イン・ザ・ネイビー/潜望鏡を上げろ!
DOWN PERISCOPE
    
 1996年  米  20世紀フォックス

 (103分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1996年11月1日

 監督:デビッド・S・ワード                        
 出演:ローレン・ホリー/ケルシー・グラマー/ロブ・シュナイダー/ブルース・
    ダーン/他                             
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【物語】
 潜水艦の副艦長をしとるトーマス・ドッジ少佐(グラマー)は、原潜の艦長候補と
して、度々昇進会議に計られるが、以前ロシア原潜とニアミスをした事が今だに尾を
引き、なかなか原潜の艦長にはなれんかった。                 
 3度目の艦長昇進会議にもドッジの名は挙がるが、反対者が居り、スンナリとは昇
進が決まらんかった。                            
 そこでドッジの腕を確かめるため、オンボロ・ディーゼル潜水艦の艦長に任命し、
チャールストン港とノーフォークの米大西洋沿岸の2カ所の軍港を、模擬奇襲攻撃す
るよう命令する。                              
 ロシアの中古ディーゼル潜水艦がアラブ諸国に売られとり、これらの古い潜水艦の
攻撃能力と、米海軍の最新防御システムのチェックをするとゆ〜名目じゃった。  
 米海軍の防御システムをかいくぐり、うまく2カ所の軍港に入港出来たら、原潜の
艦長にしてやるとの提督の言葉にドッジは張り切るが、与えられた潜水艦は40年前
に建造された老朽潜水艦で、外観はサビだらけのボロボロ。           
 おまけに副艦長のパスカルは、イラ助の小言と不満言いで、いつも部下を怒っとる
男。                                    
 米海軍史上初の女性潜水艦乗組員として着任した潜航指揮官のエミリー・レイク大
尉(ホリー)も、シュミレーションの成績は良いが潜水艦搭乗経験ゼロの上、そうで
なくても男所帯に花一輪のところにグラマーな彼女は、どうしても乗組員の目を釘付
けにするのも頭痛の種。                           
 また、水兵の中には上官の命令をことごとく無視する奴や、異状に耳の良い奴、賭
け事の好きな奴など、ひと癖あるものばかりが揃っとった。           
 旧式のディーゼル潜水艦で最新鋭原潜の網をかいくぐる為、ドッジ艦長の頭脳戦が
展開される・・・                              
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《独断感想・エトセト欄》
 潜水艦映画で、面白い!!                         
 ビデオパッケージや解説文には、潜水艦コメディと書いて有るんで、支離滅裂なデ
タラメ・ドタバタ・コメディ映画かと思おて観たら、これが大ハズレ、この映画はコ
メディじゃ〜ない。                             
 ほんじゃ〜面白くないのかとゆ〜たら、これが面白いんじゃ〜ね〜。      
 意外にシリアスなドラマ展開で、潜水艦バトル映画としても見応え十分。    
 伏線が弱く、先が大体見えてしまう底の浅さは有るものの、デビッド・S・ワード
監督は丁寧に描いとり、最後まで一気に観せてくれる。             
 一部、コメディ・タッチのご都合主義的カ所も見えるが、潜水艦映画の名作「眼下
の敵」(1957/米・西独/監督:デヒック・パウエル/出演:ロバート・ミッチ
ャム/クルト・ユルゲンス/他)並みの手に汗にぎる・・・とは言えんが、そこそこ
面白い展開を見せてくれる。                         
 最近の潜水艦映画といえば、「レッド・オクトーバーを追え!」(1990年/米
/監督:ジョン・マクティアナン/出演:ショーン・コネリー/アレック・ボールド
ウィン/他)や「クリムゾンン・タイド」(1995年/米/監督:トニー・スコッ
ト/出演:デンゼル・ワシントン/ジーン・ハックマン/他)などの大作が有るが、
これらほどではにゃ〜が、海中での潜水艦同士のすれ違いシーンや、魚雷発射シーン
などのSFXも本格的で、見事なもんじゃ。                  
 潜水艦内のディテールも本格的に作って有り、ディーゼル潜水艦と原子力潜水艦の
操作ディスプレイや艦内の様子の違いなどは興味深い。             
 実物のディーゼル潜水艦を使用した映像は本物の迫力が有り、老朽潜水艦といえど
も、本物のメカの持つ美しさが画面から伝わって来る。             
 紅一点の女性士官が潜水艦内に居るんで、ちょっと前のハリウッド・コメディなら
必須のお色気シーンなんかが有るのかと思えば、そういったシーンはほとんど無く、
逆に男性乗組員の女性士官への、下着隠しや洋服サイズを小さい物に変えたりするな
どのセクハラ行為を艦長が嗜めたりするシーンが有ったりして、最近のセクハラに敏
感な世相を反映しとるね〜。                         
 もっとも、女性潜水艦乗組員役のローレン・ホリーは、グラマーな体型なんで、お
色気を全面に出すんかと思おたら、そ〜じゃ〜無いんでちょっとガッカリ。    
 どっちかとゆ〜と地味目な顔立ちなんで、せめてボディでアピールして欲しいの〜
わしら〜、ジュル、ジュル。←よだれ                     
 う〜ん、こ〜ゆ〜事ばっかし考えとる親父(わし)がおるけ〜、やっぱしお色気シ
ーンが無いといけんのか〜?と制作者は考えるんじゃろ〜ね〜?         
 大笑いナンセンス・コメディ映画を期待したらガッカリするけ〜ど、これは拾い物
の一本じゃと、わしは思うで〜。                       
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