監督:ジョン・マクティアナン
出演:ショーン・コネリー/ロレイン・ブラッコ/ホセ・ウイルカー/エリアス・
M・ダ・シルバ/他
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【物語】
アマゾンの原生林の中で、たった一人、新薬を発見する研究を続けとる植物学者の
キャンベル博士(コネリー)の元に、博士の研究を支援しとるアストン財団から、状
況調査の為、女性のレイ・クレイン博士(ブラッコ)がジャングルをかき分けて、や
って来る。
キャンベルはこの地域の住民に癌の発生が無いのに目をつけ、そこに掘立小屋の研
究所を建て、原住民のインディオ達と一緒に暮らしながら研究を続けとり、どうもそ
の付近に自生しとる花から抽出される成分が、癌に効くよ〜じゃと睨んどった。
最初に偶然出来た抽出液は癌に効果が有るんじゃが、後から同じ製法で何度も試作
した薬は全部効きめが無いんで、その原因が判らずキャンベルは毎日苦しんどった。
最初、女性のレイに研究内容を教えんかったキャンベルも、徐々に彼女に研究の助
手をさせるよ〜になる。
レイも、女性を馬鹿にした態度のキャンベルと最初は反目しあっとったが、無骨な
キャンベルが、インディオ達に尊敬されとる訳を段々理解してゆく。
しかし、この自然の宝庫にも、開発の波は急速に押し寄せて来とった。
大型ブルトーザーで樹木をなぎ倒し、燃やし、密林の奥まで道路が作られてゆく。
今、この地域を不用意に破壊すると、貴重な癌治療薬の基になる植物が失われる、
とゆ〜博士の心配は現実になりつつ有り、研究ものんびりやっとれん。
そんな中、インディオの子供の一人に悪性腫瘍が発見され、残り少ない癌に効く抽
出液を子供に使用するか、それとも研究用に残しておくかで、子供を助けよ〜と言う
キャンベルと研究用に残すべきじゃとゆ〜レイの意見は対立する・・・
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《独断感想・エトセト欄》
地域開発による自然破壊がテーマなんで、社会派ドラマとゆ〜事なんじゃそ〜じゃ
が、わしゃ〜どっちかとゆ〜と、ヒューマン・ドラマじゃと思うの〜?
映画のほとんどが、白人俳優はショーン・コネリーとロレイン・ブラッコの二人だ
けで進行する。
あとは原住民のインディオ達ばっかしなんで、必然的に二人の人間に良く焦点が合
う事になり、この二人の演技力だけで最後まで引っ張って行ってくれる。
コネリーはやっぱし渋いの〜!?
人間不信の植物学者を実に好演しとる。
ブラッコは、才媛の天才学者にはちょっと見えんが、ま〜無難にこなしとる。
癌の新薬を探す学者と、自然破壊との攻めぎあいの部分は、サラリと流してしも〜
とる感は有るが、全体のまとまりは良い。
ジョン・マクティアナン監督はアクション映画が得意なんじゃが、こんな、ほとん
どアクションらしいシーンも無い映画もうまいね〜?
ただ、雄大なアマゾンの自然の描写シーンが少なく、自然破壊を描くには、もうち
ょっと、その素晴らしい自然の描写が欲しいところじゃ。
その上、「ステディカム」カメラ使用の映像が多く、画角が固定せず、常にフラフ
ラ揺れとるよ〜な画面が目につく。
おまけに、ビデオ化の為のテレシネ時の録音レベルの設定が悪く、雷などの大きな
音は割れてビビってしまう。
しかし、映画全体はバランスの良い出来で、変に硬く構える事もなく、こんな難し
いテーマを最後まで飽きささずに一気に観せてくれる。
マクティアナン監督作品で、コネリー主演と来ると、アクション映画を期待するか
もしれんが、アクション映画とはまた一味違う、こ〜ゆ〜映画をジックリ観るのもえ
〜もんで〜。
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