アダムス・ファミリー
THE ADDAMS FAMILY
    
 1991年  米  オライオン

 (104分)

 Hi−Fiステレオ  ドルビーサラウンド

 ビデオリリース日:1992年11月21日

 監督:バリー・ソンネンフェルド                      
 出演:ラウル・ジュリアアンジェリカ・ヒューストンクリストファー・ロイド
    /クリスティーナ・リッチ/ジミー・ワークマン/エリザベス・ウィルソン
    /他                                
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【物語】
 丘の上に不気味な屋敷を構えるアダムス家は、ちょっと変わった一家じゃ。   
 当主のゴメズ(ジュリア)と妻のモーティシア(ヒューストン)の間に息子・バグ
ズリー(ワークマン)と娘・ウェンズデー(リッチ)の二人の子供がおり、両親は子
供に邪悪な精神や不幸を喜ぶ心を教育しとった。                
 ゴメズの母親は何か訳の判らん料理が得意な不気味な婆さんで、一家全員が薄気味
悪い雰囲気を漂わせてとる。                         
 アダムス家の執事は、まるでフランケンシュタインそっくりの無口な大男。   
 おまけにペットとも言える、手首から先だけの生き物”ハンドくん”が家中を徘徊
しとるとゆ〜、世間の常識が通らん一家じゃった。               
 売れない弁護士タリーは、アダムス家の莫大な財産を狙い、25年間行方不明にな
っとるゴメズの兄のフェスターを利用して、金儲けを企むがうまく行かん。    
 タリーに金を貸しとるクレイブン夫人は、息子のゴードン(ロイド)がフェスター
にそっくりじゃと聞き、息子をフェスターに仕立て、アダムス家の財産を乗っ取ろう
と、アダムス家に乗り込む。                         
 死んだと思っていた兄が、ひょっこり帰って来たとゴメズは大喜び。      
 しかし、モーティシアや娘らは、フェスターが偽物じゃ〜にゃ〜かと疑う。   
 贋フェスターは、一家の異常な生活ぶりに戸惑いながらも、何とか偽物の化けの皮
が剥がれんよ〜に努力するが、奇人変人の集まった一家の生活には、驚かされる事ば
かり・・・                                 
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《独断感想・エトセト欄》
 原作はアメリカン・コミックのブラック・コメディじゃ。           
 監督のバリー・ソンエンフェルドはこれが初監督作品じゃが、元カメラマンだけあ
って、構図といい、色調といい、実にえ〜感じで雰囲気を盛り上げとり、テンポも良
いんで、最後まで一気に観せてくれる。                    
 前半、原作に馴染みのない人(わしも)にとっては、ストーリー展開が不明瞭に感
じるが、徐々に理解していくにつれ面白さが判って来る。            
 主演のラウル・ジュリアはあのラテン系の顔つきがうまくキャラクターにマッチし
とり、そのちょっとオーバーアクション気味な演技がまたピッタシじゃ。     
 アダムス夫人役のアンジェリカ・ヒューストンは「女と男の名誉」でアカデミー助
演女優賞を獲得した演技派じゃが、この映画では能面のよ〜なメイクで淡々とじゃが
不気味な演技を見事にこなしとる。                      
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の”ドク”役でお馴染みのクリストファー・
ロイドは、いつもの怪演技に一層の磨きがかかったように、乗りに乗った感じじゃ。
 ウェンズデー役のクリスティーナ・リッチは「恋する人魚たち」にも出とった、か
わいい女の子じゃが、この映画では無表情の演技がまた実にえ〜ど〜!!     
 どのキャラクターも実にハマッとり、個性の強い俳優の共演は画面に火花が散っと
るよ〜じゃ。                                
 アダムス邸のオープンセットは、不気味な雰囲気が漂う、なかなかしっかりとした
見事なものじゃ。                              
 背景がシャンとしとると、映像に重みが出るね〜?              
 手首から先だけの生き物”ハンドくん”のSFXも小粒じゃがすごいで〜。   
 こ〜ゆ〜原作のアイデアもすごいし、それを見事に映像化する技術もすごい。  
 やっぱし、このへんが米映画の魅力なんじゃね〜?              
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