白雪姫
Snow White and Seven Dwarfs
    
 1937年  米  ウオルト・ディズニー

 (98分)  コピーガード仕様

 ・字幕スーパー版=Hi−Fiステレオ・ドルビーサラウンド
 ・日本語吹替版=Hi−Fiステレオ
 ・二カ国語版=Hi−Fiバイリンガル

 ビデオリリース日:1994年10月28日

 監督:デビッド・ハンド                          
 声 :アドリアナ・カセロッティ/モローニ・オルセン/L・ラバーン/他   
 声(日本語):小鳩くるみ/三林輝夫/里見京子/熊倉一雄/他        
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【物語】
 ある国の姫、白雪は父の国王が亡くなり、継母の女王にひどい仕打ちをうけながら
も、美しい娘に成長した。                          
 白雪姫がお城の井戸で水汲みをしている時、塀の外を通りかかった、隣国の王子様
が白雪姫の歌声を聞きつけ、塀を乗り越えて来て白雪姫に会い、二人はたちまち恋に
落ちる。                                  
 女王は魔法の鏡を持ち、毎日その鏡に向かって世界で最も美しい女性は誰か尋ね、
鏡の精が「それは女王様です」とゆ〜答えを聞いて満足しとった。        
 しかしある日、鏡の精の答えが「女王様より白雪姫のほうが美しい」と答えた為、
女王は部下に白雪姫を森に連れて行き、殺して来いと命令する。         
 部下は白雪姫を不憫に思い、女王が白雪姫の命を狙っている事を教え、遠くに逃げ
るように言う。                               
 驚いた白雪姫は、森の奥深く逃げ込むが、道に迷い、途方にくれとると、森の動物
たちが、森の奥の小さな家に連れて行ってくれる。               
 そこは、宝石掘りをして暮らす、七人のこびと達の家じゃった。        
 白雪姫は七人のこびと達と、その家で楽しく暮らし始める。          
 魔法の鏡で、白雪姫がまだ生きとる事を知った女王は、魔術で老婆に化け、毒リン
ゴを持って、白雪姫の住む森の家に、こびと達の留守を狙って訪れる・・・    
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《独断感想・エトセト欄》
 さすがにすごい!!                            
 ディズニー長編アニメの処女作で、今から57年も前のアニメとは思えん素晴らし
い動きと色じゃ。                              
 テクニカラーの退色と傷やホコリを、CGを利用して一コマずつ修正を加え、当時
の状態に戻したそうじゃが、その修正技術もすごいけど、いかに元の出来が良いか、
ハッキリ判るね〜。                             
 さすがに、半世紀以上も前のアニメなんで、白雪姫や王子様のキャラクターが古め
かしく感じるのはしょうがないが、こびと達のキャラクターは今でも十分通用する。
 彩色も今のアニメに比べると、単純で、古く感じるかもしれんが、それでも大した
もんじゃ。                                 
 逆光の中の白雪姫なんかの、難しい色使いにあえて挑戦して、見事な成果をおさめ
とり、最初っから最後まで一気に観せてくれる。                
 もう遥か昔の子供のころに見た記憶がウッスラ有るだけで、改めて見て、記憶に無
いシーンの多さにたまげ、これじゃ〜まるっきり初めて観たのと同じじゃ。    
 これを観て、「シンデレラ」(1949年)と「眠れる森の美女」(1958年)を混ぜ合わ
せたような感じがしてしも〜たのは、わしだけかしらん?            
 逆に言うと、この「白雪姫」が後の「シンデレラ」や「眠れる森の美女」の伏線に
なったとも言えるね〜?                           
 アニメーションとしては、白雪姫や王子様のような、人間そのものの動きより、七
人のこびと達の、デフォルメされた動きの方が素晴らしい。           
 白雪姫のように、人間に実演させたものをトレースした動きは、確かにスムーズじ
ゃが、人間の出来る動き以外は不可能なんで、どうしても、こびと達の自由な動きの
中で浮いて見える。                             
 ディズニーは、初の長編アニメなんで、人間の動きにはえらく気を使ったようで、
その辺りについては、本編の後ろの付録に有る、メイキングを見たら良くわかる。 
 おまけに、音入れから線描まで出来上がっとりながら、上映時間の関係でカットさ
れた3分ほどのシーンが楽しめ、”おとぼけ”の飲み込んだ石鹸の結末も判り、これ
であの石鹸はど〜なった、と思おとったのがスッキリした。           
 今は亡きウオルト・ディズニーのアカデミー賞受賞の模様や、当時の苦労話なんか
も聞けて、この付録は実に楽しい。                      
 音声は元々モノラルのはずじゃが、デジタル処理で疑似ステレオ化されとり、字幕
スーパー版はドルビーサラウンドになっとり、音の分離がクッキリと聞こえ、音場の
広がりもハッキリ感じる事が出来る。                     
 日本語吹替版もステレオ録音じゃが、ドルビーサラウンドではないんで、ステレオ
感が字幕スーパー版より大分劣るんで、出来たら、字幕スーパー版で観るのをお薦め
します。                                  
 グリム童話を元にしたアニメなんで、大人にはちと取っつきにくいかもしれんけ〜
ど、大人の鑑賞に充分堪える内容なんで、是非ご家族でご覧下しゃ〜。      
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