監督:ノーラ・エフロン
出演:トム・ハンクス/メグ・ライアン/ビル・プルマン/ロス・マリンジャー/
/ロージー・オドネル/ロブ・ライナー/ギャビー・ホフマン/リタ・ウィ
ルソン/バーバラ・ガリック/キャリー・ロゥエル/他
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【物語】
建築技師のサム・ボールドウィン(ハンクス)は、最愛の妻マギー(ロウェル)を
亡くし、妻の思い出を断ち切る為、8才の息子ジョナ(マリンジャー)と二人っきり
で、シカゴからシアトルに引っ越す。
ニューヨークの新聞社に勤める女性記者のアニー・リード(ライアン)は、同棲し
とる職場の同僚ウォルター(プルマン)と婚約し、クリスマス・イブにボルチモアの
アニーの実家にウォルターを紹介しに行く。
実家から帰る途中、カーラジオの心の悩み相談室にかかって来た子供の電話にフト
耳をとめる。
電話はジョナがかけ、相談内容は、パパにママをみつけたいと言う。
相談を受けた心理学ドクターは、次にジョナの父親のサムと話をする。
サムは電話で亡くした妻と過ごした、楽しかった日々の思い出や、妻への恋慕を淡
々と話す。
そのラジオを聞いた全国の女性の同情をひき、またサムのその真摯な語り口が好感
を持たれ、全国から2,000人の女性がサムの電話番号を知りたいとラジオ局に電
話が殺到する。
匿名のサムは”シアトルの眠れぬ男性”とゆ〜ニックネームで呼ばれるよ〜になり
、彼宛のファンレターがラジオ局から毎日大量に転送されて来る。
その手紙のほとんどが交際申込みじゃったが、遠くから手紙をくれた人が多く、サ
ムは遠距離恋愛はしたくないんで、手紙には見向きもせんかった。
アニーは何故か、会った事も無いサムの事が気になってしょうがなくなり、婚約者
のウォルターに内緒で、サム宛に交際申込みの手紙を送る。
サムにしてみたら、そんな顔も見た事も無い遠くの人より、以前から知っとる、手
近なところにおるヴィクトリア(ガリック)とつきあい始める。
しかし、ヴィクトリアを好きになれんジョナは、手紙の中から好感の持てる文面の
アニーを選び出し、サムに内緒でサムの名前で、バレンタインデーにエンパイアステ
ートビルの屋上展望台で会いましょうと書いた手紙をアニーに送る・・・
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《独断感想・エトセト欄》
ラブストーリーで、しっかり観せてくれる。
いわゆる、すれ違い映画なんじゃが、そんなにハラハラ・ドキドキ・イライラする
内容じゃ〜ないんで、落ちついて見とられるのは、精神衛生上、実に好ましい。
ノーラ・エフロン監督は、こ〜ゆ〜シットリとした映画作りが得意じゃね〜。
サムとアニーが、途中ほとんど出会う事無く、お互いが別々な生活をしとるのを、
交互のカット編集で上手に観せてくれる。
劇中、オールディーズの「バイ・バイ・ブラックバード」や「スター・ダスト」な
んかの曲が効果的に使用されとり、オールディーズ・ファンにはたまりましぇん。
映画の中で、女性と男性がそれぞれ泣かされた映画が、女性は恋愛映画で、男性は
戦争映画じゃったとゆ〜風に全然違うのは、そうじゃ、そうじゃと相槌を打ってしま
う。
主演のトム・ハンクスは、さすが1994年「フィラデルフィア」(1993年/
米/監督:ジョナサン・デミ)でオスカーを獲っただけの事は有り、確かな実力を持
った演技派じゃ。
亡き妻をいつまでも思い続ける、真面目なやもめ男を巧演しとる。
メグ・ライアンは、「プリティ・ウーマン」(1990年/米/監督:ゲーリー・
マーシャル)、「ゴースト/ニューヨークの幻」(1990年/米/監督:ジェリー
・ザッカー)、「羊たちの沈黙」(1991年/米/監督:ジョナサン・デミ)、「
夢の降る街」(1991年/米/監督:テリー・ヒューズ)なんかの主演チャンスを
ことごとく蹴り、それらがビッグヒット作となった為、ハリウッド一の運の無い女優
と言われとったが、この映画で起死回生を計ったが、果たしてもくろみ通りになった
かどうか?
はっきしゆ〜て、上記4作品と比べこの映画の興業成績が良かったとは思えんが、
ま〜、この映画でも中々可愛い表情を見せてくれ、演技も大分力を付けて来たよ〜な
んで、キュートな容姿の魅力的なキャラクターなんじゃけ〜、これからまだまだチャ
ンスは有るじゃろ〜。
それはともかく、こんな大甘なラブ・ストーリーを真面目に作ってしまい、また、
劇中の色んなシーンが昔の映画をほとんどの人が知っとる事が前提になっとるんで、
ここらへんは、米映画と映画の好きな米国民のフトコロの深さを感じさせてくれる。
何にしても、非常に良い出来の面白い映画で、最後まで一気に観せてくれるで〜。
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