恋人たちの食卓
飲食男女:EAT DRINK MAN WOMAN
    
 1994年  台湾  セントラル

 (133分)  内予告他9分  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1996年1月26日

 監督:アン・リー                             
 出演:ラン・シャン/ヤン・クイメイ/ウー・チェンリン/ワン・ユーウェン/ウ
    インストン・チャオ/他                       
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【物語】
 現代の台北が舞台。                            
 有名ホテルの中華料理の元シェフの朱「チュ」(ラン)は16年前に妻を亡くし、
男手ひとつで三人の娘を育てあげ、今はもうシェフを引退し、隠居生活をしとった。
 朱の長女・家珍「チアジェン」(ヤン)は高校教師で敬虔なクリスチャンの為、恋
に臆病で、ちょっと婚期を逃しかけとった。                  
 2女の家倩「チアチェン」(ウー)は航空会社に勤める凄腕キャリア・ウーマンで
、アムステルダム支店へ栄転の話が有った。                  
 3女の家寧「チアニン」(ワン)はファーストフード店員をしとる、気楽な二十歳
の娘。                                   
 朱家では日曜の夕食は、朱が作った料理を一家四人揃って食べるとゆ〜決まりが有
り、もう大きくなった三人の娘達にはこの決まりは結構面倒臭かった。      
 近所に住む錦栄「チンロン」は珊珊「サンサン」とゆ〜小学生の一人娘と暮らす、
バツイチ女性で、朱家に母娘でよく遊びに来た。                
 朱は孫のような珊珊を可愛がり、料理の下手な錦栄の代わりに、珊珊の学校に、弁
当を作って持って行ってやるほどじゃった。                  
 名シェフじゃった朱の作る弁当は、豪華で美味しく、弁当はクラスでも評判で、珊
珊は得意満面。                               
 じゃが朱は、最近歳のせいで味覚が衰え、体で覚えた料理の腕はまだまだ衰えを知
らんように見えるが、味は微妙に変化しとった。                
 ホテルで永年相棒として働いとった親友の温「ウェン」コック長が倒れたのを知り
、朱もつくづく自分の年齢と体力の衰えを感じる。               
 娘達はそれぞれが恋をしとり、三人の誰が父親の老後の面倒を見るかは、いつも姉
妹の議論の種じゃった・・・                         
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《独断感想・エトセト欄》
 日常を描いた人間ドラマで、面白い。                    
 親の老後の面倒を誰が見るかとゆ〜、どこにでも有る大問題を中心に、娘達それぞ
れ違うタイプの恋を織りまぜながら、坦々とした中にシットリと描いとる。    
 ある一家のとりとめのない日常を描いとり、下手したら面白くも何ともなくなる物
語を、アン・リー監督は実にうまくまとめあげとり、最後まで飽きささずに一気に観
せてくれる。                                
 父親役のラン・シャンは、そこら辺のどこにでもおる親父風で、派手さの無い、地
味な演技は好感が持てる。                          
 女優陣は出演しとる誰もが好感の持てるキャラクター揃いで、実に馴染みやすい。
 特に次女役のウー・チェンリンは池上季実子似で、親しみが持てるね〜。    
 映像も綺麗で、ときおりカットの入る台湾の風物や、日本によく似た一般家庭の室
内の造作や、靴を脱いで家にあがるところなんかの風習も興味深い。       
 オートバイにノーヘルメットで二人乗りし、後ろの女性は横座りとゆ〜のも、ちょ
っと前までの日本を思い出すね〜?                      
 中華(台湾)料理の作り方や、華麗で美味そうな料理の数々も目を楽しませてくれ
、併せて一家が囲む食卓の会話から家族の絆を考えさせてくれる。        
 最後のドンデン返しも意表をつくで〜!!                  
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