監督:ノーマン・ルネ
出演:アレック・ボールドウィン/メグ・ライアン/キャシー・ベイツ/シガニ
ー・ウォーカー/他
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【物語】
データベース会社に勤めるピーター(ボールドウィン)は、深夜パーティで知りあ
ったリタ(ライアン)に一目惚れし、猛烈アタックの末、結婚する事に。
リタの実家は金持ちで、レイク・フォレストに家が有り、そこで結婚式と披露宴を
する事になる。
ボケの始まった老人(ウォーカー)は、娘(ベイツ)夫婦の家に同居しとったが、
日がな一日何もする事もなく、昼寝したり散歩したりしとった。
散歩に出かけた老人は、一人あてもなくウロつき、フラフラと列車に乗り、着いた
ところはレイク・フォレスト。
ピーターとリタの結婚披露パーティーを庭でやっとるところに老人が通りかかり、
新婦に祝福のキスを申し出て、リタは快くそれを受ける。
リタと老人がキスした瞬間、空が一点俄にかき曇り、一陣の風が吹き抜け、二人の
心が入れ替わる。
老人は老いた身体から、若くてピチピチした身体を手に入れたんで、入れ替わった
のをだまってしまう。
幸福の絶頂の時、いきなり老人の不自由な身体に移ったリタが、いかに自分がリタ
じゃとゆ〜ても、パーティーに来とる人には、ボケ老人のタワ言としか聞いてもらえ
ず、会場から追い出される。
新婚旅行にでかけたピーターは、不眠症のはずのリタが寝まくったり、食べ物の好
みや言葉つきが妙に年寄りじみたものに変わった事を不審に思うが、訳が判らんまま
新婚生活が始まる・・・
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《独断感想・エトセト欄》
「転校生」(1982年/監督:大林宣彦)や「ハモンド家の秘密」(1987年
/監督:ロッド・ダニエル)等の入れ替わり映画じゃ。
ブロードウェイでロングラン上演した同名舞台劇の映画化で、舞台でも主役のピー
ター役をやった事の有るアレック・ボールドウィンが、さすがにこなれた演技をしと
る。
相手役のメグ・ライアンは、男の心を持った女性を演じるには、キャラクターが女
性的すぎるため、男のイメージを観客に感じ取らせるところまで行っとらんのはちと
残念じゃ。
しかし、こういった映画の場合、女の心を持った男性役が、いかにその怪しい雰囲
気を漂わせる事が出来るかで、映画の成功に大きく影響する。
下手すると、単におかまっぽい感じだけになり、気持ち悪いだけになるところじゃ
が、老人役のシガニー・ウォーカーが女の心を内包した感情を、実にうまく演じとり
、彼のお陰で、入れ替わり映画の品位が保てたと思えるの〜?
とりたてて目新しい発想の内容では無いし、前半分はピーターとリタが結婚するま
での事を坦々と描いて有るだけで、入れ替わってからの状態は映画の半分も占めんの
で、入れ替わり後のドタバタを期待する人には、ちょっとアテ外れになるかも?
しかも、終わり方も客から文句が出そうじゃし、舞台劇を土台にしとるとはいえ、
もうちょっと映画として視覚的な工夫が欲しかったね〜?
期待して観ただけに、かえってガックリ来た映画じゃった。
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