監督:宮崎駿
声 :石田ゆり子/松田洋治/美輪明宏/田中裕子/上條恒彦/小林薫/森光子/
島本須美/西村雅彦/森繁久彌/他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
まだ原生林が多く残る、室町時代の東北地方に住む若武者アシタカ(松田)は、祟
「たた」り神となって村を襲った手負いの猪に触れ、腕に死の呪いがとりつく。
アシタカは、祟りを癒す方法を探しに、大カモシカのヤックルに乗り西に旅する。
ある町でアシタカに近づいて来た怪しげなジコ坊(小林)なる男から、更に西の方
には、不死身の森の神、”シシ神”が居ると聞き、シシ神なら腕の呪いがとけるかと
西へ向う。
シシ神の居る森の近くにはタタラ場が有り、そこには製鉄の収益でタタラ場の人間
や病気の人間を養うエボシ御前(田中)なる女性の頭領が居った。
エボシはタタラ場の皆から信頼されとった。
アシタカはタタラ場の人間を救い、タタラ場に客人として迎え入れられる。
タタラ場じゃ〜森の木を伐採して製鉄の火力とし、付近の山は荒れ始めとった。
自然破壊に怒った犬神モロ(美輪)に育てられた少女サン(石田)は、タタラ場の
人間に「もののけ姫」と呼ばれ恐れられとった。
サンは自然破壊の元凶のタタラ場を無くすためエボシの命を狙って、タタラ場に侵
入するが、火筒により重症を負う。
アシタカは、シシ神の力で瀕死のサンを助けるため、森に連れて行く。
しかし、不老不死の力があると信じられとるシシ神の首を狙うジコ坊が、手勢を率
いてシシ神が現れるのを待ち伏せしとり、そこにシシ神が現れる・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
ファンタジーで、これは良い映画じゃ。
笑わせるとゆ〜意味の面白い映画とは言えんが、内容には共感出来るし、扱われと
る事象については興味深く面白い。
アニメじゃけ〜子供にも判る内容じゃろ〜、と思おたら大間違いで難しい。
ハンセン病の人々や、謎の集団など、登場人物も多く、ストーリーが複雑な為、完
全に幼児向きじゃ〜ない。
じゃが、絵や構図や色使いの素晴らしさは見事で、宮崎アニメの集大成として、是
非、幼児にも見せたいアニメじゃ。
テンポ良く、物語の不思議さに最後まで一気に観せてくれる。
火薬を使った武器などの時代考証には疑問が有るものの、それを言えば、シシ神も
祟り神も有ったもんじゃ〜ないんで、パラレルワールドの一種と考えて観ればえ〜。
録音が素晴らしく、ドルビーサラウンドで見事な分離音を聞かせてくれとり、森の
コダマなどの音が後方を左右に移動したりする。
これを体現するには、当然ドルビーサラウンドシステムで再生する必要が有る。
迫力有る音響で、より宮崎アニメが楽しめるとゆ〜もんじゃ。
じゃが、そんなシステムは無くても楽しめるのが宮崎アニメの良さじゃね〜?
ご家族でご覧下しゃ〜。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−