男はつらいよ(46)
寅次郎の縁談
    
 1993年  日本  松竹

 (106分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiモノラル  ビスタサイズ

 ビデオリリース日:1994年8月21日

 監督:山田洋次                                                            
 出演:渥美清倍賞千恵子吉岡秀隆松坂慶子/城山美佳子/下條正巳/島田正
    吾/三崎千恵子/前田吟/太宰久雄/他                
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【物語】
 大学4年生の満男(吉岡)は、もう秋になるのに就職が決まらず、毎日イライラし
て過ごしとった。                              
 数十社受験したがどこも落ち、自信喪失した満男は、現実から逃避する為、家出し
てしまう。                                 
 フラリと電車に乗り、着いた先は四国の高松。                
 更にそこから船で瀬戸内の小さな島に渡り、島で農家や漁師の手伝いをして、一日
一日を送っとった。                             
 島では、船で巡回してくる医者に付き添う、若い看護婦の亜矢(城山)がちょくち
ょく満男を尋ねて来るようになり、二人はいつしかお互いに引かれ合う。     
 満男からの葉書で、瀬戸内海の琴島に居る事が判ったさくら(倍賞)夫婦は、久し
ぶりに帰って来た寅さん(渥美)に、満男を探して連れ帰ってもらう事にする。  
 琴島にやって来た寅さんは、満男が居候しとる家に挨拶に行くと、その家に住む病
弱な美人の葉子(松坂)に、例によってお熱をあげてしまい、満男を連れ帰る事なん
か忘れ、満男と一緒にやっかいになる始末・・・                
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《独断感想・エトセト欄》
 やっぱし寅さん映画は、面白いの〜、大好きじゃ、わし。           
 こうゆ〜、お決まりのパターンには久しぶりに会ったようじゃが、これじゃ、これ
じゃ、寅さん映画は、やっぱしこうこなくっちゃ〜話になんね〜よ〜、べらんめ〜。
 田へしたもんだよ蛙のションベン、見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ!!   
 (って、つい、寅さん口調になってしまうわし・・・)            
 最近の「男はつらいよ」シリーズは満男の恋に、寅さんがからむようになったが、
この映画も、一応その路線にはなっとる。                   
 就職活動が不調で、自分の将来が見えん満男が、不安と自信喪失から家出して、瀬
戸内海の小島で居候生活をしながら、島の人との触れ合いの中から、自分の生きる道
を見つけ出すとゆ〜、この辺のまとめかたは、さすが山田洋次監督、うまい!!  
 瀬戸内海の小さな島でのロケ映像も美しく、手慣れた画面作りは、読み慣れた作者
の文章を読むように、実にスムーズに画面に没頭出来る。            
 じゃが、満男も早、就職活動に悩む歳になったんかと、年月の経過の早さにたまげ
てしまう。                                 
 それにしても、御前様役の故笠智衆の姿が見えんのは淋しいかぎりじゃ。    
 (映画の中では、今でも御前様はお元気そのもののように描かれとるけど・・・)
 「釣りバカ日誌」シリーズとの併映もお馴染みになり、劇中、浜ちゃん(西田敏行
)がチラッと出てくるご愛嬌も楽しい。                    
 この映画は、いつまでも続いて欲しいね〜、ほんまに。            
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