監督:金子修介
出演:織田裕二/鹿賀丈史/鶴田真由/小坂一也/水野久美/広岡由里子/佐戸井
けん太/他
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【物語】
考古学ファンで卒業旅行に東南アジアの遺跡観光にやって来た三木靖男(織田)は
、小国チトワンの首都チトワで、日本人の怪しいプロモーターの桃山百夫(鹿賀)に
就職までの2カ月間、チトワンで”外人タレント”になって、ひと儲けして行かんか
と誘われる。
折から、チトワンは日本ブームで、日本のものなら何でも売れるところが有り、靖
男は日本から来たタレントとして「一発太郎」の芸名で売出したところ、大ヒットの
バカ受け。
短期決戦とばかり、CDを連日のよ〜に新発売するが、それらも全部ヒットし、「
一発太郎」は超売れっ子状態になる。
おまけに、チトワンの”芸能人隠し芸大会”や”歌謡大賞”等を総なめし、今や飛
ぶ鳥を落とす人気のアイドル歌手に。
チトワンの大財閥ハレルヤ・ゴム工業のヨーケン氏から、靖男に婿養子に来ないか
と誘いが有り、莫大な財産とヨーケンの妹で美人のムイに目がくらんだ靖男は、チト
ワンに骨を埋める決心をする。
しかし、いつまでもチトワンから帰って来ん息子を心配した母親の依頼で、靖男の
恋人で旅行会社に勤務する相良令子(鶴田)がチトワにやって来る・・・
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《独断感想・エトセト欄》
ナンセンス・コメディで面白で〜!!
日本ブームで日本食レストランなんかも有るが、そこでは見てくれは似とっても全
然中身の違う料理が出て来たりする。
写真で見ただけの食べ物を、本物を実際に食べた事の無い人間が作っとり、タクワ
ンに似せて大根をカレー粉で煮た物を作ったりする。
わけの判らん日本語をプリントしたTシャツが売られ、それを若者が喜んで買って
着たり、チトワン語の中に日本語の単語が沢山混じって、それがも〜この国ではその
まま通用するといった、丁度日本でも英語でこれと同じ状況が有るのを皮肉っとり、
この辺は非常に興味深い。
金子修介監督は、こ〜ゆ〜ナンセンス・コメディが得意だけあって、丁寧な描写と
構成で展開も判りやすく、最後まで面白く一気に観せてくれる。
織田裕二が「ペッパー警部」や「ヤングマン」なんかのナツメロを、振りつけと共
に熱唱するシーンなど、歌う場面が多いが、彼はCDを出しとるくらいなんで、当然
歌はうまいんで、迫力ある演技で楽しい。
思わず一緒に歌ってしまうで〜、ほんまの話が。
鹿賀丈史もデタラメなプロモーター役を、とぼけた感じに自然体で好演しとり、完
全にハマリ役じゃね〜。
こ〜ゆ〜ナンセンス・コメディのレベルの高い映画が作れるよ〜になった日本映画
も捨てたもんじゃ〜無いね〜。
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