監督:ヤン・デ・ボン
出演:キアヌー・リーブス/サンドラ・ブロック/デニス・ホッパー/ジョー・モ
ートン/ジェフ・ダニエルズ/他
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【物語】
ロス市警の敏腕SWAT隊員ジャック(リーブス)は、ビルのエレベーターに仕掛
けられた爆弾により、閉じ込められ、人質に取られたエレベーター内の人間の救出に
成功する。
爆弾を仕掛けたハワード(ホッパー)は、金を要求し損ね、ジャックに敵愾心を持
つようになる。
そこでハワードは、市バス”2525号”の床下に、時速50マイル(約80キロ
)に達したら起爆スイッチがオンになり、次に時速50マイル以下に落ちたら爆発す
る仕掛けをする。
そして、ライバル視しとるジャックにその仕掛けと、乗客を一人でも降ろしたら、
その瞬間にリモコンでバスを爆破すると電話してくる。
ハワードは大金を要求し、ジャックはロス市警に連絡すると共に、仕掛けられたバ
スを追う。
バスはすでに高速道路を時速50マイル以上の速度で走行しとり、爆弾の起爆スイ
ッチはオンになっとった。
何とか走行中のバスに乗り込む事に成功したジャックは、運転手に50マイル以下
にせんように指示をし、乗客に状況を説明する。
乗客の中に警察に追われとる人間が居り、市警のジャックの出現で興奮して銃をふ
りまわし、取り押さえるどさくさに、運転手が負傷してしまう。
そこで乗客の一人で、暴走運転により免停中の女性アニー(ブロック)が、負傷し
た運転手に代わってハンドルをにぎる。
しかし、道路は渋滞や障害物が有り、時速50マイル以上を維持したままで走り続
けるのは非常に困難じゃったが、アニーは無理やりバスを走らせ続ける。
上空には市警のヘリと共にマスコミのヘリが飛来して実況中継を始め、爆弾魔のハ
ワードはテレビの映像を元に、ジャックの持つ携帯電話に連絡して来るんで、並行し
て走る市警の車に、乗客をこっそり受け渡して降ろす事も出来ん・・・
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《独断感想・エトセト欄》
ポリス・アクションで非常に面白い!!
ヤン・デ・ボン監督は、この映画が初監督作品とは思えんテンポの良さと、構成の
うまさで、最初っからグイグイ引っ張り、中途ダレも無く、最後まで面白く観せてく
れる。
これまで撮影畑じゃっただけ有り、映像もシャープでキレが良く、見とって気持ち
が良い。
じゃが、日本映画「新幹線大爆破」(1975年/東映/監督:佐藤順彌/出演:
高倉健/宇津井健/他)も確かこの映画と同じシチュエーションで、しかも時速80
キロ以下になったら爆発するとゆ〜速度もまるで同じじゃね〜?
「新幹線〜」は世界公開されたんで、ひょっとしてパクられたんかしらん?
それはともかく、「新幹線〜」は新幹線に仕掛けられた爆弾で、停まれん状況だけ
で終始するけど、この映画は、冒頭のエレベーター、メインのバス、後半の地下鉄、
と3つの大きな山が有り、それぞれが十分面白く、この辺は脚本がよく練られとる。
主演のキアヌー・リーブスは、若さゆえ動作がキビキビしとり、アクション・スタ
ーの大御所達が徐々に動きが鈍くなって行く中、実に新鮮じゃ。
これまでのキアヌーのイメージをガラリと変える短髪も、良く似合っとる。
本来はアクション・スターじゃ〜なく、ラブ・ロマンスの得意な男優じゃが、これ
からは本気でアクション映画をやったらえ〜と思うの〜、わし。
共演のデニス・ホッパーは、偏執狂的な爆弾魔を、あえて奇抜な演技を避け、普通
のスタンスで演じとるんで、それが一層怪しい雰囲気を出しとるのは、さすがベテラ
ンじゃね〜?
サンドラ・ブロックはファニー・フェイスで美人とは言えんが、これが終盤には綺
麗に見えて来るんで、不思議なもんじゃ。
わき役達も芸達者が揃い、キャスティングも良く、派手なチェイスとカークラッシ
ュは爽快そのもので、SFXを駆使した映像はそれと気付かさずに映画の虚構を十分
に堪能させてくれる。
実にスカッとするアクション映画の大作なんで、皆さん是非ご覧下しゃ〜ね。
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