監督:ペニー・マーシャル
出演:トム・ハンクス/ジーナ・デイビス/マドンナ/ビル・プルマン/ロリ・
ペティ/ジョン・ロビッツ/ミーガン・カバナー/トレイシー・ライナー/
ビティ・スクラム/アン・キューザック/他
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【物語】
第2次世界大戦中のアメリカでは、プロ野球の選手も兵士となって戦場に行って、
プロ野球の存続が危ぶまれた。
なんとかプロ野球の灯を消したくないと考えた、プロ野球チームのオーナー達は、
女性のプロ野球チームを作る事を考えつく。
全米にスカウトマンが散り、女子ソフトの選手等で有望な選手を、入団テスト為、
シカゴに集める。
集まった女性達の職業はさまざまで、踊り子もおれば出征兵士の妻もおり、その中
から選出された女性が、各球団に按分され、女子プロ野球が発足する。
女子プロ野球の観客を動員する為、オーナー達は、ユニフォームをミニスカートに
して、お色気でも売ろうと考える。
ドティ(デイビス)は、妹のキット(ペティ)と一緒にテストに合格し、ピーチズ
に入団する。
ピーチズの監督は、元大リーグのホームランバッターで、ケガで引退したジミー(
ハンクス)とゆ〜男じゃが、アル中で試合の監督なんか出来んかった。
監督要請も、彼にはまだかつてのファンが多くついとり、試合前に観客に顔を観せ
るだけでえ〜、とゆ〜もんじゃったんで請けたくらいで、女にまともな野球なんか出
来るもんか、とゆ〜偏見を持っとるジミーは、本来の監督としての仕事を全然せんか
った。
自然にチームはキャッチャーのドティがまとめるよ〜になり、監督代行としてメン
バー交換をしたり、試合中指示サインを出したりと、大忙しじゃった。
そんな彼女達の一生懸命なプレイに、ジミーも段々と監督として目覚め、徐々に本
気で監督業をするよ〜になる。
最初、もの珍しさだけでマスコミにも大々的に取り上げられた女子プロ野球じゃっ
たが、男子プロ野球の継続が決まり、本物の野球を求めるファンは、女子プロ野球は
あくまでも代替野球として、やがて飽きられ、観客は減って行った・・・
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《独断感想・エトセト欄》
一種のスポ根物じゃが、女性が主役なんで、汗臭さを感じさせん、爽やかな映画に
なっとる。
女子プロ野球に在籍した年老いた女性が、女子プロ野球の同窓会で、ある短い間パ
ッと輝いた時を過ごした思い出を、昔のチームメイト達との交流をからめて描いてあ
り、うまい構成じゃ。
1943年から1954年まで実在した女子プロ野球リーグが舞台で、色んな女性
が集まった舞台裏がかい間見れ、興味深い。
主演女優のジーナ・デイビスは、姉御肌のチームのまとめ役をするしっかり者のよ
うで、内面は弱いところも有る女性を好演しとる。
主演男優のトム・ハンクスはさすがに芸達者で、怪我でプロ野球選手生命を絶たれ
ヤケでアル中になった男が、野球の魅力で女子プロ野球の監督として立ち直る男を、
例のとぼけ顔で、力を抜いて演じとり良い感じじゃ。
しかし、ついこの間までピチピチの青年役が多かったのに、いつの間にか、人生の
落ちこぼれ中年役が似合う歳になったんじゃね〜?
場末のダンサーが嫌で女子プロ野球に新天地を求めたハスッパ女性を、マドンナが
自然体の演技で、のびのびと演じとり、実にえ〜ど〜。
女性監督なんで、気楽に演技出来たんかしら?
いつものマドンナとは違う面が見れて楽しいで〜。
スポーツ映画の常套手段の、試合での盛り上げ方は、ちともの足りんの〜とわしは
思おたが、戦争中のアメリカでの女子プロ野球とゆ〜特異なテーマは、130分近い
長さを感じさせず、最後まで一気に観せてくれる面白い映画じゃ。
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