監督:デビッド・セルツァー
出演:マイケル・ダグラス/メラニー・グリフィス/ジョン・ギールグッド/リー
アム・ニーソン/ジョエリー・リチャードソン/他
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【物語】
第2次世界大戦前のアメリカ。
ユダヤ人のハーフ、リンダ(グリフィス)はアメリカ育ちじゃが、祖母がドイツ語
しかしゃべれんかった為、自然ドイツ語に堪能じゃった。
学歴は無いがその特技を買われ、ニューヨークの弁護士エドワード(ダグラス)の
秘書に採用される。
エドワードはドイツ語が全然出来んので、ドイツ人との会談はリンダが通訳をつと
め、実績を積んで信用されていった。
リンダは映画好きで、特にスパイ映画をよく観とり、エドワードの意味不明な手紙
の口述速記をしとるうちに、これは暗号文じゃと気付き、リンダはエドワードが米国
の情報部員じゃとゆ〜事を知る。
謎めいた男は娘の目には魅力的にうつり、男も風変わりな女に好意を寄せ、二人は
引かれあい愛しあう仲になる。
やがて第2次世界大戦が始まり、アメリカもヨーロッパ戦線に本格的に参戦する。
ドイツ軍のロケット兵器の開発情報を入手したエドワードは、ロケット兵器研究所
を爆撃するため、所在地を探し出さんといけんかったが、潜入しとったスパイは殺さ
れ、新たなスパイを送り込む必要が有った。
リンダは女なら家政婦として屋敷に入れるんで、ドイツ語の得意な自分以外にこの
任務は出来んとスパイ志願する。
リンダには、ベルリンのどこかに隠れ住む、ユダヤ人のいとこを救い出したいとゆ
〜密かな思いも有った。
最初、難色を示していたエドワードじゃが、リンダをスパイとしてスイス経由でド
イツに送り込む。
ベルリンに着いたリンダは、そこで連合国側のスパイとして働くドイツ人娘マルグ
リット(リチャードソン)の手引きにより、目的のドイツ将校の屋敷に、料理人とし
て入り込む事に成功するが、初仕事の晩餐会料理に失敗しクビになる。
晩餐会に出とった別な幹部将校が、クビになったリンダを子守として雇ってくれる
事になり、初期の目標の将校の家ではにゃ〜が、極秘機密に近い将校の家に入れたん
で、リンダはこのままスパイ活動を続ける事にする・・・
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《独断感想・エトセト欄》
女スパイが、昔の思い出を、テレビ番組のインタビューに答えながら綴る、回想形
式で描いてある。
時代は第2次世界大戦中で、舞台がベルリンと来たら、完全な戦争映画のよ〜に思
えるかもしれんが、戦闘シーンはほとんど無く、恋愛映画の趣の方が強い。
しかし、スパイ映画としてもスリルとサスペンスをうまく混ぜ込んで有るんで、2
時間以上の映画じゃが、最後までハラハラしながら一気に観てしまうで〜。
初老になったリンダ役のメラニー・グリフィスの顔や首筋のシワが、メークでしっ
かり作ってあり、この辺はさすがに米映画、手慣れた上手さじゃ。
じゃが、若いとゆ〜歳でもなく、初老にはまだ早いグリフィスには、ちょっと役柄
が合わんかったかもしれんね〜?
「愛に翼を」で見せてくれた自然な演技じゃ〜なく、無理に演技しとるよ〜な臭い
演技が鼻につくが、これはテーマのせいかもしれんね〜?
マイケル・ダグラスは、いつもの精彩さが無いが、この映画じゃ〜どっちかとゆ〜
と脇役なんでしょ〜がにゃ〜か?
ベルリン駅でのロケによる映像が有るが、当時の服装をしたエキストラを大量に使
用し、当時の駅の雑踏の雰囲気がよ〜出とる。
こ〜ゆ〜、本物の数十秒のシーンが有る事により、映画に更に奥行きをつけてくれ
るけ〜大事なカットなんじゃが、日本じゃ〜多分こんな撮影は許可されんじゃろ〜し
、それより利用客が文句をつけるじゃろ〜?
駅の構内でこんな撮影が出来るのも、国民性の違いなんじゃろ〜ね〜。
それはともかく、東西ベルリンでのロケによる本物の雰囲気が味わえる映像と、ス
トーリー展開の面白さから、よ〜出来た映画じゃ。
ご都合主義的なところも有るが、そこはそれ、娯楽映画としてうまく作ってあると
良い方に解釈して、楽しみましょ〜。
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