監督:メル・ギブソン
出演:メル・ギブソン/ソフィー・マルソー/パトリック・マッグーハン/キャサ
リーン・マッコーマック/ブレンダ・グリーソン/ジェームズ・コスモ/アンガ
ス・マクファーデン/他
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【物語】
13世紀後半、スコットランド王が世継ぎを残さず他界した為、スコットランドの
貴族は王位を狙って、まとまらず、その隙に英国王エドワード1世(マッグーハン)
が侵略し、スコットランドを英国領土にする。
英国軍によって父と兄を殺され孤児になったスコットランド人のウォレスは、伯父
に引き取られ、スコットランドを離れ、ヨーロッパを旅しながら育ち、やがて成人し
たウォレス(ギブソン)は、生まれ故郷のスコットランドに戻って来る。
幼なじみのミューロン(マッコーマック)と再会したウォレスは、幼い頃からの恋
心を再燃させ、二人はあっとゆ〜間に恋に落ち、周囲に秘密裏に二人だけで結婚式を
挙げる。
しかし、駐留する英国兵にミューロンが乱暴されそうになり、救おうとしたウォレ
スが英国兵を殺し、英国人の領主はウォレスを捕らえる為、ミューロンを捕まえ、み
せしめに殺してしまう。
愛妻を殺され、怒りに火のついたウォレスは、その領主を殺し、勢いにまかせスコ
ットランドの自由を取り戻そうと立ち上がると、これまでの英国人による支配に憤る
多くのスコットランド人も一斉に蜂起する。
エドワード王は、ウォレス達の反逆にタカをくくり、3倍の人数の軍隊を投入して
一気に鎮圧しようとするが、ウォレス達の戦いぶりは目ざましく、圧倒的不利な状況
をものともせず、奇抜な戦法で英国軍を打ち破る。
ウォレスの進撃に脅威を感じたエドワード王は、皇太子妃のイザベル王女(マルソ
ー)を和睦の使者として、ウォレス陣営に送り込む。
イザベル王女は、政略結婚でフランスから嫁いで来たが、夫・皇太子が同性愛者の
為、愛の無い結婚生活を続けとり、純粋で逞しいウォレスに魅力を感じる。
しかし、エドワード王は、イザベル王女が和睦交渉しとる間に、他国に援軍派遣を
依頼しとった。
自分が時間稼ぎに利用された事を知り、エドワード王の卑劣に憤ったイザベル王女
は、英国軍に援軍が来る事をウォレスに教える。
ウォレスはスコットランド貴族達の応援を得て、英国の裏をかく作戦を立て、決戦
にのぞむ・・・
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《独断感想・エトセト欄》
実在した(?)英雄の伝説を描いたスペクタクル映画で、1996年(1995年
度)のアカデミー賞5部門(作品賞/監督賞/撮影賞/音響効果編集賞/メイクアッ
プ賞)を受賞しただけあり、面白さは抜群じゃ。
メル・ギブソンは監督としては「顔のない天使」に続き2作目じゃが、見事にアカ
デミー監督賞を受賞し、才能の高さが実証された。
実際、構成といい、テンポといい、申し分ない。
ちょっと前じゃったら途中休憩の入る3時間近い大作を、中弛みする事なく、グイ
グイ引っ張り、最後まで一気に観せてくれるのは並々ならん腕前じゃ。
また、この映画はどのエピソードもカット出来ん重要な内容なんで、これはもう、
3時間の長さになってもしょうがないね〜?
主演男優としても、力みの無い、自然体の演技が好感が持てる。
ギブソンの澄んだブルーの瞳が、印象深い。
ヒロインの皇太子妃役のソフィー・マルソーが実に色っぽくて綺麗じゃが〜!!
フランス王の娘役なんで、さすがフランス人ならではの雰囲気が漂い、良い!!
全体のキャスティングも素晴らしく、それぞれピッタシの配役で、より一層映画が
楽しめる。
特に集団戦闘シーンの迫力は、ワクワク・ゾクゾクする。
アカデミー撮影賞は、この集団戦闘シーンの見事さから貰えたようじゃ。
過去にもこういったスペクタクル史劇には集団戦闘シーンが出て来て、それの多く
が見事じゃが、中でも「スパルタカス」(1960年/米/監督:スタンリー・キュ
ーブリック/出演:カーク・ダグラス/ローレンス・オリビエ/他)はものすごい。
じゃが、映像や構成の雰囲気などから、わしは集団戦闘シーンとしては「ワーテル
ロー」(1970年/伊・ソ連/監督:セルゲイ・ボンダルチュク/出演:ロッド・
スタイガー/クリストファー・プラマー/他)が一番好きじゃが、「ブレイブハート
」は「ワーテルロー」の戦闘シーンを彷彿させてくれた。
現地ロケによる、重い雲が垂れ、霧がかかってドンヨリと暗いスコットランドの風
景が、実に内容とマッチしとる。
これはもう完全にA級作品じゃね〜。
皆さん是非ご覧下しゃ〜。
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