監督:スティーブン・フリアーズ
出演:ダスティン・ホフマン/ジーナ・デイビス/アンディ・ガルシア/ジョアン
・コサック/ケビン・J・オコナー/モーリー・チェイキン/ステファン・
トボロウスキー/クリスチャン・クレメンソン/他
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【物語】
コソ泥で捕まり、執行猶予で保護観察処分中のバーニー(ホフマン)は、目立たぬ
生き方をモットーにしとり、他人に全然信用が無かった。
そんなバーニーが、旅客機の墜落現場に遭遇する。
冬の川の中に落ちた飛行機のドアを開ける為、水の中を歩いて飛行機のそばに行き
、ドアを開けると、飛行機の後部はすでに炎が出て、いつ爆発するか分からん状態に
なっとるんで、中から我先にと乗客が飛び下りて来る。
逃げ出した乗客の男の子が、自分の父親がまだ機内に残っとり、逃げ出せんので助
けてくれ、とバーニーに救いを求める。
別れた妻と暮らす息子によく似た年頃の男の子の哀願に、渋々、煙の立ち込める機
内に入り、怪我をして動けん人を次々に救助する。
TVニュースの人気女性レポーターのゲイル(デイビス)も、助け出された一人じ
ゃった。
ゲイルのハンドバッグを火事場泥棒したバーニーは、消防や救助隊が到着するや、
ソソクサとその場から姿を消す。
途中で車がエンストし、ホームレスで車を家にしとるババー(ガルシア)とゆ〜若
者の車に便乗させてもらう。
バーニーはババーに飛行機事故の模様を話し、靴を片方無くしたんで、もう一方だ
け残った靴を、ババーにやる。
ゲイルは、自分を助けてくれてすぐ姿を消した男を、旅客機の乗客全員の命を救っ
た謎のヒーローとして報道番組を作り、現場に残された片方の靴を手掛かりに、名乗
り出たら100万ドルやると言って行方を探す。
賞金を知ったババーが、テレビ局に自分がその男じゃと名乗り出て、バーニーから
聞いた事故の様子をしゃべり、バーニーから貰った片方の靴を見せ、ゲイルを信用さ
せてしまう。
バーニーは、ゲイルのバッグから抜き取ったカードの密売で捕まり、投獄されてし
まい、いくら自分が本物のヒーローじゃとゆ〜ても、今までのバーニーの言動から、
誰も信用してくれん。
バーニーが牢屋に居る間に、マスコミの力でババーの人気はうなぎ上りになり、国
中からババーはヒーローとして尊敬されるよ〜になる・・・
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《独断感想・エトセト欄》
社会風刺コメディとでもゆ〜んかしらん?非常におもしろい映画じゃ!!
とゆ〜ても、別に腹をかかえて笑うギャグが有る訳じゃ〜ない。
スティーブン・フリアーズ監督は、このイライラするよ〜な展開をみごとにまとめ
とり、冒頭の裁判シーンからグイグイ引き込み、アレヨアレヨとゆ〜間に内容がガラ
リと変化して、アクション映画でも無いのに、静かにハラハラ・ドキドキさせ続けて
、最後まで一気に観せるてくれるで〜。
人間のいやらしさ、信用の無さを描きながら、シンデレラを彷彿とさせてくれるの
がまた楽しい。
主演のダスティン・ホフマンは、普段は無気力じゃが、息子にだけはえ〜恰好をし
続ける、冴えん中年男を相変わらずの巧演で、観る者をうまくイラつかせてくれる。
こんなデタラメな半端男から、「フック」(1991年/米/監督:スティーブン
・スピルバーグ)のフック船長まで、ほんまにこの人の芸幅の広さには、いつも感心
させられるね〜?
ジーナ・デイビスは、どっちかとゆ〜とそんなに美人とは言えんキャラクターなん
じゃが、何故か魅力的な女優さんじゃ。
やり手レポーターが、偽物にコロリとだまされてしまい、報道賞の授賞式でスピー
チした内容と違う事になる、皮肉な役まわりを好演しとる。
アンディ・ガルシアはホームレス姿もよく似合い、また、ヒーローにまつり上げら
れてからは、それらしい風格も段々出てくる若者役にピッタリじゃ。
他の共演者も芸達者が揃い、2時間がアッとゆ〜間じゃ。
時間のタップリ有る時、こ〜ゆ〜良く出来た映画を、ユックリ鑑賞して下しゃ〜。
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