監督:ハミルトン・ラスケ/クライド・ジェロニミ/ウィルフレッド・ジャクソン
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【物語】
20世紀初頭のアメリカのとある町。
新婚家庭に血統書付のコッカースパニエルの小犬が買われて来る。
その小犬は牝犬で”レディ”と名づけられ、夫婦の愛情を一身に集め、のびのびと
育っていく。
じゃが、奥さんの妊娠と共に、何んやらそれまでと違う扱いになり、レディはそれ
が不思議で合点がいかん。
近所の飼犬の話を聞いても、レディは赤ちゃんを見た事がにゃ〜んで、何んの事や
らよ〜分からん。
そんなある日、雑種で野良犬のトランプと知り合う。
トランプは赤ちゃんが出来ると、犬は家の外に出されるという。
レディは今までの生活から、そんな事は想像も出来んので、トランプの言う事を信
用せん。
やがて赤ちゃんが生れ、レディは赤ちゃんとゆ〜もんを初めて見る。
しばらくして、夫婦がそろって旅行に出かける事になり、赤ちゃんの面倒を見る為
に、夫婦の叔母さんがやって来る。
叔母さんは猫が好きで、犬は飼った事がにゃ〜よ〜で、レディに対して冷たい仕打
ちをする。
そして誤解により、レディは口かせをはめられる。
口かせをはめられたショックで、レディは町に逃げ出す。
町でさ迷うレディを不良野良犬グループが襲うが、そこにトランプがやって来て助
けてくれ、2匹は恋に落ちる・・・
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《独断感想・エトセト欄》
ディズニー・アニメ「わんわん物語」が初めてビデオ化された。
レンビデ屋には日本語吹替版(Hi―Fiステレオ録音)しか置いとらんので、わ
しは二カ国語版を購入しゃんした。
日本の劇場公開時は日本語吹替なんで、ディズニー・アニメの真髄で有る、声優の
セリフとアニメ・キャラクターの口の動きがシンクロするのを見るには、英語で聞か
んといけん。
結局それを観れるのは、二カ国語版を購入した人間だけとゆ〜事になるの〜。
それはともかく、「わんわん物語」は1955年の制作で、当時150人のアニメ
ーターが4年の歳月と4トンのインクを費やして完成させたとゆ〜すごい代物じゃ。
犬が主人公のディズニー・アニメといえば、「101匹ワンちゃん大行進」の方が
何故か名が通っとる。
「101匹〜」の方がずっと最近の作で、皆さんが劇場で観たり、題名を聞いとる
け〜じゃね〜?
「わんわん物語」と聞いて、ストーリーがすぐピンと来る人は、相当なアニメ通か
も〜結構え〜歳の人とゆ〜事になるんじゃ〜ないかの〜?
何はともあれ、この映画の主人公の”レディ”や”トランプ”やその他の擬人化さ
れた(とゆ〜ても、ミッキーマウスほどの擬人化じゃ〜無い)犬たちの所作は繊細で
色使いの素晴しさと共に、今のアニメでは絶体に観る事の出来ん優れた内容は、さす
がディズニー・アニメとうならせてくれる。
表情の細やかな表現もすごいし、挿入されとるすべての曲がすばらしい。
(最近のディズニーの短編アニメの雑さとは雲泥の差じゃ。)
ただ惜しむらくは、当時世界初のシネスコ・アニメのに、ビデオ化ではトリミング
されとり、普通サイズになってしも〜とる点じゃ。
じゃが、一家で安心して楽しめる素晴しいアニメとゆ〜事に変わりはにゃ〜。
皆さんも、是非ご家族で一度鑑賞してみて下しゃ〜。
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