男はつらいよ(45)
寅次郎の青春
    
 1992年  日本  松竹

 (102分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiモノラル  ビスタサイズ

 ビデオリリース日:1993年8月21日

 監督:山田洋次                                                            
 出演:渥美清倍賞千恵子吉岡秀隆後藤久美子風吹ジュン永瀬正敏/夏木
    マリ/笠智衆/他                          
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【物語】
 寅さん(渥美)は宮崎県の小さな港町におった。               
 その町で理髪店を一人でやっとる蝶子(風吹)と偶然知り合う。        
 蝶子は、船員の弟(永瀬)と二人暮らしで、弟が就職して、やっと自分の幸せにつ
いて考える余裕が出て来た。                         
 永く弟との二人暮らしで、その弟が船に乗っとる時は、独り暮らしで淋しくなり、
蝶子は遅ればせながら結婚を本気で考えるよ〜になっとった。          
 そこに気の良い寅さんがフトした事で、蝶子の家に泊まる事になり、蝶子はまんざ
らではない。                                
 寅さんの甥の満男(吉岡)のガールフレンドの泉(後藤)は、東京のレコード店に
就職して、時々満男の家に遊びに来る。                    
 満男は泉が好きで一時も泉の事が頭から離れんが、学生じゃし、泉も仕事が有り、
会社の寮住まいなんで、二人はデートもままならんかった。           
 泉と同級生じゃった娘が宮崎に嫁ぐ事になり、泉は結婚式に呼ばれ、有給休暇を取
って宮崎に行く。                              
 結婚式の後、泉が市内観光しとると、寅さんとバッタリ出会い、蝶子とデート中じ
ゃった寅さんは慌てた拍子に石段で転び、足をくじいてしまい、入院する羽目に。 
 泉が”くるま菓子舗”に電話して、寅さんが入院したと言うと、泉に会いたかった
満男が、寅さんを心配するフリをして、母・さくら(倍賞)の代わりと称して、飛行
機で宮崎に行く。                              
 寅さんの怪我は大した事は無く、満男は泉と二人で港町のお祭を楽しむ。    
 泉と満男が一緒に東京へ帰る日、蝶子が寅さんに好意を寄せとると満男から聞かさ
れて、戸惑った寅さんは満男達と一緒に東京へ帰ると言い出す・・・       
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《独断感想・エトセト欄》
 これは良い!!                              
 この前3作連続で、寅さんの甥の満男の恋をメインにし、寅さんが脇役の内容じゃ
ったんが、この映画じゃ〜丁度半々と行ったうまい配分で、昔の寅さんシリーズの寅
さんとマドンナの恋愛パターンが戻って来たよ〜で、実に面白い。        
 最後のまとめ方も、さすが山田洋次の脚本、ちゃんと伏線が張って有り、次作へ繋
がるものは繋がるよ〜に、この映画でキリをつけんといけんものは、ちゃんとキリを
つけて、スッキリと仕上げて有る。                      
 満男と泉の恋の行方も、含みを持たせて有り、今後の展開はどんな風にも出来そう
で、ここ4作連続出演の後藤久美子が、次作から出んでもえ〜よ〜に作って有るのも
うまい。                                  
 (そ〜はゆ〜ても、また出るかもしれんで〜?)               
 御前様役の笠智衆の最後の作品で、元気な姿が見れるのも懐かしい。      
 この映画は、”満男と泉の恋シリーズ”の中では、一番え〜出来じゃ。     
 やっとこれで、満男が子供の頃の寅さんシリーズの映画を観た時、観客が必ず思う
セリフ「何で逃げるんにゃ〜、寅さんは馬鹿じゃの〜?」が又言えるで〜。    
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