監督:ローランド・エメリッヒ
出演:カート・ラッセル/ジェームズ・スペイダー/ジェイ・デビッドソン/ビブ
カ・リンドフォース/アレクシス・クルーズ/ミリ・アビタル/他
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【物語】
古代言語学者のダニエル・ジャクソン(スペイダー)は、古代エジプトの象形文字
の解読について特別な造詣が有ったが、彼の突飛な学説は学界でも異秩i視され、そ
の才能を発揮出来る場所が無かった。
ある日ダニエルは、空軍の元ミサイル基地を改造した秘密研究所に招聘され、65
年前にエジプトの古墳発掘現場で発見された謎の巨大金属環を見せられ、同じ場所で
発掘された石盤の蓋に書かれた古代文字の解明を依頼される。
ジャクソンが文字を解読すると、金属環は”スターゲイト”(星の門)と呼ばれる
異次元世界への扉と判る。
ゲイトを開く暗号を石蓋の文字から解析し、無人探査機をゲイトの向こうの世界に
送り込むと、無人探査機の位置は瞬時に銀河系から遥か彼方の星雲に移動し、すぐ連
絡が途絶える。
連絡の途切れる寸前までの無人探査機から送られて来たわずかな映像を調べると、
向こう側のゲイトの模様が、こちらの模様と違い、もし向こうに行っても、帰って来
る時の暗号が判らんと帰る事は出来ん。
向こう側に行って調査する小隊の隊長にジャック・オニール大佐(ラッセル)が選
ばれ、帰りの扉を開く暗号解析の為、ダニエルも同行する。
ゲイトから亜空間を通り向こうの世界に出てみると、そこはスターゲイトが安置さ
れた石造りの神殿で、外に出てみると、一面の砂漠じゃった。
神殿のすぐそばには、エジプト同様に砂漠の中にピラミッドが有り、そこに住む太
陽神ラー(デビッドソン)に、砂漠の民達は奴隷の様に支配されとった。
太古、ラーは地球外生命の意識を、下等動物じゃった人類の祖先に移植し、それ以
来急速に人類の進化と繁栄が始まった。
スターゲイトは、向こうの世界の鉱物を採掘させる奴隷として使えるようになった
地球人類を、向こう側に運ぶ装置じゃったが、反乱によりゲイトは閉じられ、永久に
ゲイトを開かせん為に砂漠に埋没させたはずのゲイトが、人類の手によって開かれた
事により、ラーは地球侵略の手段を再び手に入れた・・・
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《独断感想・エトセト欄》
SFパラレルワールド・アクション映画で、面白い。
ローランド・エメリッヒ監督は、お得意のアクション映画を、伸び伸びと演出しと
り、壮大な異次元世界の砂漠ロマンを見事に作り上げとり、2時間ちょっとの長さを
感じささず、グイグイと引きつけたまま最後まで一気に観せてくれる。
6,000万ドルとゆ〜巨費を投じて制作されただけあって、巨大なオープン・セ
ットを使った砂漠のシーンはリアリティが有る。
主演のカート・ラッセルは、「キャプテン・ロン」の”おとぼけ船長”のようなひ
ょうきんなキャラクターも、「トゥームストーン」の”ワイアット・アープ”のよう
な硬派のキャラクターも巧みにこなす芸達者で、この映画では、息子を亡くした哀し
みから自暴自棄になり、二度と帰れんかもしれん決死隊の隊長を買って出た男じゃが
、それでも冷徹な判断力を維持したまま、命令を忠実に守る軍人とゆ〜、難しい役ど
ころを相変わらず巧演しとる。
ジェームズ・スペイダーは、「ウルフ」の”嫌な奴”の演技もうまかったが、この
映画でも、頭は切れるが世渡りが下手な為、常に冷や飯食いの学者らしい雰囲気をう
まく醸し出し、おまけに堅物のわりに女にもフラリとする俗物臭さも持ち合わせた人
間とゆ〜面白みの有るキャラクターを、自然体でうまく演じとる。
向こうの世界のラー役の女優ジェイ・デビッドソンは、中性的な雰囲気を持ち、男
か女か判らん、異様な空気を感じさせる俳優じゃ。
暗闇で白目が怪しく発光するところなんか、キャラクターを上手に生かした、実に
うまい描写じゃ。
SFXは、それほどたまげる様な物は無いが、それでも思わずオオッ、と、うなら
せてくれるシーンも多い。
結末はちょっと安直で、肩すかしを食らったようじゃが、全体的に良く出来とり、
面白い映画なんで、皆さんご覧下しゃ〜。
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