監督:マーチン・リット
出演:ジェーン・フォンダ/ロバート・デ・ニーロ/スージー・カーツ/マーサ・
プリンプトン/ハーレイ・クロス/ジェイミー・シェリダン/他
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【物語】
現在のアメリカの田舎町。
高校生の娘と小学生の息子の二人の子供をかかえて、8カ月前未亡人になったアイ
リス(フォンダ)は、製菓工場で働きながら、親子3人慎ましく暮らしとった。
給料日にアイリスは、帰りのバスの中でバッグをひったくられ、同じ工場の食堂で
コックをしとるスタンリー(デ・ニーロ)が犯人を一緒に追ってくれ、犯人に逃げら
れてしまうが、二人は知り合いになる。
スタンリーは父親が行商人で、小さい頃から父親の商売について歩いとったんで転
校を繰り返し、学校の先生も腰掛け入学のスタンリーにはあまり本気で教えんかった
んで、授業中いねむりばっかししとり、学校に通ったのに文字も読めんし字も書けん
かった。
工場の経営者は、スタンリーが文盲と知り、毒薬や調味料のラベルが読めんと何か
問題が有ったら困るとクビにする。
老いた父親の面倒をみとったスタンリーは生活に困り、父親を老人ホームに入れる
が、老人ホームからの父親危篤の電報も、字が読めん為知らずに、父親の死に目にも
会えんかった。
自分の名前さえ書けんので、銀行口座も開けず、運転免許も取れん。
当然、就職口も条件の悪いもんばっかしじゃった。
スタンリーは、以前から好意を寄せとったアイリスに字を教えてくれと言う。
アイリスは文盲教育の教材を図書館で借り、仕事から帰ると毎日、自宅でスタンリ
ーに文字を教える事にする。
亡くなった夫への恋慕の思いを断ち切れんアイリスじゃったが、毎日の授業の触れ
合いから、スタンリーのアイリスへの一途な思いを知り、やがて二人は心を通わせる
よ〜になる・・・
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《独断感想・エトセト欄》
日本では少ない文盲とゆ〜テーマを扱っとり、文字の読み書きが出来ん人の苦労と
ゆ〜のは想像も出来んかったが、この映画で多少は判ったよ〜な気がするね〜?
塩や砂糖もなめてみんと判別出来ん。
父親や自分の名前のつづりも判らん。
標識の文字が読めんのですぐ道に迷い、人にたずねても、標識を基準に道を教えて
くれるんで、目標となる建物やなんかで聞く。
銀行口座が開けんので、貯金も出来ず、金を家に隠しとかんといけん。
文盲じゃと、文明社会では就職も出来ず、生きて行く事さえ難しく、文字が読み書
き出来ん者は人間じゃ〜にゃ〜んか?と嘆くスタンリーの苦悩が画面からよく伝わっ
てくる。
ロバート・デ・ニーロは「レナードの朝」にしても、こ〜ゆ〜人間の演じ方は、ほ
んまにうまい。
また、相手役のジェーン・フォンダも中年になり、演技が枯れて、え〜味出すよ〜
になったね〜?
若い時のガムシャラ演技とは違い、ユッタリした演技で、夫の死と、高校生の娘の
妊娠でダブルパンチを食らった主婦が、文盲の男に文字を教える事により、自分も逆
に人間の勇気を教わり、逆境を乗り越えて行く女性を実に好演しとる。
グワ〜〜ッと来る感動映画じゃ〜無いが、それが逆に、深い余韻となり、後味の良
い終わり方と共に、心に残る映画になっとる。
ご夫婦、恋人同士でぜひご覧下しゃ〜。
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