心の旅
REGARDING HENRY
    
 1991年  米  パラマウント

 (118分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1992年5月22日

 監督:マイク・ニコルズ                          
 出演:ハリソン・フォードアネット・ベニング/ミッキー・アレン/ビル・ナン
    /ドナルド・モファット/ナンシー・マーチャンド/レベッカ・ミラー/他
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【物語】
 敏腕弁護士ヘンリー・ターナー(フォード)は、仕事の虫で、家族も顧みず、人に
対する優しさや思いやりに欠けた冷徹な男じゃった。              
 ある夜、自宅近くのコンビニにタバコを買いに寄ったヘンリーは、ちょうどその店
におった拳銃強盗に胸と頭を撃たれ、瀕死の重体になる。            
 奇蹟的に一命は取りとめたが、能の一部が損傷しとり、言葉もしゃべれん、身体も
動かせんん重度の記憶喪失症になる。                     
 しかし能の損傷箇所が能で唯一細胞再生する場所じゃったんで、序々に回復し、ゆ
っくりじゃが足も動かせるよ〜になり、自分で歩けるまでになる。        
 じゃが、妻(ベニング)や娘(アレン)の顔も覚えとらんので、退院して妻に連れ
られて自宅に帰っても一向に記憶は戻らんかった。               
 かつてのヘンリーの冷たい心に、事件前は夫婦仲は完全に冷えきってしも〜とった
が、今のヘンリーは以前の冷淡な性格は消え去り、子供のよ〜に純粋な心の持ち主に
なっとり、人に対して優しい態度ちで接するんで、妻も娘もヘンリーのリハビリに心
血を注ぐ。                                 
 ヘンリーの所属する弁護士事務所の社長は、ヘンリーの回復具合の良好なのを知り
、仕事への復帰を促し、事務所に通わせ、ボチボチと仕事を思い出させよ〜とする。
 ヘンリーはかつて自分が被告側弁護士として勝訴した事件のファイルを調べるうち
に、原告側に有利な証言記録を発見するが、病みあがりのヘンリーの戯言として、誰
にもとりあってもらえんかった・・・                     
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《独断感想・エトセト欄》
 マイク・ニコルズ監督は、手慣れたまとめかたで、2時間近くを一気に観せてくれ
る。                                    
 この手のリハビリ映画ともゆ〜種類の映画は、医師やリハビリ助手と患者の心の交
流や、闘病生活をメインにするもんが多いが、この映画じゃ〜、リハビリのシーンは
比較的あっさりと済ませ、社会復帰後の主人公を、淡々と、しかも、一歩後ろにひい
た位置から、あまり重くならんよ〜にサラリと描いてある。           
 じゃけ〜「マイ・レフト・フット」や「レナードの朝」のよ〜なズシンと来る感動
じゃ〜の〜て、何か清々しい感動を呼ぶ。                   
 主演のハリソン・フォードは、今までの精悍(?)な役と違うボケの演技は、彼に
新しい境地を開いたよ〜で別人のよ〜な柔らかい表情と演技が実にえ〜ど〜。   
 ハリソン・フォードの妻役のアネット・ベニングは、中々味のある顔つきなんで、
これは楽しみな女優じゃ。                          
 それはともかく、これは題名からも、何か純愛路線の重い映画のよ〜に思われてし
まうが、れっきとした娯楽作品に仕上がっとるんで、誰にでも楽しめる内容なんで、
パッケージに惑わされんよ〜にして、ま〜一回観てみんさいね〜。        
 面白いで〜、ほんまに。                          
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