ドラゴン/ブルース・リー物語
DRAGON : THE BRUCE LEE STORY
    
 1993年  米  ユニヴァーサル

 (120分)

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1994年1月28日

 監督:ロブ・コーエン                           
 出演:ジェイソン・スコット・リーローレン・ホリー/ロバート・ワグナー/シ
    ャノン・リー/バン・ウィリアムズ/他                
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【物語】
 1940年11月、父の巡業先のサンフランシスコで生まれたブルース・リー(ス
コット・リー)は香港で育ち、子供の頃からカンフーを習い、青年になる頃には、か
なりの使い手になっとった。                         
 20歳の時、香港のバーで米国香港領事の息子を乱闘騒ぎで傷つけ、警察に追われ
る身になる。                                
 狭い香港じゃ〜隠れる所が無いんで、サンフランシスコで生まれた時、父が取って
おいてくれた米国籍証明書を持って、アメリカに渡る。             
 中華料理店の皿洗いをして暮らすが、コック達と喧嘩をしてクビになり、退職金で
大学に進む。                                
 リーは同じ大学の学生にカンフーを教えるよ〜になり、習いに来た白人女性のリン
ダ(ホリー)と愛し合うよ〜になり、やがてリンダの両親の猛反対を押し切って、二
人は結婚する。                               
 生活の為、カンフー道場を開くが、華僑の長老会から、中国古来の秘術を外国人に
教えちゃ〜いけんと言われ、長老会の推薦する男との決闘で勝ったら、道場開設を認
めるとゆ〜約束で試合を行う。                        
 試合には勝つが、卑怯な敗者によって瀕死の重傷を負い、ブルースは一時危篤状態
になる。                                  
 意識は戻っても、満身創痍で身体中がガタガタになっとり、必死のリハビリをしな
がら再起をはかる。                             
 その間、妻リンダへの口述筆記で、クンフーの教習本を出版する。       
 退院後カラテ大会に招かれ、その本の理論講演をした時、会場から実践してみせろ
との怒号により、ブルースに大怪我を負わせた男と、宿命の対決をして勝つ。   
 試合を観戦しとったTVプロデューサーがブルースに「グリーン・ホーネット」の
カトウ役を持ちかける。                           
 これを機に、ブルースはアクション俳優になろうと思うが、アメリカではカトウ役
以外は、俳優として芽が出んかった。                     
 父の葬儀の為、香港に一時帰国したおり、香港でカトウ役のブルースは大人気者で
、香港の映画会社からカンフー・アクション映画の出演依頼が来る。       
 そして香港での映画初出演作品「ドラゴン危機一発」(1971年/香/監督:ロ
ー・ウェイ)が香港で大当たりし、自分が俳優として生きる道は香港でしか無いと、
家族を香港に呼び寄せ、次々とヒット作に出演する・・・            
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《独断感想・エトセト欄》
 1973年7月に32歳で急逝した、ブルース・リーの伝記映画じゃ。     
 伝記とゆ〜ても、ブルース・リーの女性問題や麻薬なんかのスキャンダラスな所に
はあえて触れとらん作りじゃ。                        
 これは、ブルース・リーの大ファンとゆ〜ロブ・コーエン監督の思い入れの強さの
せいのよ〜で、こ〜ゆ〜、え〜ところだけを取り出して描いた伝記映画とゆ〜のは、
一種の情報操作のよ〜に思えるが、純粋な伝記映画とは捉えず、あくまでもエンター
ティンメントとして見れば、それなりに楽しく観れる。             
 主演のジェイソン・スコット・リーは、苗字がブルース・リーと同じじゃが、無縁
の赤の他人じゃ。                              
 血縁が無いんで当然顔の作りが全然違い、終わりまで観てもスコット・リーがブル
ース・リーには一向に見えて来んのはチト淋しいが、カンフー・アクション演技はス
タントマン俳優の演技とうまく編集され、迫力が有り最後まで一気に観せてくれる。
 ブルース・リーのファンには、過去のブルース・リーの出演作品の裏話をかい間見
れる楽しみも有る。                             
 この映画を観ると、ブルース・リーと、昨年、撮影中に不慮の事故で亡くなったブ
ルース・リーの実息ブランドン・リーの父子二人が相次いで不審な死をとげた事を思
い出さずにはおられず、不思議な悲しい運命の影を感じてしまう。        
 それにしても、ほんまに惜しい才能をなくしたもんじゃね〜。         
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