サンタクローズ
THE SANTA CLAUSE
    
 1994年  米  ウォルト・ディズニー

 (107分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1996年11月21日

 監督:ジョン・パスキン                          
 出演:ジャッジ・ラインホールド/ティム・アレン/ウェンディ・クルーソン/エ
    リック・ロイド/デビッド・クリューホルツ/他            
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【物語】
 オモチャ会社に勤めるスコット・カルビン(アレン)は、ローラ(クルーソン)と
離婚し、小学校低学年の一人息子チャーリー(ロイド)を交互に面倒見とった。  
 クリスマス・イブの夜、スコットとチャーリーが二人で過ごす家の屋根の上で、何
かゴトゴト音がする。                            
 スコットが家の外に出て屋根の上を見ると、サンタの恰好をした男が居り、スコッ
トがその不審な男に声をかけると、ビックリした男は雪の積もった屋根から足を滑ら
せて落ちて死んでしまう。                          
 男の身元を調べようと、スコットが男の懐を探すと、サンタの名刺が出て来て、名
刺の裏は、サンタになる契約書になっとった。                 
 それはサンタが病気や事故で死んだ場合、最後を見とった男が、以後、死んだサン
タの代わりにサンタの仕事を引き継ぐとゆ〜もんじゃった。           
 屋根の上に数頭のトナカイに曳かれたソリが有るのを見つけたチャーリーと、二人
でソリに乗り込むと、トナカイが勝手に空を飛んで、良い子の家の屋根に降りる。 
 チャーリーに子供の夢を壊さないでと懇願され、スコットは渋々サンタの服を来て
煙突から家の中に入り、持った袋の中からプレゼントを置いて来る。       
 ソリに戻ると、またトナカイが次の子供の家の屋根に飛ぶ。          
 一晩中プレゼントを配って回った後、トナカイの曳くソリが北極のサンタの家に戻
ると、そこには多くの妖精が忙しく働き回っとった。              
 妖精の目付け役のバーナード(クリューホルツ)から、スコットはサンタ契約をし
たんで、来年もクリスマスにはサンタの仕事をして貰うと言われる。       
 目が覚めると、元の家じゃったが、サンタ契約は夢じゃ〜なかった。      
 チャーリーはソリでプレゼントを配った記憶がハッキリしとり、その体験を学校で
友達や先生に言うと、先生はチャーリーが妄想癖にとりつかれたと思い、驚いてロー
ラに連絡する。                               
 ローラの再婚相手、精神分析医のニール(ラインホールド)は、スコットがチャー
リーの気を引く為、洗脳したんじゃ〜ないかと疑う。              
 スコットはスコットで、ソリでプレゼントを配ったり、北極に行ったりしたのは夢
の出来事じゃと思いながらも、急に太りだし、腹が出て来て、髭を剃っても剃っても
すぐ生え、頭も白髪が急に目立ち始める自分が不思議でしょうがない。      
 やがて、またクリスマスが近づいた頃、スコットは白髪、白髭のどこからど〜見て
も立派なサンタの風貌に変身しとった・・・                  
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《独断感想・エトセト欄》
 ファンタジー・ハートフル・コメディで面白い。               
 タイトルは「サンタクロース」じゃ〜なく「クローズ」とゆ〜部分がミソじゃ。 
 ”サンタクロース”なら”SANTA CLAUS”と綴るが、最後の”S”に”
E”がくっつくと”CLAUSE”つまり”条項”となり、”サンタ契約”とシャレ
とる。                                   
 ジョン・パスキン監督は、テンポ良く全体をまとめとり、最後まで面白く一気に観
せてくれる。                                
 じゃが、冒頭、離婚した夫婦が、子供を交互の家に行き来させるところが描写され
とるが、こんな事が普通にそこら中で行われとる(?)アメリカならともかく、日本
の場合、離婚した両親のどっちかが子供の面倒を見て、以後絶縁状態になる事が多い
んで、こんなシーンがあまりにもアッサリと何の説明も無くいきなり始まると、状況
を理解するのに時間がかかってしまうのは、わしだけかしらん?         
 この辺は、も〜ちょっと丁寧に描いて欲しかったの〜。            
 サンタの役は昔から父親と決まっとる訳で、肝心の父親の居らん、母子家庭が増え
つつある現代のアメリカにおいて、サンタは誰がするんか?とゆ〜皮肉もこめてある
ようじゃ。                                 
 ま〜、そんな面倒な事はこっちに置いといて、子供にも飽きささん心暖まる展開な
のはさすがディズニー映画、家族で安心して楽しめる内容になっとる。      
 煙突も暖炉も無い家に、どうやってサンタが贈り物を届けるのか、その秘密が説明
してあるのも面白い。                            
 トナカイ達は作り物ロボット(アニマトロニクス)で、比較的チープじゃが、ま〜
これは全体の出来の良さで、あまり気にならん。                
 SFXもそんなに大したものは無いが、映像は綺麗で、クリスマスのイルミネーシ
ョンに彩られた家々の様子も美しい。                     
 道路に面した広い庭が有り、敷地を塀で仕切られとらん家が連なった住宅街で、各
戸で同じように電飾を豪勢に取りつけると綺麗じゃろ〜ね〜?          
 こんな、まるで夢の中のようなきらびやかなクリスマスシーズンを送れるアメリカ
の子供達がうらやましい。                          
 徐々に太って行くティム・アレンの体型の変化は、当然特殊メークによるもんじゃ
が、これがまたリアルなんじゃね〜。                     
 Tシャツの下のプックリ出て来た腹の膨らみ方や柔らかさなんか、実に自然じゃ。
 ある日、いきなり肥えた状態で会社に行くと、同僚が驚くシーンなんか面白い。 
 また相変わらず、子役がうまいね〜。                    
 ハリウッド映画の子役の演技力には毎度感心させられるが、この映画も小学校低学
年の歳ごろのエリック・ロイドのうまさで、映画がしっかり盛り上がっとる。   
 あの年齢の子役でこれじゃもん、中学生くらいになったら、もうバンバンの子役ば
っかしになるはずじゃね〜?                         
 何にしても、肩の凝らん楽しい内容なんで、是非ご家族皆さんでご覧下しゃ〜。 
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