監督:バリー・ソンネンフェルド
出演:ラウル・ジュリア/アンジェリカ・ヒューストン/クリストファー・ロイド
/クリスティーナ・リッチ/ジミー・ワークマン/エリザベス・ウィルソン
/他
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【物語】
丘の上に不気味な屋敷を構えるアダムス家は、ちょっと変わった一家じゃ。
当主のゴメズ(ジュリア)と妻のモーティシア(ヒューストン)の間に息子・バグ
ズリー(ワークマン)と娘・ウェンズデー(リッチ)の二人の子供がおり、両親は子
供に邪悪な精神や不幸を喜ぶ心を教育しとった。
ゴメズの母親は何か訳の判らん料理が得意な不気味な婆さんで、一家全員が薄気味
悪い雰囲気を漂わせてとる。
アダムス家の執事は、まるでフランケンシュタインそっくりの無口な大男。
おまけにペットとも言える、手首から先だけの生き物”ハンドくん”が家中を徘徊
しとるとゆ〜、世間の常識が通らん一家じゃった。
売れない弁護士タリーは、アダムス家の莫大な財産を狙い、25年間行方不明にな
っとるゴメズの兄のフェスターを利用して、金儲けを企むがうまく行かん。
タリーに金を貸しとるクレイブン夫人は、息子のゴードン(ロイド)がフェスター
にそっくりじゃと聞き、息子をフェスターに仕立て、アダムス家の財産を乗っ取ろう
と、アダムス家に乗り込む。
死んだと思っていた兄が、ひょっこり帰って来たとゴメズは大喜び。
しかし、モーティシアや娘らは、フェスターが偽物じゃ〜にゃ〜かと疑う。
贋フェスターは、一家の異常な生活ぶりに戸惑いながらも、何とか偽物の化けの皮
が剥がれんよ〜に努力するが、奇人変人の集まった一家の生活には、驚かされる事ば
かり・・・
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《独断感想・エトセト欄》
原作はアメリカン・コミックのブラック・コメディじゃ。
監督のバリー・ソンエンフェルドはこれが初監督作品じゃが、元カメラマンだけあ
って、構図といい、色調といい、実にえ〜感じで雰囲気を盛り上げとり、テンポも良
いんで、最後まで一気に観せてくれる。
前半、原作に馴染みのない人(わしも)にとっては、ストーリー展開が不明瞭に感
じるが、徐々に理解していくにつれ面白さが判って来る。
主演のラウル・ジュリアはあのラテン系の顔つきがうまくキャラクターにマッチし
とり、そのちょっとオーバーアクション気味な演技がまたピッタシじゃ。
アダムス夫人役のアンジェリカ・ヒューストンは「女と男の名誉」でアカデミー助
演女優賞を獲得した演技派じゃが、この映画では能面のよ〜なメイクで淡々とじゃが
不気味な演技を見事にこなしとる。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の”ドク”役でお馴染みのクリストファー・
ロイドは、いつもの怪演技に一層の磨きがかかったように、乗りに乗った感じじゃ。
ウェンズデー役のクリスティーナ・リッチは「恋する人魚たち」にも出とった、か
わいい女の子じゃが、この映画では無表情の演技がまた実にえ〜ど〜!!
どのキャラクターも実にハマッとり、個性の強い俳優の共演は画面に火花が散っと
るよ〜じゃ。
アダムス邸のオープンセットは、不気味な雰囲気が漂う、なかなかしっかりとした
見事なものじゃ。
背景がシャンとしとると、映像に重みが出るね〜?
手首から先だけの生き物”ハンドくん”のSFXも小粒じゃがすごいで〜。
こ〜ゆ〜原作のアイデアもすごいし、それを見事に映像化する技術もすごい。
やっぱし、このへんが米映画の魅力なんじゃね〜?
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