ゴジラvsメカゴジラ
    
 1993年  日本  東宝

 (116分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド   ビスタサイズ

 ビデオリリース日:1994年7月8日

 監督:大河原孝夫                             
 特撮監督:川北紘一                            
 出演:高嶋政宏/佐野量子/小高恵美/原田大二郎/宮川一郎太/中尾彬/ラサー
    ル石井/川津祐介/佐原健二/高島忠夫/他              
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【物語】
 筑波に有る国連G<ゴジラ>対策センターでは対ゴジラ兵器として、メカキングギ
ドラを解析して、メカゴジラを製造する。                   
 G対策センターで、対ゴジラ兵器の1号機ガルーダの開発をしとった青木一馬(高
嶋)は、戦闘部隊Gフォースに配転になる。                  
 その頃、ベーリング海のアドノア島でロシアと協力して日本の企業が油田調査中、
巨大な卵を発見する。                            
 ひとつはすでに孵化しとるよ〜で、卵の殻が割れて散乱しとり、ひとつはまだ卵の
ままじゃった。                               
 国立生命科学研究所から調査隊が来て、残った卵を持ち帰ろうとした時、孵化した
ラドンが一隊を襲う。                            
 そこに海中からゴジラが現れ、ラドンとゴジラのバトルが始まる。       
 調査隊はそのドサクサに乗じ、ヘリで卵を持ち帰る事に成功する。       
 京都の生命科学研究所に持ち帰られた卵は、五条(佐野)らに見守られながら、孵
化を待つ。                                 
 ラドンの卵を持ち帰ったニュースを聞いた翼竜おたくの青木は、早速生命科学研究
所にもぐり込み、実物の卵を目にするが、その時、卵に付着しとった古代植物の標本
を少量失敬して帰る。                            
 Gフォースの超能力者冴草(小高)はその草の標本から何かを感じ調べると、草か
ら微弱ながら、ある種の信号が発せられとる事が判明する。           
 植物の発する信号をコンピュータで音楽に変えたものを、卵に聞かせると、たちま
ち孵化して、ゴジラサウルスの子供が生まれる。                
 プテラノドンの巣にゴジラサウルスが託卵しとったようで、生まれたベビー・ゴジ
ラは五条に母性を感じ、なつく。                       
 ちょうどその時、卵を取り戻すべく、ゴジラが四日市に上陸し、京都を目指して破
壊行進を始める。                              
 ゴジラ出現の情報で、Gフォースは早速メカゴジラで出動する。        
 ゴジラとメカゴジラ、ラドンの3つ巴戦はやがて、主戦場を千葉の幕張に移して、
壮絶なバトルを展開する・・・                        
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《独断感想・エトセト欄》
 日本が世界に誇る(!?)SF怪獣映画のこの新シリーズも、ついに5作目となり
、もはや昔の「ゴジラ」映画の面影は微塵も感じられん、別物映画になってしも〜と
るのは淋しい限りじゃ。                           
 大河原孝夫監督と川北紘一特撮監督のコンビは、前作「ゴジラvsモスラ」に続い
てで、相変わらず見上げ構図の少ない、巨大怪獣の迫力を全然感じさせてくれん映画
に仕上げてしも〜とる。                           
 もっとも、ゴジラが他の怪獣やメカゴジラと対決する訳じゃけ〜、全体の動きを写
そうとしたら、どうしても引いた位置からの全身フォローになる。        
 しかし、怪獣の対決とゆ〜シチュエーションは、旧作ゴジラの第2作目「ゴジラの
逆襲」(1955年/東宝/監督:小田基義)で、ゴジラがアンギラスと闘い始めた
時からじゃが、当時の映画はスタンダードサイズで現在のワイドスクリーンとは違い
、同じ対決シーンでも構図を考えとり、アップも多用して迫力が有った。     
 そのうちワイドスクリーンになり、左右に対峙する怪獣を同一スクリーン上に同時
に写せるよ〜になった途端、引きの構図が多くなり、それが怪獣の大きさを感じささ
ん、ミニチュアの世界がそのまま映像化された図式になってしも〜た。      
 この辺は一考の余地が有るね〜?                      
 これじゃ〜TVの「ウルトラマン」と変わりが無い。             
 映画なんじゃけ〜、やっぱし映画ならではの迫力を作り出して欲しいもんじゃ。 
 更に、最近のゴジラはチョコチョコ、チョコチョコ動き過ぎるきらいが有る。  
 腕を始終動かしたり、手を常に開いたり握ったりしとるのは、何か巨大怪獣らしい
落ちつきに欠ける。                             
 また、ベビー・ゴジラと五条研究員との関係は、まるっきし「REX恐竜物語」(
1993年/松竹/監督:角川春樹)と同じ陳腐さを感じさせてくれ、もうガッカリ
ぢゃ。                                   
 旧作ゴジラシリーズが子供路線に走った失敗を、また繰り返そうとしとるんか? 
 何か文句ばっかしゆ〜とるが、わしゴジラは大好きなんで〜。         
 好きじゃけ〜こそ苦言もつい口を突いて出てくる訳じゃ。           
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