監督:鴻上尚史
出演:吉岡秀隆/三浦友和/長谷川真弓/真屋順子/麿赤児/入江正徳/高見映/
松重豊/池田成志/松木秀樹/小須田康人/筑紫哲也/石井苗子/斉藤晴彦
/他
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【物語】
強引な商法で社会問題になっとる健康器具販売会社コスモネットワークの営業部員
で、トップ成績を誇る北川(吉岡)は、私生活ではサラ金に900万円の借金が有り
、自宅には毎日借金取りが押しかけとった。
とうとう会社の玄関先に、暴力団員風の借金取りが待ち受けるようになり、営業の
為の外出が出来んよ〜になる。
しょうがないんで、ビル内をウロつくと、立ち入り禁止でいつも施錠されとるはず
のビルの屋上扉が開いとったんで屋上に出てみると、そこに掃除のおばあちゃん(真
屋)と秘書課の日向かな子(長谷川)が居り、3人で”だるまさんが転んだ”をして
楽しく遊ぶ。
北川は遊んどる間、借金なんかのいやな世界を忘れる事が出来た。
おばあちゃんから、屋上出入口の鍵を貰い、それから毎日、北川は屋上に来て、3
人で遊んで時間を潰すようになった。
ある日、3人でいつものように”だるまさんが転んだ”をやっとると、営業のダメ
社員で先日自殺したはずの山口(三浦)が遊びに混じって来た。
北川は驚くが、他の二人は驚きもせず、遊びにまぜてやり、それからは4人で遊ぶ
ようになる。
やがて、山口があの世から山口に似たような境遇の男を大勢連れて来て、遊びの人
数が増える・・・
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《独断感想・エトセト欄》
ラブ・ファンタジーで、そこそこ面白い。
鴻上尚史監督は、人柄なのか、こんな柔らかな空気を満たした映画をうまく作る。
サラ金の強引な取立に追われる男の話なんで、本来は悲惨な内容なのに、何故かほ
のぼのとした雰囲気が全体を包み、笑いながら観とられる。
淡々とした中に、ホンワカとした不思議な気分のまま、最後まで一気に観せてくれ
、名作「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年/米/監督:フィル・アルデ
ン・ロビンソン/出演:ケビン・コスナー他)の日本版と呼ばれる訳がどことなく判
る。
映像も綺麗で、ホッとする映画じゃ。
主演の吉岡秀隆は、劇団若草で「男はつらいよ」シリーズの満男役や、テレビドラ
マ「北の国から」(フジテレビ)の純役でお馴染みじゃが、え〜俳優になったね〜。
この映画は初主演作品じゃが、力みも無く、相変わらず飄々とした自然体の演技で
悲愴感が無いので、ここら辺も映画の雰囲気に良く馴染んどる。
映画のよ〜な事が、ほんまに有ればえ〜ね〜?
何も考えずに、ボーッと観るにはえ〜かもしれん。
ただ、この映画はマイナーなのか、このビデオを置いてあるレンビデ店が少ないよ
うじゃ。
わしも、あちこちのレンビデ店で探したが、6軒中2軒にしかなかった。
観たい人は、ちょっと探さんといけんかもしれんで〜。
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