監督:メル・ギブソン
出演:メル・ギブソン/ニック・スタール/マーガレット・ホイットン/フェイ・
マスターソン/他
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【物語】
1960年代の米国メイン州の海に面した、小さな村が舞台。
岬の一軒家に住むジャスティン・マクラウド(ギブソン)は、昔、名門校の教師を
しとったが、交通事故で同乗の男子生徒一人を死なせ、自分自身も右半身に大火傷を
負うとゆ〜暗い過去が有った。
そのため、世捨て人のよ〜に、村人との接触も極力避け、一人暮らしをしとった。
チャック少年(スタール)は、母親が4度も離婚と結婚を繰り返し、姉や妹とも父
親が違うとゆ〜複雑な家庭で育った。
母は今は独身で、また違う男と仲良くなり、結婚話が進んどった。
異父姉は頭も良く、チャックはいつも自分の頭の悪さを卑下しとり、空想の世界に
浸る癖が有った。
その時の、ボーッとした放心状態のチャックを知る母や姉は、チャックに精神的な
異常が有るのではと考えとった。
チャックは、実父が卒業したとゆ〜士官学校の受験に一度失敗し、夏休み明けの再
受験に挑もうとしとったが、母や姉は、チャックの受験はまた失敗する、と決めてか
かっとった。
そんなチャックが、フトした事からジャスティンを知り、村人の間ではジャスティ
ンの過去について、噂ばかりが先行し、謎めいた彼に興味を持つよ〜になり、一人で
岬の突端に在る、ジャスティの屋敷に行ってみる。
雨の中、海に向かってボーッとしとるチャックをみつけたジャスティンは、服を乾
かす為に家に入れる。
ジャスティの家の中の写真や記念時計で、彼が元教師じゃった事を知ったチャック
は、士官学校の受験の為の個人授業をして欲しいと頼む。
再受験に反対の母親には、ジャスティスに教わっとる事を知らさず、それから毎日
チャックはジャスティスの家に通う。
チャックは、最初、ジャスティンが顔の火傷痕から恐ろしい男に思えたが、徐々に
優秀な先生じゃとゆ〜事が判り、信頼するよ〜になる。
ある日、喧嘩した姉から、実父が酒乱で自殺した事を聞かされ、自棄になったチャ
ックは家出し、ジャスティスの家に泊めてもらうが、それが村人のジャスティンへの
醜い噂の元になり・・・
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《独断感想・エトセト欄》
少年と、顔に大火傷の痕が有る元教師が、心を通わす感動作品じゃ。
人は外見が美しいと、心も美しいと思いがちで、逆に外見が醜いと、あらぬ噂をた
てたり、偏見でその人を見てしまう。
例えば、話はそれるが、特に男性はしょうがないもんで、外見の美しい女性に、汚
い心、醜い心が存在する事を認めたがらんので、金や物が無くなっても、美人で清楚
な感じの女性はまず疑いの対象から外し、逆に、汚い恰好した人や、外見が醜い人を
一番に疑ってしまうようなところが有るね〜?
この映画の主人公のよ〜に、ハンディの有る人に対しても、その人の実態を知る前
に、先入観の方が優先してしまう。
純粋な友情関係なんか存在するはずが無いと、頭から決めてかかり、先生と生徒の
間でさえ、何か有るんじゃ〜ないの?と疑ってしまう。
メル・ギブソンは初監督ながら、丁寧な描写と順を追った展開で、判りやすい内容
にしとり、最後まで一気に観せてくれる。
映像も綺麗で、ロケーションも抜群じゃ。
役の方も、いつものお得意なアクション・シーンは皆無ながら、淡々とした流れの
中で浮き上がってしまう事のない、地味ながらも、実に味わいの有る演技に徹しとり
、好感が持てる。
共演のニック・スタールは、子役ながらボケの表情と言い、家庭における複雑な立
場を見事な演技でこなし、ちょっとクセは有るが独特の味の有る顔つきじゃね〜。
ほんまに米国映画の子役は、演技がうまくて、感じの良いキャラクターが続々出て
くるね〜。
この辺が、米国映画産業の底辺の広さなんじゃろ〜ね〜。
活発な映画界へは多くの子供も憧れるじゃろ〜け〜、え〜人材も多く集まるとゆ〜
もんで、うらやましいね〜。
ま〜それはともかく、この映画はキャスティングも適確で、映画全体が見事に組立
ててられとるし、また、単なる感動作品に終わらせず、ハンディを持つ人への差別意
識への問題提起もしとるんで、是非ご家族でご覧下しゃ〜。
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