監督:ゲーリー・マーシャル
出演:アル・パチーノ/ミシェル・ファイファー/ヘクター・エリゾンド/ケイト
・ネリガン/ネイサン・レイン/ジェーン・モリス/グレッグ・ルイス/K
・カラン/他
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【物語】
ニューヨークの下町の食堂”アポロ”でウエイトレスをやっとるフランキー(ファ
イファー)は30歳をとっくに過ぎとり、安アパートで独り暮らしをしとった。
”アポロ”のウエイトレス達には独り暮らしのオールドミスが多く、似た境遇の者
ばっかしなんで気楽に勤められた。
手形詐欺で捕まり、1年半の刑務所暮らしをしたジョニー(パチーノ)は、出所し
、ニューヨークに出て来て、求人広告を見て”アポロ”のコックに募集し、食堂のオ
ーナーは前科者の更生の為にと、快く雇ってくれる。
ジョニーのコックの腕前は良く、まじめに働くんで、食堂の皆にはすぐ打ち解けて
行く。
そんなジョニーが、フランキーに一目惚れし、アタックするが、フランキーは過去
に男性と苦い経験をしとり、男なんてこりごり、恋愛なんかするよりレンタル・ビデ
オで映画を見とった方がよいと、冷たい仕打ち。
そんなフランキーじゃったが、中年のジョニーの一途なアプローチに、徐々に心を
開いて行く・・・
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《独断感想・エトセト欄》
ゲーリー・マーシャル監督は、中年の恋物語を描かせたら実にうまいの〜?
この映画では、もう若くなく、過去に辛い思いを持つ女性と、中年男との恋愛を、
淡々と、しかし、優しい気持ちで包むように描いとる。
主演のミッシェル・ファイファーは、もう皆さんお馴染みのセクシーな女優さんじ
ゃね〜?
「バットマン・リターンズ」の彼女の衣装が黒レザーで身体の線を強調したピッチ
ピチファッションと、あの綺麗な青い瞳をより魅力的に見せる黒レザーマスクなんで
、あ〜セクシーじゃの〜、と思おたもんじゃ。
しかも、バットマンを悩ませるキャット・ウーマン役で、今まで彼女がやった役柄
とは全然違う攻撃的な女を、あんなに見事にこなすとは、さすがに役者じゃの〜と唸
らせてくれた。
この映画でのファイファーは、あくまでも地味で、目立たぬよ〜に、都会の片隅で
小そ〜なって生きとる、生活に疲れた女性を実に好演しとり、許容量の大きい女優じ
ゃの〜、と改めて感心してしも〜た。
ファイファーの演じるフランキーは、男でもよ〜開けん、固くしまった瓶のキャッ
プを素手で開けるのが得意とゆ〜のも、何か生活感が出てえ〜の〜。
共演のアル・パチーノは、さすがベテラン男優で、前科持ちの冴えん中年男性をや
らすと、ほんまにうまいもんじゃ。
とりたてて事件の起こる訳でもなく、大恋愛劇でもないのに、何でかしらんが目が
画面に釘付けになり、一気に最後まで観せてくれるのは、主演の二人のキャラクター
の良さと、演技のうまさと、監督、脚本の良さなんじゃろ〜ね〜?
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