監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット/モーガン・フリーマン/ケビン・スペイシー/ジョン・
C・マッキンリー/グウィネス・パルトロウ/リチャード・ラウンドリー/
他
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【物語】
米国のある都市で、無理やり食い続けさせられ、胃袋が破裂して死亡した肥満男の
死体が発見され、現場には”大食”の文字が有り、警察は猟奇的殺人事件じゃと判断
する。
事件の担当になったサマセット刑事(フリーマン)は、あと一週間で定年退職じゃ
が、同一犯人による殺人事件はまだ続くような予感がした。
相棒は、刑事になりたてで張り切っとるミルズ(ピット)で、意見は合わんが、し
ょうがない。
第2の犯罪は、腹の肉を切り取られた弁護士の死体が発見され、現場に”強欲”の
文字が。
サマセットは犯人がキリスト教の戒めの”7つの大罪”を順番に踏襲して殺人事件
を起こしとると予想し、今後起こる残り5つの連続殺人事件を防ごうと捜査を強化す
るが、犯人はそんな警察の捜査をあざ笑うかのように、連続殺人を続ける。
第3の犯罪は、1年間身体をベッドに固定され、衰弱して行く様子を写真に撮り続
けられ、ミイラのように痩せ細った凶悪犯の前科者が発見され、現場に”怠惰”の文
字が。
図書館で”7つの大罪”の書かれた数種類の本の貸出データの中から、全部を借り
た人間を割り出し、事情聴取をしようとミルズとサマセットの二人が容疑者の家を訪
れると、あと一歩のところで逃げられてしまう。
第4の犯罪は、自ら性病持ちと知りながら客をとり続けたコールガールが、犯人に
強要された客の装着した刃物の男根により子宮を切り裂かれ死亡し、現場には”肉欲
”の文字が。
第5の犯罪は、美貌の女性モデルが顔を切り刻まれ、悲観の為睡眠薬自殺した死体
が発見され、現場に”高慢”の文字が。
このまま行けば、この後まだ”嫉妬”と”憤怒”の2つの殺人事件が起こる可能性
が有った・・・
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《独断感想・エトセト欄》
刑事ミステリーで非常に面白い。
デビッド・フィンチャー監督は、小気味よいテンポと、判り易い構成で、グイグイ
と引きつけ、2時間10分近くを飽きささず、面白く最後まで一気に観せてくれる。
雨の降る陰気な街とゆ〜シチュエーションも、猟奇事件の舞台にピッタシで、暗く
鬱蒼とした雰囲気が、気分を滅入らせ、より一層不気味さを増してくれる。
途中でこの先どうなる事やらと心配させるようになるんじゃけど、何が、何が、最
後までハラハラさせて引っ張ってくれる。
フィナーレに向かって収束して行く時やっと判る、そうと気付かせん伏線の張り方
もうまい。
この辺は、脚本が実にしっかりと練られとるね〜?
また、巡査からやっと刑事に昇格し、張り切って事件捜査に当たる刑事役のブラッ
ド・ピットが自然体で良い。
若手とゆ〜ほどでもないが、まだ新米の刑事を好演しとる。
老刑事役のモーガン・フリーマンの枯れた演技も良く、二人の息の合った演技で、
より緊迫感が醸し出されとる。
田舎町から引っ越して来て、町の猥雑さに馴染めん、ミルズ刑事の愛妻役のグウィ
ネス・パルトロウは地味な女優じゃが、この役には最適なキャラクターじゃ。
他の配役もそれぞれが適役で、しかも特に各事件ごとの死体が見事じゃ!?
(気色悪いで〜!)
アクションはそれほど派手なものは無いが、心理サスペンス的な不気味さを漂わせ
とり、この手の映画が好きな人にはたまらんで〜。
なお、冒頭で”SE7EN”とタイトル表示され、このへんも粋じゃね〜?
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