おもひでぽろぽろ
    
 1991年  日本  徳間

 (120分)  ビスタサイズ

 Hi―Fiステレオ ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1992年1月1日

 監督:高畑勲                               
 声 :今井美樹/柳葉敏郎/本名陽子/寺田路恵/増田裕生/他        
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【物語】
 27才のタエ子は、東京生まれの東京育ちで、東京でOL生活をしとった。   
 故郷の無いタエ子は、子供のころから、夏休みになると田舎に行く友達がうらまし
くてしょ〜がなかった。                           
 姉の夫のミツオは東京暮らしじゃが、実家が山形の田舎で、そこに行って農作業の
真似ごとをする事を覚えたタエ子は、今年も10日の休みを取って紅花摘みの手伝い
をしに行く。                                
 ブルー・トレインの中で、小学校5年のころの事が無性に思い出される・・・  
 学級会で決めた事・・・                          
 隣の組の男の子から好きだと言われた事・・・                
 給食で嫌いなタマネギを食べ残した事・・・                 
 初めて食べた本物のパイナップルの味・・・                 
 そんな思い出に浸っているうちに、早朝の山形駅に到着する。         
 駅には、ミツオの又従兄弟のトシオが、軽四で迎えに来てくれとった。     
 ミツオの実家に着き、早速着替えて紅花摘みをする。             
 紅花から紅をつくる行程は、手間のかかるもんじゃった。           
 タエ子は農作業をする事によって、気持ちがリフレッシュされ、トシオの有機農業
の手伝いもしたりして、田舎の暮らしを楽しむ。                
 やがて、タエ子は年下のミツオが自分に好意を寄せているのを感じる・・・   
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《独断感想・エトセト欄》
 「ほたるの墓」でお馴染みの高畑勲監督作品じゃ。              
 「ほたるの墓」同様に、これは決して純粋な子供向きアニメじゃ〜にゃ〜。   
 小学校上級生以上でないと、ちょっと難しいかも?              
 アニメとゆ〜形を取っとるが、表現方法として使っとるだけで、実写でも十分いけ
る内容を持った作品じゃ。                          
 もっとも、アニメじゃけ〜こそ出来る表現も有るんで、やっぱし、これはこれでえ
〜訳じゃね〜?                               
 小学校5年のタエ子と一緒に旅行する、27才のタエ子。           
 昔と今がいきなり代わり続けるんで、多少戸惑う人がおってかもしれんね〜?  
 じゃが、懐かしい当時の音楽が郷愁をそそる。                
 「ひょっこりひょうたん島」のドン・ガバチョ役の故・藤村有弘の歌声も懐かし〜
の〜、ほんま。                               
 高畑勲監督お得意の細密描写は、この映画でも冴え渡り、特に朝露に濡れた紅花の
綺麗さは感動ものじゃ。                           
 ヘッドライトに浮かぶ雨粒や、雨が上がった後に出た月の描写も綺麗な色と共に見
事な描写で、映像に魅せられてしまうで〜。                  
 声の今井美樹や柳葉敏郎は自然な感じの、え〜キャスティングで、2時間を一気に
観せてくれる。                               
 全体的に丁寧な仕上がりで、ストーリー展開もほのぼのとしとり、ご家族で観るに
はえ〜1本じゃね〜。                            
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