監督:アンドリュー・デイビス
出演:マイケル・ダグラス/グウィネス・パルトロウ/ビゴー・モーテンセン/デ
ビッド・スーシェ/他
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【物語】
ニューヨークの投資家スティーブン(ダグラス)の妻エミリー(グウィネス)は、
貧乏画家デビッド(モーテンセン)と不倫関係で、エミリーは、デビッドにゾッコン
で、スティーブンとの離婚を本気で考えとった。
エミリーは米大使館に勤めとるが、実家は大富豪で、莫大な財産を持っとった。
スティーブンは、エミリーの不倫に気づき、デビッドに接触する。
デビッドは青年画家のフリをした結婚詐欺師で、前科が有った。
投資の失敗により破産間近なスティーブンは、離婚される前に妻を殺して、妻の財
産を相続して、危機を脱出しようと考え、スティーブンはデビッドに、50万ドルの
成功報酬を餌に、エミリーの殺害を持ちかける。
スティーブンはデビッドに手付金10万ドルを払い、綿密な殺人計画を教え、その
通りに実行するよう言う。
殺人の行われる時間に、スティーブンは友人とカードゲームをしてアリバイ工作を
万全に行い、殺人が終わったころを見計らって家に帰ってみると、意外にもエミリー
は軽傷だけで命は無事で、覆面をかぶった侵入者の死体が台所に横たわっとった。
それはエミリーが正当防衛で殺したもんじゃった。
慌てて死体のポケットから共謀の証拠の、入口ドアの鍵を抜き取って、妻の鍵束に
戻してホッとしたスティーブンじゃったが、警察が来て、死体から覆面をとると、そ
れは見も知らん男性じゃった。
自分の手を汚したくにゃ〜デビッドが、友達に殺人を又請負させとったんじゃ。
デビッドからスティーブンは、殺人教唆の証拠を持っとると脅迫を受け、残金40
万ドルを要求される。
ニューヨーク市警の敏腕刑事(スーシェ)は、死体の周りの足跡などの状況から、
スティーブンに共犯の匂いを嗅ぎつける・・・
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《独断感想・エトセト欄》
ミステリーで面白い。
「ダイヤルMを廻せ!」(1954年/米/監督:アルフレッド・ヒッチコック/出演
:グレイス・ケリー/レイ・ミランド/他)のリメイクじゃが、大筋は似とるが、細
部は相当変更されとるんで、「〜廻せ!」を観とる人でも、面白く観れる。
アンドリュー・デイビス監督は、アクション映画が得意な監督さんじゃが、この映
画じゃ〜、アクションは極力抑えて、ミステリーの面白さを出すよう努力しとるよう
じゃが、あまりに順を追って丁寧に作りすぎとり、わかりやすいのは良いけど、推理
する楽しさが少なくなっとる。
ラストのシメ方も、ちょっと腑に落ちない。
もっとも、DVD版には別なまとめ方のラストも収めて有るとか・・・
主演のマイケル・ダグラスの悪役ぶりが良い。
本来、こわもて顔なんで、悪役が良く似合う。
殺人教唆の完全犯罪を狙ったのが、とんだ見込み違いで、共謀の証拠を隠そうとす
ればするほど、どんどん悪い方向になり、内心慌てまくっとりながら、表面上は落ち
着いて対処しとるような主人公を相変わらずのうまさで演じとる。
グウィネス・パルトロウは、1999年(1998年度)のアカデミー主演女優賞
を受賞した女優だけあり、地味なキャラクターのに、前面に出てくる輝きが見える。
あまり色気を感じんのんじゃが、時々、ドキッとするような色香をふりまく瞬間が
有るんで、たまりましぇん。
重要な鍵を握る役のビゴー・モーテンセンは、不思議な雰囲気を醸し出しとり、結
婚詐欺師的キャラクターじゃ〜ないのに、しっかり納得させてくれる。
それより何より、敏腕刑事役のデビッド・スーシェは、あの独特の目でチョイ役の
に存在感は満点じゃ。
「〜廻せ!」は刑事が犯罪解明に活躍するんじゃが、この映画じゃ〜刑事はあまり
役立っとらんのは寂しい。
まぁ、何にしても、十分合格点に達した面白い映画じゃね〜。
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