監督:フレッド・スケピシ
出演:トム・セレック/高倉健/デニス・ヘイズバート/高梨亜矢/塩屋俊/穂積
隆信/他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
ニューヨーク・ヤンキースのジャック・エリオット(セレック)は、ワールド・シ
リーズでMVPを獲った事も有る好打者じゃが、最近の成績は今ひとつパッとせず、
若手の台頭で、ジャックの出番も少なくなり、球団も持て余し気味。
おまけに独身の気楽さから品行も悪く、エージェントにも見離される始末。
そこに日本のプロ野球球団「中日ドラゴンズ」からジャックを欲しいと言って来た
んで、渡りに船とジャックに日本行きを通告する。
現役大リーガーのプライドをしっかり持っとるジャックは、日本で永く野球する気
は無く、1〜2年だけのほんの腰掛けで、又大リーグに復帰したいと思いながら、渋
々やって来る。
そんな状態なんで、来日記者会見では、つい厭味のひとつも言うが、球団の通訳(
塩屋)が勝手にえ〜よ〜に訳してしまう。
中日ドラゴンズの内山監督(高倉)は、連続試合ホームランの日本記録を持つ、か
つての大打者じゃったが、今は管理野球が信条で、選手達を厳しく管理しとり、練習
もハードで、ジャックは野球選手が陸上選手のよ〜に走る練習ばかりさせられる日本
式の練習方法に反発する。
腰掛け気分のジャックの態度は、チームメートからも反感を買い、ジャックは孤立
し、異国での慣れん生活の上に野球への考え方の違いからくるストレスがバッティン
グにも影響し、打撃成績はサッパリ。
こんな成績じゃ〜、大リーグ復帰はとてもじゃ〜にゃ〜がおぼつかん。
おまけに、助っ人外人選手の不振はチーム成績にも当然影響し、優勝戦線から一歩
後退した為、ドラゴンズのフロントはジャックの引き抜きを希望した内山監督の責任
を追求し始める。
そんなジャックに広告代理店に勤めるキャリアウーマンの弘子(高梨)がテレビC
M出演の話を持ちかけ、それをきっかけに、やがて二人は愛し合うよ〜になる・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
スポーツ(野球)コメディで、面白いで〜!!
フレッド・スケピシ監督は、日米のプロ野球のギャップをうまく映像にしとり、最
後まで一気に観せてくれる。
主演のトム・セレックは、プライドの高い現役大リーガー役はピッタリのキャラク
ターじゃ。
バット・スイングの鋭さなんか結構すごく、プロ野球選手の迫力がよ〜出せとるで
〜。
カルチャーショックで戸惑う様も、彼のキャラクターじゃけ〜こそ生き生きと表現
されとり非常に良い。
管理野球で、選手を自分の意のままに動かさんと気が済まん、気難しそうな監督役
の高倉健もピッタシじゃ。
しかし、高倉健は野球をあんまり知らんそ〜じゃね〜?
それでもそこはさすが俳優さんじゃ、感情の激しい内山監督を、実に上手に演じと
る。
まるで中日の☆野監督を見とるよ〜で、思わずニヤリと笑ってしまう。
弘子役の高梨亜矢は、わし、よ〜知らんが、中々好感の持てる女優さんじゃね〜?
英語のセリフを言う時、眉毛がピクピク動くのがちょっと気にはなるが、好演しと
るで〜。
劇中で大洋(現在の横浜/日本での撮影は1991年秋)、広島、巨人、ヤクルト
なんかとの対戦シーンが有るが、中には元プロ野球選手の顔が時々見受けられるが、
ほとんどの選手が俳優なんで、どの球団の選手も知らん顔ばっかしじゃとゆ〜のが可
笑しく楽しい。
中日球場(中日ドームでは無い)なんかに多数の観客エキストラを集めて撮影した
とかで、本物の試合の雰囲気がよ〜出とる。
スタンドのファンのカット(これは本物の試合の客席じゃろ〜ね〜?)が、アメリ
カ人から見たら奇異に思えるんじゃろ〜ね〜?とゆ〜シーンが多く、普段テレビや球
場で見慣れた応援風景も、逆に何となく新鮮に見えるね〜。
プロ野球ファンの人は是非ご覧下しゃ〜。
また、プロ野球ファンで無い人でも、外国人選手の目から見た日本のプロ野球の姿
が見れて興味深く見れまっせ〜。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−