「零戦」の謎


 これは元予科練出身で、「零戦」の若きパイロットでもあった、福山市多治米町4
丁目の”中林正春”さんが、オマージュとして全部一人で作りあげたもんじゃ。  
 パイプの先端に小さく見える「零戦」はプラモデルじゃが、大きな「零戦」は、昔
米入れに使われとったブリキ箱を廃物利用して、たたき出しで製作したそうじゃ。 
 ひとつひとつの形が微妙に違い、「零戦」のフォルムにも少し違いがあるようじゃ
が、図面も無しでいきなり作られたそうで、それにしては良く出来とる。     
 玄関入口横に立つ「虎将軍」は、どうも単に趣味で建ててあるようじゃ。    
 室内には、ラジコンで本当に空を飛ぶ「零戦」(翼長さ1.5mほどの大きなもの
)が有った。                                
 敷地内左側の奥行の狭い道具棚のようなところに、予科練時代の思い出を、漫画や
イラスト、押絵、写真などで、レイアウトされたオマージュが展示してある。   
 一生懸命製作してあり、小さな戦争展示館の趣がある。            
 20才で終戦を迎えたそうで、空中戦の体験も何度もあるとか。        
 奇跡的に生還されたそうじゃ。                       

 丁寧に挨拶して、見せて欲しいと言うと、快く見せていただける。       
 盆栽などと同じように、あくまでも個人のお宅の敷地内にある、個人的な趣味のモ
ノなんで、近くで見たい人は礼儀正しくお願いして、承諾を得てから見せてもろ〜て
下しゃ〜ね。                                


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