監督:シドニー・ポラック
出演:トム・クルーズ/ジーン・ハックマン/ジーン・トリプルホーン/デビッド
・ストラザーン/エド・ハリス/ホリー・ハンター/ゲイリー・ビジー/ウ
ィルフォード・プリムリー/他
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【物語】
ミッチ・マクディーア(クルーズ)は、幼くして両親を亡くし、たった一人の兄が
ミッチを育ててくれたが、ミッチの兄のレイ(ストラザーン)は過失致死罪で服役中
の身じゃった。
苦学してハーバード大の法科を優秀な成績で卒業したミッチには、色んな法律事務
所から誘いが来たが、その中で特に好条件のメンフィスに有る法律事務所に入る。
小学校の教師をしとる妻のアビー(トリプルホーン)と二人で、ボストンからメン
フィスに転居し、新生活を始める。
この法律事務所はリゾート地アカプルコのケイマン島に保養所が有り、そこで事務
所に所属しとる二人の弁護士が保養中、事故死する。
事務所の近所の食堂でミッチが食事中、FBIを名乗る男が接近し、ミッチの入っ
た法律事務所で、過去10年間に4人もの弁護士が事故死しとる事を知らされる。
事務所の先輩弁護士のエイヴァリー(ハックマン)がミッチの新人教育担当で、二
人はケイマン島で、クライアントとの折衝のついでに事故調査も行うが、調査はすぐ
行き詰まる。
遺体が行方不明で事故に不審な点も有り、FBIの話も気になったミッチは、刑務
所で面会した兄から紹介された、元警官で私立探偵のエディ(ビジー)に、過去に亡
くなった弁護士の死因調査を依頼する。
じゃが、エディは調査を開始してまもなく、二人組の殺し屋によって、探偵事務所
で射殺されてしまい、エディの秘書で恋人じゃったタミー(ハンター)が、エディの
仇討ちとして、ミッチの調査に協力してくれる事になる。
そんな時、ふたたびFBIがミッチに接触して来て、所属しとる法律事務所は、シ
カゴのマフィア組織の違法な金を浄化する為の隠れ蓑的な機関なんで、その証拠書類
を秘密裏に集め、司法省に渡すよう協力要請して来る。
しかしその行為は、顧客の秘密を弁護士が暴露する事になり、弁護士法に抵触する
んで、弁護士資格を剥奪されてしまう事にもなる。
じゃが、協力せんかったら、事務所の他の弁護士と同罪で逮捕されてしまい、結局
どっちに転んでもミッチにとって、将来は真っ暗闇じゃ。
しかも、ミッチの不穏な動きに事務所の保安係が目をつけて、マフィアの手が兄の
刑務所にまで及び、ミッチは身動きとれん状況になってしまう。
そこで、ミッチは起死回生の策を、タミーと実行に移す・・・
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《独断感想・エトセト欄》
弁護士事務所を舞台にした、サスペンス映画じゃ。
法廷裁判映画とは違い、裁判シーンは一切無く、事務所ぐるみの違法行為を知った
なりたての若手弁護士が、FBIの内偵調査に協力するかどうかで悩む内容じゃ。
この難しい脚本を、シドニー・ポラック監督が上手にまとめとり、2時間40分近
くを、飽きささずにグイグイ引っ張って、最後まで一気に観せてくれるのは、ベテラ
ン監督の力量を感じるね〜。
主演のトム・クルーズは、一見頼りなさそうな秀才の弁護士の卵を、風貌と相まっ
て違和感無く演じとり、ハンサムは何をしてもえ〜け〜得じゃね〜?
助演のジーン・ハックマンは、今回は瓢々と肩の力を抜いた地味な演技をしとるが
、それでもやっぱし見事に存在感が有り、ここらへんはさすがじゃ。
最後のドンデン返しは、「スティング」(1971年/米/監督:ジョージ・ロイ
・ヒル)にも通じる爽快感をわしは感じた。
登場人物も多く内容が複雑なんで、本気で観とらんとストーリーがつかめんので、
ちょっとまじめに観んといけんで〜。
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