新・居酒屋ゆうれい
    
1996年  日本  東宝

 (118分)  ビスタサイズ

Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド  コピーガード仕様

 ビデオリリース日:1997年3月14日

  監督:渡邊孝好                              
  出演:舘ひろし鈴木京香松坂慶子津川雅彦/生瀬勝久/中村有志/志萓一馬
        /名古屋章/すまけい/他                      
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【物語】
  居酒屋”かづさ屋”は、安くてうまいんで、今日も馴染み客で満員。     
  かづさ屋のマスター壮太郎(舘)は、前の女房しず子(松坂)が死ぬ間際に、再
婚は絶対せんと約束しとったが、ふらりと現れた里子(鈴木)と一緒に暮らすように
なった。                                  
 里子が店を手伝うようになってから、かづさ屋は以前にも増して評判が良くなり、
客が増えた。                                
  ある日、壮太郎の友達の葬式で亡くなったしず子そっくりの、ゆきえ(松坂/二
役)に出会った壮太郎は、心中おだやかでない。                
  夏の夜、しず子の命日を忘れ、法事をせず二人でいちゃついとる所へ、しず子の
幽霊が現れ、弔いをしてくれんと、たたってやると恨みを言う。         
 たまげた二人は、それから毎晩出るしず子のゆうれいに悩まされるようになる。 
  壮太郎は、あの世の女房とこの世の女房との板挟みになり、その上死んだ女房そ
っくりな女にも言い寄られる。                        
 実は、里子も過去が有るようで、死んだと思った前の亭主が、突然里子の前に現れ
るが、その男は記憶喪失で、里子の事を覚えとらん。              
 常連客の一人、佐倉(津川)は、どうも最近元気が無いようじゃし、かづさ屋を軸
にそれぞれの人生模様が・・・                        
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《独断感想・エトセト欄》
 ハートフル・コメディで面白い。                      
  渡邊孝好監督は、前作「居酒屋ゆうれい」のキャストを一新し、ストーリー展開
もより複雑にして、全然違う趣の作品に仕上げとる。              
 ちょっとファンタジーっぽい内容なのは好き嫌いの分かれるところかもしれんが、
わしはこ〜ゆ〜のは好きじゃね〜。                      
 映像も奇麗で、面白く最後まで一気に観せてくれる。             
  出演の舘ひろしは、飄々とした気負いの無い演技で、え〜味を出しとる。   
 脂ぎった顔つきに似ず、繊細な神経の持ち主のようで、微妙な表情の変化がこの役
にピッタリはまっとる。                           
  鈴木京香は今いち演技に硬さが見られるが、べっぴんなんで許す。      
 (う〜ん、完全に好みで批評しとる?)                   
  松坂慶子の幽霊のうらめしやの手の角度が実に良い。            
 これはもう、ほんまに見事じゃ。                      
 (他に誉めるところ無いんか?)                      
 いや〜、久しぶりの映画出演(2年ぶり)じゃが、やっぱり映画が彼女を一番奇麗
に見せる媒体じゃね〜。                           
 ここら辺は、さすが映画女優じゃ。                     
 しっかり存在感をアピールしとる。                     
  津川雅彦は、刺し身のツマのような存在じゃが、これが有ると無いとでは、本編
の面白さが大分変わって来るね〜。                      
 普通なら艶っぽいシーンが必ず有る津川も、この映画じゃ〜、おじいさん役が良く
似合っとる                                 
 全体的にキャスティングが地味なんで、かえって主演が目立って良い。     
  何にしても、小難しい事は一切無く、気楽に観れる一本じゃ。        
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