウボーイズ”の残党が仇討
ちに、ワイアットの弟を闇討ちで殺し、兄に重傷を負わせる。          
 怒ったワイアットは、連邦保安官に志願し、”カウボーイズ”の一味をかたっぱし
から殺してまわりはじめ、”カウボーイズ”とワイアットの壮絶な銃撃戦が続く事に
なる。                                   
 過酷な戦いの毎日に、肺病持ちのドクの病状は悪化するが、ワイアットには大事な
親友でもあり、頼りになる相棒でも有ったんで、ついつい討伐に連れ歩く・・・  
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
 硬派の西部劇で、手に汗握る面白さじゃ。                  
 何か「用心棒」(1961年/東宝/監督:黒澤明)や「荒野の七人」(1960
年/米/監督:ジョン・スタージェス)を見とるような、”チャンバラ映画”的な面
白さが有り、ガンアクションもリアリズムタッチで迫力満点じゃ。        
 ジョージ・P・コスマトス監督は、丁寧な描写と分かり易い展開で、最後まで一気
に観せてくれる。                              
 また、わしが持っとったワイアット・アープのイメージとは大分違うものを見せて
くれるんで、非常に面白く観た。                       
 有名な”OK牧場”の決闘もそうじゃが、どっちかとゆ〜と、その後の方を重点的
に描いて有るのが興味深い。                         
 また、”OK牧場”は別に広い牧場じゃ〜なく、町中の馬を預かる場所じゃとゆ〜
のもハッキリ判って面白い。                         
 主演のカート・ラッセルは、今まで多くの有名男優が演じたワイアット・アープと
はキャラクターそのものが違うとは言え、彼なりの味わいが十分に出とり、かえって
あまりハンサムでないラッセルの雰囲気で、よりリアルなワイアット像が浮かび上が
る。                                    
 共演のバル・キルマーは、すご腕のガンマンとして恐れられた肺病持ちのドク・ホ
リデーを、不気味な雰囲気を常に漂わせながら、うまく演じとる。        
 ワイアットとドクの男同士の固い友情をメインに描いてあり、二人がお互いに助け
あいながら敵に向かって行くのは、男の友情の強さを、しっかり感じさせてくれる。
 チャールトン・ヘストンが、正義感溢れる老牧場主役で元気な姿を見せてくれとる
のも、オールド映画ファンにはたまらんね〜?                 
 ナレーションをロバート・ミッチャムがやっとるのも豪華じゃ。        
 何にしても、久しぶりに血湧き肉踊る、興奮の西部劇に会えたで〜。      
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



BACK TOP