101匹わんちゃん
One Hundred and One Dalmatians
    
 1961年  米  ウォルト・ディズニー

 (87分)  コピーガード仕様

 Hi−Fiステレオ 日本語吹替版  二カ国語版  字幕スーパー版

 ビデオリリース日:1995年10月6日

 監督:ウォルフガンフ・ライザーマン/ハミルトン・S・ラスク/クライド・ジェ
    ロニミ                               
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【物語】
 ロンドンに住む作曲家のロジャーと妻のアニータ夫婦は、ダルメシアンの雄犬ポン
ゴと雌犬パディータを飼っとった。                      
 アニータの女友達で、金持ちでわがままで鼻もちならんクルエラは毛皮が趣味で、
ダルメシアンの子犬の毛皮でコートを作ろうと考えとり、パディータが産んだ子犬1
5匹全部を譲ってくれとアニータに申し込む。                 
 じゃが、ロジャーがクルエラの申し出を断ったんで、自分の思い通りにならん事は
許せん性格のクルエラは、そんならと15匹の子犬を、二人組の泥棒に命令して盗み
出させる。                                 
 子犬を盗まれたロジャー達はすぐ警察に届け、警察はクルエラの周辺を捜査するが
子犬は見つからん。                             
 クルエラは子犬泥棒の捜査が身に及ぶ事を考え、子犬をロンドンから遥か遠く離れ
た田舎の、もう永く人の住まん古い屋敷に隠し、そこで二人の手下達を使って毛皮に
するつもりじゃった。                            
 人間の捜査じゃ〜埒があかんと考えたポンゴは、夕方の散歩の時、丘の上から遠吠
えで、子犬の誘拐を伝え、英国中の犬に捜索の協力を依頼する。         
 ポンゴの依頼は、犬から犬へ遠吠えで伝わり、やがて子犬が隠された古屋敷の近く
まで届き、子犬を見たとゆ〜情報がポンゴの元に戻って来る。          
 ポンゴはパディータと一緒に家を飛び出し、その情報源の田舎まで行き、子犬を救
出しようとする。                              
 じゃが、古屋敷にはポンゴ達の子供達15匹以外にも、他から買われて来たダルメ
シアンの子犬が84匹居り、全部で99匹の子犬が居った。           
 どっちにしても、このままじゃ〜子犬全部が殺されて毛皮にされてしまうんで、ポ
ンゴは子犬全員を連れて逃げようと考え、99匹の子犬とポンゴ夫婦の2匹で101
匹の大脱走が始まる・・・                          
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《独断感想・エトセト欄》
 動物アニメで非常に面白い。                        
 犬や猫や馬なんかがセリフ以外擬人化されず、丁度「わんわん物語」の様な感じで
展開して行く。                               
 (犬に眉毛が有るのも「わんわん物語」と一緒)               
 ストーリーは単純じゃが、結構ハラハラする作りで、最後まで面白く一気に観せて
くれる。                                  
 特にわしの様な犬好きにはたまらんね〜。                  
 犬の動きの描写が実に素晴らしい。                     
 また犬の種類によって吠える声質が違い、走り方も違うが、それらが見事に描き分
けて有る。                                 
 ここらへんは、さすがディズニー・アニメ、うならせてくれるで〜。      
 ディズニー・アニメの中でも屈指の悪女クルエラの、わがままな、嫌な性格描写も
見事で、映画に奥行きをつけとる。                      
 ところで、アニメは、まずアニメーターにより白紙の上に鉛筆で、キャラクターを
線で描く”作画”で始まる。                         
 ”作画”された紙の上に描かれた絵を、薄い透明のアクリル板にかき写し、裏側か
ら彩色する。                                
 これがいわゆる”セル画”で、背景の上にこれを重ねて、映画の35ミリフィルム
にコマ撮りして行くわけじゃ。                        
 セル画を作成する行程は、”作画”した人では無く、”セル画”描き専門の部所の
人により描かれる。                             
 つまり、アニメーターによる”作画”段階の筆のタッチは、”セル画”の時点で別
の人間のタッチに変化してしまう。                      
 これを嫌ったディズニーのアニメーター達は、何とか自分たちの描いたタッチをそ
のまま映像にしたいと思い、特殊なコピー機を英国のランク・ゼロックス(ゼロック
スの前身)と共同開発し、紙の上に描かれた”作画”をそのまま”セル画”にする手
法を編み出した。                              
 それが、この映画から使われ始め、製作時間の短縮のみならず、アニメーターのタ
ッチを生かした絵が生き生きと動きまわるようになった。            
 もっとも、現在のディズニー・アニメは”作画”された紙の絵をスキャナーでCG
取り込みし、彩色をコンピュータで行う為、コンピュータ・データが有るのみで、”
セル画”は存在せんとか。                          
 じゃが、この映画では99匹のダルメシアンの子犬がゾロゾロと走るシーンなんか
を見ると、まったく良く描いたもんじゃと、アニメーターの根気の良さに呆れるやら
称賛の拍手を送りたくなるやら。                       
 余談じゃが、昔、この映画の日本初公開時の邦題は「101匹わんちゃん大行進」
じゃったが、今回から「101匹わんちゃん」に改題されとるね〜。       
 何にしても、ご家族で安心して楽しく見れる1本じゃ。            
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