監督:レス・メイフィールド
出演:ロビン・ウイリアムズ/マルシア・ゲイ・ハーデン/クリストファー・マク
ドナルド/レイモンド・J・バリー/テッド・レビン/他
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【物語】
私立メドフィールド大学の化学教授フィリップ(ウイリアムズ)は、実験に熱中す
ると何もかも忘れてしまうウッカリ者。
フィリップは、自宅の地下室にある実験研究室で、ジェル状のエネルギー物質を発
明し「フラバー」と名づける。
フラバーは小さな力を加えると、大きなエネルギーを発生し、放射性同位元素の照
射によってパワーを調整出来るんで、車のエンジン代わりに代用すると空まで飛べて
しまうすごい物体じゃった。
しかし、この実験に熱中するあまり、フィアンセで学長のサラ(ハーデン)との結
婚式をスッポカしてしまい、これまで2回も結婚式をスッポかした前科を持つフィリ
ップに怒ったサラから、とうとうフラれてしまう。
そんなサラに言い寄る、フィリップの学友でもあるウイルソン教授(マクドナルド
)に、フィリップは気が気じゃ〜ない。
ウイルソンは、大学対抗バスケットボールの試合の勝敗を賭けて、サラにデートを
迫る。
メドフィールド大学は地区バスケットの最下位チームで、相手の大学は地区優勝の
実力校。
当然、ウイルソンは相手校の勝ちに賭ける。
普通に試合したら、勝敗は最初っから目に見えとった。
二人のデートを阻止したいフィリップは、選手のバスケットシューズの裏に、こっ
そりフラバーを貼りつける。
おかげですごいジャンプの連続での逆転勝ち。
この試合を観戦しとった大学乗っ取りを図る実業家チェスター(バリー)が、フラ
バーの存在を知り、これは金儲けになると、部下を使ってフィリップの実験室からフ
ラバーを盗み出す・・・
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《独断感想・エトセト欄》
SFファンタジー・コメディーで面白い。
「うっかり博士の大発明/フラバー」(1961年/米/監督:ロバート・スティ
ーブンスン/出演:フレッド・マクマレー)のリメイク映画で、リメイク物を得意(
?)とする、レス・メイフィールド監督は軽快なテンポで、最後まで面白く一気に観
せてくれる。
上映時間がちょっと短い為、後半が多少尻切れトンボの感は有るものの、まぁ子供
が退屈せずに観れる時間の長さなんで、ここらへんはしょうがないところか?
SFXでジェル状のフラバーが生き物のように踊ったりする様は、最近のハリウッ
ド映画のここかしこでCGのすごい奴を見せ続けられるんで、もう今じゃ〜、あまり
驚くほどの映像とは言えんかもしれんが、それにしても、半透明のジェル状態で光が
透過したり、廻りの光源の位置や光度によって微妙に色変化するところなんか、実に
リアリティが有り、やっぱし大したもんじゃね〜。
主演のロビン・ウイリアムズは、おとぼけからシリアスな映画まで何でもこなす、
まるで西田敏行のようなキャラクターじゃ。
ロビンの、あの憎めん笑顔を見ると、それだけで心が温かくなるもんね〜。
ほんでまた、演技が抜群にうまく、フラバーとのCG合成による一人芝居を、見事
に巧演しとる。
ヒロインのマルシア・ゲイ・ハーデンは、若い時より今の方が味わい深い顔立ちに
なり、親しみやすくなった。
また、控えめの抑えた演技も好感が持てる。
脇役の憎まれ役達も、適当にそれらしい顔立ちをキャスティングしとり、判りやす
くて良い。
子供も安心して見れるのをモットーにしたディズニー映画にしては、大学の絵画教
室でヌードデッサンしとるシーンなど、ちょっとドキリとさせるが、最近の子供はあ
の程度じゃ〜何とも思わんかも?
何にしても、繰り返しパターンなどのコメディの古典的手法もちりばめて、笑わせ
てくれるんで、是非ご家族でお楽しみ下しゃ〜。
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