危険な遊び
THE GOOD SON
    
 1993年  米  20世紀フォックス

 (93分)

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1994年9月23日

 監督:ジョセフ・ルーベン                         
 出演:マコーレー・カルキンイライジャ・ウッド/クイン・カルキン/ウェンデ
    ィ・クルーソン/デビッド・モース/他                
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【物語】
 母を亡くし、父と二人暮らしになった小学生のマーク(ウッド)は、父が仕事で2
週間留守にする為、冬休みの間、父の弟ウォレス(モース)の家に預けられる。  
 そこには、マークと同い年の従兄弟のヘンリー(マコーレー)とその妹のコニー(
クィン)が居った。                             
 その家の末っ子のリチャードは、赤ん坊の時、浴槽で水死しとり、ヘンリーの母ス
ーザン(クルーソン)は、今でも時々、岬の断崖に一人佇み、事故死したリチャード
を偲んどった。                               
 マークとヘンリーは男同士で気が合い、母を亡くした傷心のマークも、ヘンリーと
遊ぶうち、元気を取り戻し、二人はいつも一緒に仲良く遊ぶようになった。    
 ヘンリーは秘密のアジトの小屋を持っとり、そこでヘンリーは手製のボウガンを作
り、波止場でいつも放し飼いの猛犬に追われるんで、ヘンリーは復讐の為、その犬を
ボウガンで射殺してしまう。                         
 またある日、等身大の人形を作り、高速道路の高架橋から道路上に落とし、身投げ
と錯覚して急停車した車に多重追突事故を起こさせたりする。          
 最初、ただの遊びじゃと思っとったが、ヘンリーの異常な遊びに知らず知らずに加
担させられとる事に気づいたマークは、ヘンリーの異常な行動を何とかやめさせよう
とするが、良い子を上手に演じるヘンリーを、両親は全然疑わず、ヘンリーの言葉を
信用し、逆にマークが精神錯乱を起こしとるんじゃ〜と疑われる始末。      
 やがて、ヘンリーがコニーに殺意を抱いとる事を察知したマークは、コニーをヘン
リーから守ろうとするが・・・                        
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《独断感想・エトセト欄》
 サスペンス・スリラーで、面白い。                     
 ジョセフ・ルーベン監督は、丁寧に順を追って描いとるんで、判り易い内容にまと
めて有り、最後まで一気に観せてくれる。                   
 ただ、ヘンリーが悪魔的になった動機の描写があまり無いんで、上っ面の怖さだけ
しか感じられんのはちと残念じゃ。                      
 主演のマコーレー・カルキンとイライジャ・ウッドの名子役が、火花を散らしての
演技合戦は見ものじゃ。                           
 マコーレー・カルキンは「ホーム・アローン」の明るいわんぱく坊主のイメージを
払拭する、悪魔的残虐性を秘めた子供を見事に演じとる。            
 最初、「ホーム・アローン」的いたずら坊主を陰湿に演じるだけかと思おとったら
、何の、何の、気色の悪いほど危険な雰囲気を上手に醸しだし、さすが高額出演料を
とるだけの事は有ると、演技力の確かさを再認識させられた。          
 また、イライジャ・ウッドも抜群の演技力で、追い詰められる少年を巧演しとる。
 ウッドにはわしも以前から目をつけとるが、あの「バック・トゥ・ザ・フューチャ
ー2」で未来の喫茶店のテレビゲームの前で、友達とガンゲームで遊んどる役じゃっ
た小さな子供が、こんな大役を見事にこなすまでになり、キャラクターの良さと、演
技力の確かさで、これはまだまだ伸びそうじゃね〜?              
 この二人の名子役の出演がどっちかが無かったら、この映画はここまで面白いもの
にならんかったじゃろ〜?                          
 ところで、ヘンリーの妹役でマコーレーの実妹のクイン・カルキンが出演しとるが
、さすが兄妹じゃ、目元なんか実によ〜似とる。                
 それはともかく、スリラー映画でよく有る、ビビらせるカットなんかが無いんで、
ちょっともの足りなさを感じさせるんかもしれんが、映像も綺麗で、ストーリー展開
も分かりやすく、楽しめる映画じゃ。                     
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