あなたに逢いたい
PIE IN THE SKY
    
 1995年  米  ニュー・ライン・シネマ

 (99分)

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1996年10月4日

 監督:ブライアン・ゴードン                        
 出演:ジョン・グッドマン/ジョシュ・チャールズ/アン・ヘッチ/クリスティン
    ・ラーティ/ウィル・ウェアトン/ピーター・リーガート/クリスティン・
    ラーティ/クリスチャン・エバーソール/他              
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
 カリフォルニア州の田舎町に住むチャーリー(チャールズ)は、幼い頃から、町外
れのハイウェイの車の流れをジッと眺めるのが好きで、暇さえあれば車を見続け、そ
のうちどんな車がいつ通るか判るまでになった。                
 ラジオでロスからの道路情報を聞くのも趣味で、リポーターのダベンポート(グッ
ドマン)の大ファンじゃった。                        
 チャーリーはハイウェイの車の流れを見ながら、ダベンポートの口真似をしたりし
て、まだ見ぬロスを想像しながら育った。                   
 そんな彼も年頃になり、小学生の頃から好きじゃった同級生のエイミー(ヘッチ)
とデートするが、小学生の頃、同級の悪ガキからキスしたら子供が出来ると教えられ
とった為、キスも出来んかった。                       
 エイミーはダンスが得意で、舞踊科の大学に進学すると言い、チャーリーはエイミ
ーとは別な大学に進学し、学生同士の遠距離恋愛は徐々に気持ちが薄れて、自然に疎
遠になり、そのうちお互いの所在も判らんようになった。            
 チャーリーは大学を卒業すると、道路情報リポーターになろうと、ダベンポートの
居る交通情報専門のラジオ局に入ろうと、ロスにやって来る。          
 ボロ・アパートを借り、何とかラジオ局に就職するが、仕事は雑用ばかりで、リポ
ーターなんかさせてもらえん。                        
 アパートの近所の食堂で、ウェイトレスをしながらダンスを続けとるエイミーと偶
然再会したチャーリーは昔の恋心を再燃させるが、彼女には付き合っとる男性が居っ
た・・・                                  
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
 青春ラブ・コメディで、爆笑するシーンなんか全然無く、面白くてたまらんとゆ〜
映画じゃ〜にゃ〜のに、何故か最後まで一気に観せられたとゆ〜感じの不思議な映画
じゃ。                                   
 出演者も、馴染みの有る人はジョン・グッドマン以外そんなにおらんけど、カメラ
が綺麗で、シャキッとした映像にひかれる。                  
 決して途中何回か有る、牛シシーンのせいではありましぇん(多分・・・)。  
 車の洪水のロスのハイウエイの夜景シーンは特に綺麗じゃ。          
 ブライアン・ゴードン監督は、単調な内容を順を追って丁寧に描き、判り易く構成
しとり、青春時代から新人社会人になった青年の日々を、淡々と綴っとる。    
 これが結構面白いと言えば面白く、大事件なんか全然起こらんのに、何でか知らん
がついつい引き込まれてしまう。                       
 主演のジョシュ・チャールズは、演技力はま〜ま〜なんじゃが、あまりインパクト
の無い顔立ちなんで、これからが難しいところじゃ。              
 好感の持てる俳優なんで、何かドカンとヒットするような役にあたればえ〜けどね
〜?とにかく頑張って欲しいもんじゃ。                    
 ヒロインのアンヌ・ヘッチは、決して美人と言えん、ちょっと面白い顔つきとゆ〜
てもえ〜よ〜なキャラクターで、身体の柔らかさと細さが特徴で、身体つきだけは故
オードリー・ヘップバーンの若い時を彷彿とさせる。              
 このような味わいの有る俳優は大事にせんといけんね〜。           
 脇役ながら、ジョン・グッドマンの怪演が楽しい。              
 いや〜、この人も何故か存在感が有るね〜?                 
 この映画で一番驚くのは、高校生から社会人までの年齢的変化を、メイクで上手に
変えて、それらしゅ〜見せてくれとるところじゃ。               
 顔ば〜じゃの〜て、体つきまで少年時代と、青年時代をうまく変化させとる。  
 おまけに、身体のキレとゆ〜か、動きかたも、年齢を上手に表現しとるんで、違和
感が無い。                                 
 こういった毒にも薬にもならんけど、ホンワカしたムードの青春映画も、たまには
え〜ね〜?                                 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



BACK TOP