ジュマンジ
JUMANJI
    
 1995年  米  トライスター

 (115分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド  ビスタサイズのワイド版有り

 ビデオリリース日:1996年10月21日

 監督:ジョー・ジョンストン                        
 出演:ロビン・ウイリアムズ/ボニー・ハント/キルスティン・ダンスト/ブラッ
    ドリー・ピアース/ベベ・ニューワース/ジョナサン・ハイド/他    
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
 アメリカの田舎町の名士で、靴工場を経営しとるパリッシュ(ハイド)の小学生の
独り息子アランは、造成工事現場の土の中から木箱を発見する。         
 箱を開けると、中には”ジュマンジ”と書かれたゲーム板のよ〜なもんが有った。
 家に持ち帰り、ガールフレンドのサラと二人で、サイコロを振ってみる。    
 それはサイコロの目で出た表示が、そのまま現実にも現れるとゆ〜、恐怖のゲーム
板じゃった。                                
 またこのゲームは一度始めたら、誰かが”上り”、「ジュマンジ」と言わん限り終
了せん。                                  
 最初、サラの振った目で”吸血こうもり”が暖炉から多数出現する。      
 次にアランの振った目は”5か8が出るまでジャングルにとどまる”が出た為、ゲ
ーム板の中に吸い込まれるアランの様子のあまりの怪奇さに、サラはゲームを途中や
めして自分の家に逃げ帰る。                         
 突然行方不明になった息子を探す為、パリッシュは全財産をつぎこみ、工場は倒産
し、心労でパリッシュ夫婦は死亡し、大きな邸宅も住む者も無く廃墟同然。    

 26年後、その大きな屋敷を民宿にしようと購入した女性の姪のジュディー(ダン
スト)と甥のピーター(ピアース)の姉弟が、子供部屋に有った”ジュマンジ”を発
見する。                                  
 二人は早速そのゲームを始めるが、途端に、”大きな蚊”が襲って来たり、”猿”
が沢山現れ、家中を目茶苦茶にして町に逃げ出したりする。           
 その時ピーターが”5”を出した為、ジュマンジのジャングルに吸い込まれて以来
消息不明じゃったアラン(ウイリアムズ)が、成人して髭ボウボウの姿で出現する。
 アランは26年間ジャングルで暮らし、よ〜よ〜家に帰れたと喜ぶが、喜びもつか
の間、自分の行方不明中に両親は亡くなり、財産も無くなった事実を知り愕然とする
が、ゲームはまだ途中。                           
 ゲームを進行するには、ゲーム参加者が順にサイコロを振らんとゲーム板が受け付
けてくれん。                                
 つまり、サラ→アラン→ジュディー→ピーターの順は変えられんので、次にサイコ
ロを振るべきサラを連れて来て、ゲームに参加させる必要が有った。       
 昔、ゲームをしたば〜に、アランの消滅の模様をしゃべると、精神に異常をきたし
たと回りから言われ続け、世捨て人になっとったサラ(ハント)を探し出し、いやが
るサラを無理やり連れ帰り4人でゲームを再開する。              
 しかし”ライオン”や”人狩りハンター”、”人食い植物”、”巨大動物の暴走”
など、次々にとんでもない状況が出現し、大騒動。               
 おまけにゲームを早く終わらせようとズルしたピーターは、罰で身体も心も猿に徐
々に変化して行く・・・                           
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
 SFXアドベンチャーで、ぶち面白い!!                  
 一種のタイム・トラベルの要素も有り、タイム・パラドックスのこの種のオチが大
好きなわしとしては、たまりましぇん。                    
 ジョー・ジョンストン監督は、この荒唐無稽な内容を順を追って丁寧に描いとり、
ストーリー展開も実に面白く判り易く、伏線もうまく張って有り、飽きささずグイグ
イと引っ張り、最後まで一気に観せてくれる。                 
 カメラも照明も良く、映像がシャッキリしとるのが素晴らしい。        
 全体的に赤っぽい色調で、暖かみと落ちつきが感じられるのも良い。      
 主演のロビン・ウイリアムズは、子供時代いじめられっ子じゃったのが、26年間
のジャングル暮らしで、たくましいサバイバル人間に成長し、ジュマンジによって引
き起こされる数々の試練に、うまく立ち向かう男を自然体の演技でこなしとる。  
 もしこの役をアクション俳優がやったら、きっと違った雰囲気になり、恐怖映画の
ようになったかもしれんが、ロビンのあのおとぼけ顔で飄々とやってくれると、実に
ミスマッチ的で面白い。                           
 ま〜それが狙いなんじゃろ〜ね〜?                     
 他のキャスティングも全体にバランスが良く、特に”人狩りハンター”のジョナサ
ン・ハイド(アランの父パリッシュと二役)の怪演ぶりが楽しい。        
 ところで、この映画はCGがすごいのが売りじゃが、象やサイなどの皮膚感は大変
良いが、非常に苦労したと言われる、猿やライオンなどの体毛の多い動物の描写は、
毛が微妙に揺れたりして、確かにすごい技術じゃとは思うが、象やサイやシマ馬など
が写実的な造形のに、ライオンや猿はいかにも作り物の顔をしとるのは、画面から完
全に浮き上がってしも〜とり、この辺はちと残念なところじゃ。         
 蜘蛛なんかも、もっとリアルでも良かったようにも思うが、ゲームでの虚像とゆ〜
事で、あえて、オモチャのような蜘蛛にしたんかしらん?            
 それならいっその事、象もサイも、もうちょっとデフォルメして実物とは違うデザ
インにしても良かったかも?                         
 それにしても、象が車を踏みつぶして行く有名なシーンなんか、どうみても本物に
しか見えん。                                
 この集団暴走シーンでは、のろまなサイがおったりして、クスッと笑わせてくれる
ところをちゃんと入れとる所なんかは、さすがハリウッド映画じゃ。       
 とにもかくにも、大変面白い映画なんで、ご家族皆さんで楽しんで下しゃ〜。  
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



BACK TOP