タイタニック
TITANIC
    
 1997年  米  20世紀フォックス

 レンタル用(198分)=前編(110分)+後編(88分) コピーガード仕様

 販売用  (201分)=前編(109分)+後編(92分) コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド  シネスコサイズのワイド版有り

 ビデオリリース:1998年11月20日

 監督:ジェームズ・キャメロン                       
 出演:レオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレットビリー・ゼーン
    ャシー・ベイツビル・パクストン/フランシス・フィッシャー/バーナー
    ド・ヒル/グロリア・スチュアート/他                
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【物語】
 現代、北大西洋に沈没したタイタニック号のお宝を引き上げるサルベージ会社が、
タイタニックの一等船室内から回収した金庫の中から1枚の若い女性の絵を発見し、
責任者のラベット(パクストン)は、女性の首にかかった宝石の絵に注目する。  
 テレビニュースで絵の発見を知った老女(スチュアート)が、自分が絵のモデルじ
ゃ、と名乗り出る。                             
 ラベットは、宝石を捜し出すヒントにしようと、百歳を超える老女から、タイタニ
ックが沈没した日、なにが起ったのか聞き取りを始める・・・          

 1912年4月10日、豪華客船タイタニック号が、ロンドンからニューヨークへ
処女航海に出航した。                            
 船内は、一等から三等に分かれ、三等は船底の狭い相部屋で、移民などの貧困家族
が多かった。                                
 画家志望のアメリカ人のジャック(ディカプリオ)は三等船客の一人で、アメリカ
に戻って、出なおそうと考えとった。                     
 船の上部の一等船室は広い個室で、上流階級の客ばかり。           
 華やかな客達の中で、落ちぶれかけた実家の為に政略結婚を母親に強要されとるロ
ーズ(ウインスレット)は、婚約者ホックリー(ゼーン)と一緒の船旅が嫌でたまら
ず、海へ投身自殺を図ろうと、衝動的に船尾デッキに向う。           
 たまたま船尾デッキに居ったジャックがローズの自殺を防ぎ、二人は顔見知りにな
る。                                    
 二人はちょくちょく会って話をしとるうちに、元々絵画に興味の有ったローズは、
ジャックのスケッチを見てジャックの才能を認め、好意を持つようになる。    
 ホックリーは、これまでもローズが自分に心を開いてくれなかったのに、更にジャ
ックに彼女の気持ちが移るのを感じ、二人の仲を裂こうとするが、そんなホックリー
の態度は、かえってローズにジャックへの恋心を燃えあがらせてしまう。     

 出航して5日目の真夜中、タイタニックは氷山と接触するが、タイタニックの巨大
な船体にはわずかな振動しかなく、ほとんどの乗客が接触に気付かんかった。   
 じゃが氷山との接触はタイタニックの水面下の船腹に長い亀裂を作り、そこから船
倉に浸水が始まる。                             
 同乗しとったタイタニックの設計者は、被害状況を調べ、沈没まで1〜2時間と言
う。                                    
 救命ボートの数が、乗客の半分しかないのを知っとる船長は、一等船客を優先的に
避難させる。                                
 沈没騒ぎの船内で、ホックリーはジャックの描いたローズの絵を発見し、二人の関
係を断ち切るため、部下を使ってジャックを捕まえ、浸水する船室に監禁して殺そう
とする・・・                                
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《独断感想・エトセト欄》
 1997年度アカデミー賞の11部門で賞を獲得した大作で、さすがにすごい!!
 ジェームズ・キャメロン監督は、一層腕に磨きがかかり、見事な映像とハラハラ、
ドキドキのストーリー展開でエンターテインメントの真髄を感じさせながら、3時間
20分の長さを一気に観せてくれる。                     
 冒頭から、名優の出演とカメラワークの良さでグイグイ引き込み、この映画がすば
らしいものじゃと予感させる。                        
 細部に渡ってタイタニックの内部を再現しとるようで、豪華な調度品や、壁や扉の
金具ひとつに至るまで神経が行き届いとり、タイタニックの甲板のちょっとしたカッ
トや、上流階級や移民のしゃべり方やマナーにも、しっかり気を配ってあり、ドラマ
に厚みを与えとる。                             
 タイタニックが大西洋を疾駆するSFX映像は、リアルで、特撮に見えん素晴らし
い出来映えじゃ。                              
 キャメロン監督は、「ターミネーター2」でも液体合金ロボットのSFXで、特撮
の新時代をもたらしたが、この映画では更に複雑で大規模な特撮をものにしとる。 
 映画館でこの映画を観ながら、これは「風と共に去りぬ」や「ベン・ハー」などと
肩を並べる、映画史に残る名作じゃの〜?と感じた。              
 同時に、そんなすごい映画をロードショウ公開で観た事を、ずっと後で自慢できる
な〜、とほくそ笑んだもんじゃ。                       
 ビデオで観ると、さすがに画角の狭さは映画館のスクリーンとは比較にならず、迫
力がサッパリないのは淋しいが、内容のすばらしさには変わりが無い。      
 主演のレオナルド・ディカプリオは、この映画の時はやや細面で、この位の顔立ち
の時が一番良い。                              
 動きも良く、演技にキレが有る。                      
 ヒロインのケイト・ウインスレットは、独特の雰囲気を持ったキャラクターで、憂
いを秘めた上流階級の娘役にはピッタシじゃ。                 
 しかも、度胸も良く、ジャックがローズの絵を描くシーンは、思わず生唾ゴックン
じゃ。                                   
 これは単にナイスボディとゆ〜だけじゃ〜なく、彼女からは清潔感の有るお色気フ
ェロモンが放出されとるようじゃね〜?                    
 演技に磨きがかかると、より良くなるんで、今後が楽しみな女優じゃ。     
 他の脇役陣も粒揃いで、特に”浮沈のモリー・ブラウン”役のキャシー・ベイツは
さすがの貫禄で、抜群の存在感じゃ。                     
 録音も良く、タイタニック沈没の場面で、次々に打ち上げられる救援発火信号弾の
発射音が、サラウンドで聞くと身体の後方を昇るのが判る。           
 映画館でも後方のサウンドを存分に感じたが、家でドルビーサラウンドで聞いても
ハッキリ、クッキリ聞こえるTHXの音場は見事じゃ。             
 ところで、レンタル用と販売用の収録時間が違うのは、販売用のみ後編の最後に、
「タイタニック」の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(歌手:セリーヌ
・ディオン]のイメージ・クリップが入っとるのと、レンタル用には販売用ビデオの
CMがちょこっと入っとるけ〜じゃ。                     
 何はともあれ、この素晴らしい映画を、皆さん是非ご覧下しゃ〜。       
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