監督:ポール・バーホーベン
出演:マイケル・ダグラス/シャロン・ストーン/ジーン・トリプルホーン/ジョ
ージ・ズンザ/レイラーニ・サレル/ドロシー・マーロン/ダニエル・バン
・バーゲン/他
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【物語】
元ロックスター・ジョニーの惨殺死体が発見され、凶器として部屋からアイスピッ
クがみつかる。
事件を担当するサンフランシスコ市警殺人課の刑事ニック(ダグラス)と同僚の親
友刑事ガス(ズンザ)は、目撃者証言から女流作家のキャサリン(ストーン)から事
情聴取する。
キャサリンはジョニーとの関係や昨夜会った事は認めたが、犯行は否認する。
彼女の著作に、元ロックスターが恋人にアイスピックで殺されるとゆ〜、今回の事
件とまるで一緒の内容の本が有る事が判明する。
キャサリンに任意出頭させ、署内で複数の捜査官が尋問を行ったり、嘘発見機にか
けるが、証言の嘘が立証出来ず釈放になる。
市警の犯罪心理ドクター・ベス(トリプルホーン)とニックは、女性医師と患者と
ゆ〜関係じゃったんが、最近は恋人としても、つきあいが有った。
ニックは以前、観光客を誤射して殺した事が有り、その精神鑑定とカウンセリング
をベスが担当し、それ以来の仲じゃった。
ベスはキャサリンと同じ大学の同窓生じゃが、あまり面識は無いと言う。
キャサリンに疑惑を抱くニックは、彼女の過去を調査すると、キャサリンの両親は
ボートがガソリン漏れで炎上事故を起こして死亡しとり、その時の多額の生命保険と
百数十億円の遺産がキャサリンに渡っとった。
しかも、彼女の処女作が、両親を事故死に見せかけて殺害する少年の話で、これも
キャサリンの両親の事故と酷似しとった。
更に、キャサリンが大学時代、彼女の顧問教授が拳銃で射殺された迷宮入りの事件
が有った事も判明する。
キャサリンも誤射問題を起こしたニック刑事に興味を抱き、彼をモデルにした刑事
ミステリー小説を執筆しとった。
その資料として、彼女はニック刑事の過去を調べとり、それにはベス医師しか知ら
んはずの内容が含まれとった。
ニックがベスを詰問すると、内務調査員のニールセンにだけ情報を教えたと判り、
ニック刑事は情報を売ったと思われるニールセンを問い詰め喧嘩になる。
その夜、ニールセンが拳銃で射殺された死体で発見され、当日喧嘩しとったニック
が容疑者となり、その結果停職処分になる・・・
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《独断感想・エトセト欄》
サスペンス・ミステリーで、面白い!!
真犯人は誰かを探す訳じゃが、これが一筋縄ではいかんよ〜になっとる。
答え(犯人)が、観た人の解釈によって別れるんで、ここらの仕掛けは実に上手に
出来とる。
わしも一応、犯人の目星はつけたが、ここではミステリー紹介のマナーとしてそれ
については一切触れません。
ただ、あれこれ複雑に考えずに、素直に観たらえ〜んと違う?とだけゆ〜ときまし
ょ〜。
映画の後に、”ポール・バーホーベン監督の語る「氷の微笑」”とゆ〜5分ほどの
、犯人探しのヒントをくれるおまけがついとるんで、一度観て、よ〜判らんかった人
はこのヒントを観て、もう一回観ると判るかもね〜?
何にしても、監督は映画化にあたり、性描写と暴力(殺害)シーンを煽情的に描い
たそうなんで、そのへんは確かに監督の思惑通り、ストーリーの迷路と相まって、よ
り刺激的でセクシーな大人の映画になっとる。
海岸沿いの道路を走る車を、ヘリからの俯瞰移動撮影によるショットは、観客の精
神的動揺を一層煽る効果が有るよ〜で、これもうまいカットじゃね〜?
マイケル・ダグラスは、「ブラック・レイン」もそうじゃが、ダーティな刑事役は
ピッタシの男優じゃ。
特にこの映画は、麻薬の幻覚症状で観光客を誤射したとゆ〜、精神的にも不安定な
刑事役なんで、キャラクター的にも適役で、え〜出来じゃ。
シャロン・ストーンは、妖艶で怪しく危険な女性を、体当たり演技で、見事にこな
しとる。
ほんまにこの女優さん、そんな飛び抜けたベッピンさんじゃ〜無いんじゃが、色っ
ぽいの〜?
それはともかく、複雑に入り組んだ人間関係や、登場人物に困惑しながらの鑑賞と
なるんで、夜中なんかの邪魔の入らん環境の中で、落ちついて、集中して一気に観ん
といけんよ〜。
そ〜せんと、犯人はおろか、何がど〜なっとるんやら、サッパリ判らん事になりま
っせ〜〜!!
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