監督:マイケル・マン
出演:ダニエル・デイ・ルイス/マデリーン・ストー/ジョディ・メイ/ラッセル
・ミーンズ/エリック・シュウェイク/他
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【物語】
1757年、まだ独立前のアメリカは、イギリスとフランスが互いに植民地にしよ
うと、各地で英仏軍による戦争が行われとった。
入植者達も民兵軍を作り、正式な軍隊の援軍として協力しとった。
原住民のインデアンも、部族によって英軍についたり仏軍についたりして、昔から
の部族対立が、一層激化しとった。
英軍砦のマンロー司令官の娘コーラ(ストー)は、妹アリス(メイ)と共に英国か
らやって来て、父のおる砦に援軍部隊と一緒に向かう。
部隊は途中で、仏軍に味方するヒューロン族の襲撃を受ける。
丁度、襲撃現場を通りかかった、ヒューロン族に敵対するモヒカン族最後の生き残
りの3人の男達の助勢で、コーラとアリスは救われるが、部隊は全滅する。
助けてくれたモヒカン族の男の一人に、白人のホークアイ(デイ・ルイス)とゆ〜
青年インデアンがおった。
ホークアイは、幼いころ両親をヒューロン族に殺され、モヒカン族の酋長に育てら
れた男で、モヒカン族として生きとった。
コーラ姉妹はモヒカン族の男達の案内で、無事英軍の砦にたどりつくが、その砦は
まわりを仏軍が取り囲み、激しい攻撃を受けとる最中じゃった。
ホークアイからもたらされた外部情報により、英軍の戦況は不利と判断され、更に
ヒューロン族が英国人達の民家を襲いそうじゃとの報に、民兵達は自分の家族を護る
為、家に帰ろうと砦から集団脱走する。
危機的状況の砦内で、ホークアイとコーラは互いに引かれ、愛しあうよ〜になる。
仏軍司令官が降伏勧告をし、英軍のマンロー司令官はこれに同意し、砦を明け渡す
事にする。
ヒューロン族の中に、好戦的な男マグワがおり、彼は「灰色の髪の男」こと、マン
ロー司令官に家族を殺され恨みを持っとり、マンロー司令官とその娘達を皆殺しにし
て復讐しょ〜と思おとった。
その為の手段として仏軍に味方しとったのに、英仏軍が和睦してしまい、おもしろ
くにゃ〜。
彼は自分の率いるヒューロン族だけで、砦から撤退する英軍や民間人たちの行列を
襲撃する。
狭く細長い狭間地形の場所で、細長い行列状態の軍隊に、両側の山からはさみうち
で襲いかかったヒューロン達は絶対的有利な戦闘を展開し、英軍は壊滅状態になる。
ホークアイはコーラ姉妹を救い出し、カヌーで逃げるが、ヒューロン族の追跡は容
赦なく、ついにコーラ姉妹はヒューロン族に捕まってしまう・・・
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《独断感想・エトセト欄》
歴史ドラマの西部劇のよ〜なタイトルじゃが、純愛ストーリーとも言える内容で、
これは良いど〜!!
久し振りに、観とってワクワクしたで〜。
時代を英仏が植民地争奪戦をしとった当時に設定してあるが、戦争映画や西部劇じ
ゃ〜なく、恋愛映画としての方がウェイトが大きいよ〜に思えるね〜?
ホークアイとコーラの恋愛がメインなんじゃが、ホークアイの義弟とコーラの妹ア
リスとのほのかな恋愛感情もうまくからめてあり、後半、物語をグッと盛り上げてく
れる。
じゃが、ただのラブロマンス映画とは違い、戦争シーンなんかのアクションシーン
もタップリ有り、最後まで飽きささず一気に観せてくれる。
3年の制作期間と50億円以上も制作費にかけただけの事はあり、砦の攻防戦など
の戦闘シーンは迫真の描写となっとる。
英仏軍の激突シーンの迫力は、あの南北戦争映画「グローリー」以上に、絵画のよ
〜に美しいカットと色調と集団演技の演出のうまさで、ほんまにすごく、ゾクゾクし
てくるで〜。
特に、砦から撤収する英軍の行列が、両側を山に挟まれた細長い狭間でヒューロン
族に襲撃されるシーンは、日本映画の時代劇の合戦シーンも、これを参考にして欲し
いの〜、と思うほどの実に素晴らしい出来じゃ。
最初「ダンス・ウィズ・ウルブス」のよ〜に、もっと大平原なんかの雄大なシーン
が見れるんじゃ〜にゃ〜かと思おたが、映画では狭い草原や山中でのシーンがほとん
どじゃった。
しかし、これは広大なアメリカ大陸が開拓される以前の、東部地区で英仏軍がしの
ぎを削っとった頃の話なんで、大平原なんかのシーンが出てこんのは当然じゃね〜?
別に大草原なんか出てこんでも、この映画の出来の良さに変わりはない。
それにしても、延々と連なる山並みのシーンがちょくちょく出て来るが、その見渡
す限りの風景の中に、家の一軒も、高圧鉄塔の一本も無いとゆ〜、歴史映画の撮影に
適したすごい所が、アメリカにはまだぎょ〜さん有るんじゃろ〜ね〜?
ところで、主演のダニエル・デイ・ルイスは「マイ・レフトフット」の熱演で、ア
カデミー主演男優賞を獲得した演技派じゃが、日本での知名度は今いちじゃし、この
映画の時代設定が日本人にはあまり馴染みのない時代の上、セピア色の地味なポスタ
ーと「ラスト・オブ・モヒカン」とゆ〜タイトルで、日本では随分客足に影響しとる
よ〜じゃね〜?
なんか、「モヒカン」とゆ〜言葉から来るイメージとしては「モヒカン刈り」をす
ぐ連想してしまい、頭の真ん中だけ髪の毛を短く刈り残したヘアスタイルのインデア
ンがゾロゾロ出て来てドンパチやる西部劇アクション映画とゆ〜風にとられてしまい
、もうそれだけで女性の多くが近寄らんのんかもしれんね〜?
主役はモヒカン族の青年とは言え、長髪のザンバラ髪で、恰好え〜男なんじゃがね
〜?
もし、「愛の○○」とか「愛と哀しみの○○」とかのタイトルじゃったら、もっと
ヒットしたかもしれんと思えるほど、素晴らしい恋愛映画じゃ。
わしはこの映画は、男性も女性も楽しめるA級娯楽作品じゃと思うんで、皆さん是
非ご覧下しゃ〜ね!!
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