アイアン・ウィル/白銀に燃えて
IRON WILL
    
 1993年  米  ウォルト・ディズニー

 (116分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1995年1月20日

 監督:チャールズ・ハイド                         
 出演:マッケンジー・アスティン/ケビン・スペイシー/デビッド・オグデン・ス
    ティアーズ/ジョージ・ガーデス/他                 
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【物語】
 1917年のアメリカ。                          
 サウスダコタに住む17歳のウィル・ストーンマン(アスティン)は、事故で父を
亡くし、牧場を維持する借金の返済の為、飼っている犬ぞり用の大型犬を売る瀬戸際
じゃった。                                 
 優勝賞金1万ドルの犬ぞり競技が行われるのを知り、それに出場して優勝すれば、
借金の返済も出来、自分も大学に進学出来るんで、出場申込みをする。      
 競技は、カナダ・ウィンペクからミネソタ・セントポールまでの厳寒の地を840
キロ、犬ぞりで走破する速さを競うもので、各国から犬ぞりレースの強者が多数参加
しとった。                                 
 子供のようなウィルは、参加に遅れ、罰金が払えんかったが、ケーン新聞の記者が
罰金を払ってスポンサーになり、ケーン新聞はウィルをアメリカ代表の少年ヒーロー
とした記事を載せ始める。                          
 早々に脱落するじゃろ〜との周囲の予想を尻目に、ウィルはがむしゃらな頑張りで
常にトップ・グループに位置し続ける。                    
 新聞はウィルに”アイアン”の称号をつけて、連日彼の活躍ぶりを伝え、その記事
は、折からヨーロッパで立ち込めた世界大戦前の嫌な空気を、米国民に一時忘れさせ
るほどじゃった。                              
 何もない白銀の大地を行く、競技中のウィル自身は何も知らんかったが、多くの米
国民はウィルの勝利を望み、陰ながら盛大な応援をしとった。          
 ウィルは、零下40度の極寒の荒野を優勝賞金を目指して、命がけで犬ぞりを進め
るが、行く先々に競技の掛けをした人間による買収工作や、妨害が・・・     
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《独断感想・エトセト欄》
 実話に基づく、過酷な犬ぞりレースを描いたアドベンチャー映画じゃ。     
 さすがディズニー映画、勧善懲悪がハッキリしとり判りやすい。        
 普通、伏線などが張って有って、人間関係がもっと判りにくいが、これは最初から
悪い奴は悪いまま、良い奴は良いままと、子供映画ならではの単純明快な作りじゃ。
 ストーリーは、少年の頑張りだけじゃ〜なく、人間と犬の絆も描いとるが、その辺
の描き方がちと弱いんじゃが、犬の表情が好いんで、大分救われとる。      
 ここら辺は、さすが動物モノの得意なディズニー映画じゃ。          
 極寒の荒野の厳しい環境の描き方がサラリとして、迫力が今いち物足りんが、この
辺は日本映画「植村直己物語」(1986年/電通/監督:佐藤純彌/出演:西田敏
行・倍賞千恵子/他)の方が迫力が有ってうまいね〜。             
 じゃが、この映画も、実際に寒い中での撮影に頑張ったスタッフや出演者の苦労は
大変じゃったろ〜ね〜?                           
 主演のマッケンジー・アスティンは「奇跡の人」(1962年/米/監督:アーサ
ー・ペン)でアカデミー助演女優賞を獲得したあの、パティ・デューク(=パティ・
デューク・アスティン)の息子じゃね〜。                   
 映画初主演とは思えん上手さで、厳寒の中で頑張った少年を巧演しとる。    
 やっぱし、蛙の子は蛙か?天性の上手さを持っとるね〜。           
 それはともかく、映画は面白く最後まで一気に観せてくれる。         
 じゃが、寒中シーンが多いんで、寒さに弱い人は、見るのも辛いかもしれんが、内
容が良いので、是非ご家族でご覧下しゃ〜。                  
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