監督:チャールズ・シャイアー
出演:スティーブ・マーティン/ダイアン・キートン/マーティン・ショート/キ
ンバリー・ウイリアムズ/他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【物語】
靴の製造会社の社長のジョージ・バンクス(マーティン)は、妻(キートン)と2
2歳になる娘アニー(ウィリアムズ)と、小学生の息子がおり、ジョージは娘のアニ
ーを溺愛しとった。
ローマの観光旅行から帰ったアニーが、突然ジョージに、イタリアで知り合った米
人青年ブライアンと結婚したいと言い出し、ジョージはビックリたまげる。
母親は自分の娘時代を思い出し、アニーの恋愛にニコニコじゃが、まだ子供じゃと
思いたい父親は、早すぎると渋い顔。
娘の結婚相手の青年ブライアンと対面するが、両親の前でいちゃつく若い二人に、
ジョージは面白くない。
露骨な反対も出来ず、話の判る父親と思われたいジョージは、結婚までの期間に娘
の気が変わる事を期待する。
何とか娘に結婚を思い止まらせようと考えるジョージの心とは裏腹に、アニーの結
婚話はとんとん拍子に進んで行く。
ジョージ夫妻は、青年の両親に会いに出かけ、相手が金持ちなのに驚く。
米国では結婚式の費用は花嫁側で負担するのが風習で、新郎の親戚を披露宴に招く
為の費用(旅費等)も当然花嫁側の負担となる。
新郎の親戚は外国にもおり、それらの航空運賃まで負担するんで大出費となり、ジ
ョージは結婚式の費用に頭が痛い。
結婚披露を自宅でする事にし、ウエディング・コンサルタント(ショート)に式を
取り仕切らせる事にするが、コンサルタントの言う通りにすると、またまた莫大な費
用がかかりそうで、ジョージは娘を嫁に出す辛さの上に、とんでもない出費のダブル
パンチでイライラが募る・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《独断感想・エトセト欄》
「花嫁の父」(1950年/米/監督:ビンセント・ミネリ/出演:スペンサー・
トレイシー/エリザベス・テイラー/他)のリメイク版コメディで面白い!!
現代的に、米国内に他国人種が、色んな職業に多数進出しとる状況も採り入れ、結
婚式の騒動を、より混乱させるよ〜にうまく脚色されとり、最後まで一気に観せてく
れる。
しかし、スティーブ・マーティンはうまいの〜?
内心は娘に結婚して欲しくないんじゃが、露骨に反対も出来ず、大出費に悩む父親
を実に好演しとる。
今まで子供じゃと思おとった我が子が、いきなり結婚すると言いだし、もはやそん
な年になっとったんかと思いながらも、まだ早い、いつまでも、昔のままの自分を頼
る子供でおって欲しいと思う父親の気持ちが、よく伝わってくる。
この人「ハウスシッター/結婚願望」のよ〜な、ドタバタ・コメディも面白く演じ
るんじゃが、こんなシットリとした親子の情を醸し出す役も見事に演じる。
結婚式前夜、寝床で父親は眠れず、娘の幼い頃を回想したりする。
娘も、明日家を出て行く感傷に眠れず、夜中に子供の頃したように、父娘はバスケ
ットボールで遊ぶ、なんてのは、ほんまにえ〜シーンじゃ。
結婚は、当事者の若い二人は、結婚までの道のりにのみ大変さを感じて、まい進す
るのみで、親の大変さには思い至らんもんじゃ。
花嫁の父親の側から結婚を見るとゆ〜、面白い視点の映画なんで、未婚の人も是非
ご覧下しゃ〜ね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−