監督:スティーブ・マイナー
出演:メル・ギブソン/ジェイミー・リー・カーチス/イライジャ・ウッド/イザ
ベル・グラッサー/他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
1939年、太平洋戦争前のアメリカ空軍でテストパイロットをしとるダニエル(
ギブソン)は、恋人ヘレンに「結婚しよう」の一言がなかなか言い出せん。
慌ただしいデートの後、別れたばかりのヘレンがトラックにはねられ、植物人間に
なり、医師からも回復は無理と言われ、天涯孤独のダニエルは絶望する。
その気持ちを癒す為に、友人の科学者・ハリーが実験中の冷凍睡眠装置に1年間の
期限付で人体実験のモデルになり冷凍睡眠に入る。
その後、この装置は、諸事情や戦争のドサクサで、軍にも忘れ去られてしまい軍の
倉庫で埃を被る事になる・・・
1992年、看護婦をしとるクレア(カーチス)の一人息子ナット(ウッド)は、
近所の親友フィーリックスと空軍の古い倉庫にもぐり込み、そこで冷凍装置を発見し
、おもちゃにして遊んどると、蓋が開き、中に冷凍された人間がおったんで、二人は
たまげて逃げ帰る。
常温解凍で目覚めたダニエルは、1年の冬眠のはずが、50年以上も眠り続けた事
を知り、この装置の発明者のハリーを探しまわる。
ダニエルは装置の所に忘れられたジャケットを届けにナットの家に行き、ナットに
好かれたダニエルは、ハリーを見つけるまでの間、クレアの家に居候さしてもらう。
母子家庭で育ったナットは、ダニエルを段々父親のよ〜に慕い始める。
50年前の冷凍冬眠装置から人間が蘇った事実を知った軍は、長距離宇宙旅行に必
要な冷凍睡眠の技術に応用出来る、貴重な生体実験資料のダニエルを捕まえようと、
FBIと協力してダニエルの追跡をはじめる・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
SFラブ・ファンタジーで、これは良いど〜!!
スティーブ・マイナー監督は、ホラー映画やコメディ映画が得意な監督さんで、純
愛映画はどんなもんじゃろ〜?との思いは杞憂じゃった。
綺麗な映像と、淡々とした分かりやすい展開で、後半グ〜ッと盛り上げてくれ、最
後まで一気に観せてくれる。
「マッドマックス」シリーズや「リーサル・ウェポン」シリーズでアクション・ス
ターとして人気の高いメル・ギブソンが、アクション・シーンは少なく、昔の恋人を
一途に追い続けながら、急速に老いて行く男を演じるんじゃが、これがまたえ〜味を
出しとり、うまい!!
ちょっとトボケたあのキャラクターは、ほんまにこんな役には適役じゃね〜?
この映画は、メル・ギブソン扮するダニエルが、時を超えて愛を告白する、とゆ〜
もんなんじゃが、実際はそれより、イライジャ・ウッドが演じる母子家庭の男の子ナ
ットが、女親に話せん恋の悩みを、父親のよ〜な感情を抱いたダニエルに話をし、古
い倫理感のダニエルが小学生は恋に悩むより勉強しろと叱った後、自分が犯した過ち
を思い出し、好きな人には正直に自分の気持ちを伝えるのは早い方が良いとゆ〜遣り
取りが、ほんまのテーマのよ〜じゃね〜?
二つの恋が並行して描かれ、父親と息子の親子映画のよ〜な雰囲気が滲み出とるの
もえ〜感じじゃ。
それにしても、グリッとした眼の子役のイライジャ・ウッドはえ〜の〜?
「愛に翼を」や「ラジオ・フライヤー」の演技もえかったが、この映画でも、メル
・ギブソンと対等に演技しとるで〜。
母親役のジェイミー・リー・カーチスはちょっと個性的な女優さんで、出演映画に
よって演技にムラッ気が有るが、この映画では役柄からも、地味じゃが存在感のある
え〜演技をしとる。
ま〜そんなこんなで、この映画、SF仕立てとは言え、本筋はラブロマンスなんで
、男性も女性も飽きささずに楽しく観れるんで、ご家族や恋人同士で是非ご覧下しゃ
〜。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−