マイ・ガール
MY GIRL
    
 1991年  米  コロムビア

 (112分)

 Hi―Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1992年8月25日

 監督:ハワード・ジーフ                          
 出演:ダン・エイクロイドアンナ・クラムスキージェイミー・リー・カーティ
    マコーレー・カルキン/グリフィン・ダン/他           
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【物語】
 1970年代初めのペンシルバニアの田舎町。                
 この町で葬儀所を営んどるハリー(エイクロイド)の家族は、祖母と小学生の娘ベ
ーダ(クラムスキー)の三人きりじゃった。                  
 ベーダの母親は、ベーダの出産2日後に難産で死亡し、ベーダは自分が母を殺した
とゆ〜思いを小さな頃から抱き続けとり、死に対して異常に反応する多感な少女じゃ
った。                                   
 アメリカでは、葬儀を葬儀所で行い、死人に死化粧を施すのが普通じゃった。  
 遺体のメーク係の募集広告に応募して来たのは、離婚歴の有る女性美容師のシェリ
ー(カーチス)で、彼女はキャンピングカー(モーター・ホーム)で一人暮らしをし
とった。                                  
 いかに父親の商売とはいえ、自分の身近に遺体が持ち込まれる度に、ベーダは情緒
不安定になり、呼吸困難になったりした。                   
 かかりつけの医者に診てもらっても、いつも異常無しの診断が出る。      
 母親代わりにベーダを育ててくれた祖母も、最近はボケ気味で、ベーダの心を癒し
てくれる人間は、この家にはおらんかった。                  
 ベーダの精神不安に気づいたシェリーが父親のハリーに注意しても、葬儀所の娘が
死体でうろたえるはずは無いと取り合わん。                  
 ベーダは、クラス担任の独身男性のビクスラー先生に好意を寄せとり、夏休み中に
その先生がアルバイトで社会人相手に開講した、詩の講座に参加し、大人に混じって
自分の詩を披露するが、その内容は、自分の感情を表現しとらん詩じゃった。   
 ベーダのボーイ・フレンドは同級生のトーマス(カルキン)で、いつも一緒に遊び
、彼と二人っきりの時だけベーダは自分のありのままが出せた。         
 シェリーはやがてハリーと親しくなって行き、ベーダは二人の関係が進展するのを
感じ、快く思わんかった・・・                        
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《独断感想・エトセト欄》
 思春期を迎えよ〜としとる少女が、辛い夏休みを経験する。          
 中盤までは淡々と進行し、面白味が無いんで、これは評判倒れの映画か?と思えた
が、それは大間違いじゃった。                        
 ハッキシゆ〜て、後半は泣けます、泣かせます。               
 前半の平坦な描写は、後半の為の伏線じゃったんじゃね〜?          
 実際、この映画の前半には色んな伏線が張り巡らせてあって、後半の盛り上げに効
果的に使用されとり、思わずグッと胸に迫って来る。              
 そ〜ゆ〜訳で、前半の単調さは、後半の為のもんじゃと、辛抱して観たら、そりゃ
〜も〜、あんた、感動しまっせ〜、ほんまに!!                
 主演の子役アンナ・クラムスキーはモデルやCFタレントをしとったよ〜じゃが、
この映画が映画デビュー作とゆ〜事らしいが、これがまた実にうまい!!     
 大きな瞳が印象的で、その魅力的な瞳を十分に使用した目の演技がえ〜ど〜。  
 「ホーム・アローン」で一躍有名になった子役マコーレ・カルキンはこの映画じゃ
〜完全に脇役で地味じゃが、大事な役をうまくこなしとり、さすがじゃ。     
 3分ほどの「オリジナル・ミュージック・ビデオ」が、映画の終わった続きにおま
けに付いとり、これにはこの映画の主題歌として使用されとる”マイ・ガール”をヒ
ットさせたテンプテーションズが同名曲を歌っとる昔のフィルムを、ベーダとトーマ
スが遊びながら観とるとゆ〜設定になっとり、これもえ〜で〜。         
 家族愛もうまく描かれとるんで、ご家族でご覧になるには最適の1本じゃね〜。 
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